ヘアオイルの種類や特徴は? もっと効果的な使い方6選
ヘアケアアイテムとして人気が定着したヘアオイル。
各社から色々な商品が販売されており、ドラッグストアなどではたくさんの商品が並んでいます。
毎日のヘアケアに取り入れている方も多いと思いますが、正しい使い方ができていますか?
アウトバストリートメントとして、シャンプー後につけるだけなんてもったいない!
種類によって違うヘアオイルの特徴を知って、もっと効果的な使い方で髪をサラツヤにしませんか?
ヘアオイルの種類
ヘアオイルは大きく分けると2つに分類できます。
植物性ヘアオイルと鉱物性ヘアオイルです。
それぞれの特徴や選び方とは?
植物性ヘアオイル
植物性ヘアオイルとして代表的なものは、椿油・オリーブオイル・ホホバオイル・アルガンオイル・ボタニカルオイル・ひまわりオイルなどです。
髪だけではなく頭皮もケアしたい場合には、これらの植物性ヘアオイルが適しています。
天然由来成分100%で作られたヘアオイルは、髪や肌に優しく敏感肌の人でも安心して使うことができます。
また、毛穴をふさぐこともないので、頭皮ケアにも最適です。
植物性ヘアオイルは色々な使い方ができますので、コスパ的にも優秀です。
鉱物性ヘアオイル
石油を原料として作られたオイルで、ミネラルオイルとも呼ばれています。
髪をコーティングしてくれるシリコン入りが主流なので、髪に艶を与え保護しますので手触りも良く指通りをなめらかにしてくれます。
石油やシリコンというと悪者のイメージですが、そんなことはありません。
ほとんどのトリートメント類には入っていますし、洗髪でキレイに落ちる蓄積しないような分子の小さなシリコンの商品を選べば大丈夫です。
医療で使用されるワセリンやベビーオイルなども、鉱物油にふくまれます。
ヘアオイルの基本的な使い方
一般的なヘアオイルの使い方を、まずおさらいしてみましょう。
植物性・鉱物性どちらの場合も基本となる使い方です。
特に鉱物性オイル入りヘアオイルの使用目的は、髪のまとまりや保護・そして艶を与えることなので、この基本の使い方がベストです。
ヘアオイル使用方法
①普通にシャンプーをします。
②トリートメント(リンス・コンディショナー)も通常通り行いましょう。
③タオルドライをしっかりします。
(地肌をざっと拭いたら、毛先はタオルではさんでポンポンとたたいて水分をとります)
④その後、ヘアオイルを適量手のひらにとります。
(商品によりますので、説明通りの量。
多いとべたつきの原因になりますので、少な目にとり足りなければ、後から追加するほうがいいでしょう。)
⑤手のひらや、指の間にしっかりなじませます。
⑥髪の毛先&内側から手早くなじませます。
⑦中間~毛先全体になじませたら、もういちど毛先をにぎったりしながらなじませましょう。
(この時注意することは、髪の根本にはつけないこと!
