保湿美容液の効果がアップ!?美容液を利用したラップパックのやり方と注意点
保湿美容液は、高い保湿成分を配合している、乾燥肌の方の強い味方だと言えます。
そんな保湿美容液の効果をより高めてくれるような使い方があるのです。
それが、ラップパックです。
そうして効果が高まるのであればそれに越したことはありません。
そこでここでは、ラップパックのやり方と、それをする上で気を付けたいポイントについて紹介します。
美容液をつけたあとにラップを乗せるだけ
ラップパックと言うと、なんとなく難しい大層な物を想像する方もいるかもしれません。
でも、ラップパックとは別に、なんら難しいものではありません。
ラップパックというのは、その名の通りに、ただただ肌の上にサランラップをつけるだけのものになります。
基本的なやり方としては、まず普通に洗顔をした後に化粧水をつけます。
そして化粧水をつけた後に、保湿美容液をつけていきます。
保湿美容液をつけたら、あとはその上からサランラップをのせていくだけです。
ただこれだけのすごく簡単なケアになります。
なので、だれでもそしてすぐにでも実践できる保湿ケア方法だと言えるでしょう。
でも、なぜ肌の上にサランラップを乗せるのが効果的になるのでしょうか?
ラップが蒸発を防いでくれる
ラップをすることで保湿美容液の保湿力があがるというのは、それをすることによって、その保湿美容液が蒸発して行きづらくなるからです。
いうなれば、上からそれにバリアをはるという事になります。
バリアがはられていたら、上に逃げることは出来なくなります。
上に逃げることが出来なくなったら、その保湿美容液は下に逃げていくしかなくなるでしょう。
ということはつまり、その保湿美容液がより浸透するようになるのです。
当然ですが、肌の上にのせた保湿美容液は、そこからそのまま蒸発してしまうよりも、肌の奥深くまで浸透していった方が保湿力は高くなるでしょう。
だから、サランラップでパックをすると、保湿美容液の効果が高くなると言えるのです。
こんなに簡単に保湿美容液の効果が高くなるのですから、保湿美容液を使用する際には、ラップパックを積極的に取り入れていくのがおすすめになります。
乗せすぎないように注意が必要
でも、ラップパックにも注意点はあります。
最初の注意点は、それを長い時間肌の上に乗せすぎないようにするという事です。
それをあまりに長い間肌の上に乗せていても、これ以上その保湿美容液は浸透することができないのに、それでも蒸発することも出来ないというような状態になりかねません。
保湿美容液は、つければつけるだけ浸透していくというようなものではありません。
これ以上はもう無理と言う限界が、肌の方にもあるものなのです。
その肌の方の限界を無視してそのまま無理やり押し込もうとしても、それは入っていってくれません。
しかし、上からラップでバリアをされているわけですから、それは蒸発することもそうそうできません。
ということはどうなるかと言うと、それが毛穴を埋めてしまうことになるのです。
毛穴のつまりに繋がる
つまりそれは、毛穴のつまりに繋がります。
毛穴が詰まってしまうと、それによってニキビができやすくなるでしょう。
美容液を利用しての保湿ケアは、そもそも何のためにしているのかと言ったら、それは間違いなく肌を綺麗にするためにしていることになるでしょう。
肌を綺麗にするために保湿ケアをしているのに、結果そのせいでニキビができてしまっていたら、せっかくの保湿美容液がすごく無駄になります。
保湿美容液は、決して安いものではないでしょう。
なので、それなりに思い切った買い物だったはずです。
それなのにそれが逆効果になってしまっていたら、それはすごく残念です。
なのでそうならないように、保湿美容液を使用する際にサランラップでパックをするのであれば、それはあまり長くやり過ぎないようにしていきましょう。
どのくらいやれば良いのか
でも、あまり長くやり過ぎないようにしろと言われても、具体的にはどのくらい行えば良いのでしょうか?
それは、だいたい5分くらいになるでしょう。
長くても7分8分くらいにしておくのがおすすめです。
それくらいであれば、毛穴のつまりになることはないでしょうし、しっかりと肌の奥まで保湿成分を浸透させるのに十分な時間があると言えるでしょう。
ラップが汚れていないかどうかにも注意
サランラップは、意外と使っていない部分も汚れてしまう事が多かったりするものです。
たとえば基本的にはキッチンにあるでしょうから料理中の何かがついてしまったりすることもあるでしょうし、あるいは上手く着れなくて上を開けて切っているうちに、色々な汚れがついてしまったりするという事もあるでしょう。
もしそうして汚れているサランラップを使用してパックをしていたらどうなるでしょうか?
それは、雑菌を肌に浸透させようとしているのと同じことになってしまうでしょう。
そうして雑菌を肌に浸透させてしまっていたら、肌は間違いなくぼろぼろになってしまいます。
それは良くありませんから、ラップパックをする際には、ラップが汚れていないかどうかをしっかりとチェックしてから乗せるようにしていきましょう。
肌が汚れているのも同じようにだめ
汚れているのがダメなのは、ラップだけではありません。
肌も、それは同じことなのです。
基本的にはラップパックをする時には、洗顔をして、化粧水をつけて、そして美容液をつけてと言うオーソドックスな流れで行うでしょう。
だから、肌自体が汚れているということはあまりないでしょう。
しかしたとえば、化粧水をつけてから保湿美容液をつけるまでにタイムラグがあったらどうでしょうか?
たとえばその間に歯磨きをしたり、或いは洗濯物を畳んだりして、そしてそれから保湿美容液をつけると言う方もいるでしょう。
その場合には、ハウスダスト等がたくさん顔についてしまう事も考えられます。
なのでソレを肌に押し込んでしまう事になるでしょう。
そうさせない為には、ラップだけではなく、しっかりと肌の方の汚れにも気を付けるようにしていきましょう。
保湿美容液をつけすぎないようにも注意
保湿美容液をつけた後にラップパックを長くやり過ぎていると、浸透しきれなかった保湿美容液が毛穴を詰まらせてしまうと紹介してきました。
それと同じことが、シンプルに保湿美容液をつけすぎることでも起こってしまいます。
そもそもつける量が多すぎたら、パックの時間が長くても短くても、そしてもはやパックをしなくても、保湿美容液が毛穴に詰まってしまう可能性は高くなるでしょう。
だから、保湿美容液をたくさんつけすぎるというのは良くないと言えるのです。
保湿美容液を使いたくなるくらいに乾燥している方は、なんとなく保湿美容液をたくさんつけたくなるのはわかります。
でも、保湿美容液をたくさんつけたところで、むしろ逆効果になってしまうのですから、保湿美容液をつける量にはしっかりと注意を払っておきましょう。
ラップでしっかりと浸透するわけなのですから、気持ち少なめなくらいでも平気でしょう。
まとめ
保湿美容液の効果をアップさせてくれるラップパックのやり方と、その注意点については以上の通りになります。
ラップパックにはこのように注意するべき点も多いですから、実際にする際にはしっかりと気を付けて行ってください。
しかししっかりと注意して行えば効果的なことではあるので、是非一度は試してみていただきたい美容法です。