ショートヘアの場合は毛先のみにつければじゅうぶんです)
⑧なじませたら、すぐにドライヤーで乾かしましょう。
(根本を中心に乾かし、毛先は乾かし過ぎないように。)
植物性オイルの効果的な使い方3選
植物性ヘアオイルをもっと効果的に使う方法を3つ紹介します。
週に1度のオイルパック
お風呂の前に行います。
ヘアスプレーなど固まるスタイリング剤がついていない、乾いた髪におこないましょう。
①目の荒いブラシでブラッシングして、髪のホコリをとりのぞき、地肌の血行を良くします。
②オイルを手のひらにとり、体温で温めてから地肌全体になじませるようにマッサージします。
③全体になじんだら、目の粗いクシで少しずつオイルが髪に広がるようにとかします。
④10分位そのまま放置。
より効果を高めたい場合は…
*ホットタオルで髪をつつんでからヘアキャップをかぶる。
*湯船につかってリラックスしながら頭皮マッサージを行う。
⑤その後、通常通りシャンプーをします。
*地肌をマッサージするときのオイルは、ホホバオイル・アルガンオイルなどの殺菌・抗菌作用のあるオイルが最適です。
もっと手軽に地肌マッサージ
シャンプーに混ぜて使います。
シャンプーしながら、地肌を丁寧にマッサージしましょう。
これなら、普段と同じように洗うだけで地肌の汚れが落ち、マッサージ効果も得られます。
トリートメント保湿効果を高める
トリートメントに混ぜて使います。
いつものトリートメントよりも、よりしっとりとした効果が得られます。
保湿効果あ上がることで、毛先のパサつきも改善し、まとまりよい扱いやすい髪になります。
これなら、普段と変わらないケアでいいので、忙しい時でも手軽に続ける事ができます。
鉱物性(入り)ヘアオイルの効果的な使い方3選
次に鉱物性配合のヘアオイルの特徴をいかした使い方を3つ紹介します。
朝のブロー前に使う
髪がパサつく方や広がりやすい方は、寝癖なおしやブローする前に毛先につけておくと、まとまりやすくなります。
クシ通りもよくなりますので、髪が摩擦のダメージからも守ります。
スタイリングの仕上げに使う
特にロングヘアの方は、毛先が乾燥しやすいです。
ブローやヘアアイロンで綺麗にセットしたあとに、重いスタイリング剤を毛先につけてしまうとカールがよれたり伸びたりしてしまいますよね?
そんな毛先のきになるパサつきには、ヘアオイルを少量なじませておくことをおすすめします。
ヘアスタイリング剤に混ぜて使う
ヘアオイルはそのままスタイリング剤として使えるほか、ワックスやムース、ヘアクリームに混ぜて使うことができます。
特に毛先をしっとりとした質感にしたい時などに、オイルを少し混ぜるとスタイリング剤単品使いよりもテクスチャーもやわらかくなり、より髪になじませやすくなります。
スタイリング剤はヘアスタイルが変わると、使わなくなってしまったりして放置してしまうことも多いですが、オイルを混ぜることでまた違った使い心地に変化し、新たに買い足さなくても使えるものも多いです。
ヘアオイルの選び方や注意点
ヘアオイルの選び方は、鉱物性と植物性という違い以外にもテクスチャーや使用感で選ぶことも大切です。
髪質・好みの仕上がりによって使い分ける
髪が細い・量が少ない方におすすめなヘアオイルは、サラっとした形状のヘアオイルです。
ドロッとしたタイプだと、どうしてもべたっとした質感になってしまうのでふんわりとしたスタイルが作れません。
逆に、髪が多く硬くて広がるような方にはドロッとしたタイプのヘアオイルをおすすめします。
毛先にしっとりとなじみ、艶もでてまとまりやすくなります。
ヘアオイルは香りで選ぶのもおすすめ
特に、鉱物性のヘアオイルを選ぶときには香りも重要です。
スタイリング剤を香りで選ぶことは難しいですが、鉱物性ヘアオイルは香り重視で選ぶこともできます。
シャンプー、トリートメントなどとシリーズでそろえたり、口コミを見て好きな香りを選ぶのもいいですね。
ヘアオイルを使う時の注意点
ヘアオイルの注意点は、鉱物性の場合シリコンが毛穴をふさいでしまうので地肌や髪の根本につけないことです。
そして鉱物性、植物性どちらもヘアアイロン前にはつけてはいけません。
アイロンの前につけていい。
という情報もネットには書かれているのを見かけますが、それは間違いです。
ヘアアイロンを使う時は、何もつけない乾いた髪で使いましょう。
湿っていたり、オイルをつけての使用は髪に大きなダメージを与えます。
前日の夜シャンプー後につけるのは大丈夫です。
まとめ
ヘアオイルの効果的な使い方。
植物性のヘアオイルは頭皮から髪全体に使うことができ、ヘアケアにも効果的。
そして、鉱物性オイル配合のヘアオイルは艶を出したり、髪を保護することに効果を発揮することがわかりました。
そして植物性のオイルは比較的どんな使い方もできますが、鉱物性配合のものは地肌に着けると毛穴をふさいでしまうデメリットがあります。
髪質や髪の状態によって使い分けることが大切です。