思春期&大人ニキビ対策の秘訣は?洗顔料選びの3つのポイント
ニキビを防ぐためには、毛穴をしっかりと洗顔しながら水分を保つ必要があります。
ただ、一言でニキビと言っても思春期のニキビと大人になってから繰り返す大人ニキビでは、原因も対策も異なります。
間違ったケアをしてしまうと余計にニキビがひどくなってしまう場合があります。
そこで、それぞれのニキビにおすすめの洗顔料を紹介します。
目次
思春期ニキビとは
10代のころのニキビは、思春期ニキビと言われ、おでこや頬のあたりに幾つかできます。
ニキビができてからも、ニキビを予防する時も、最適な洗顔料を選ぶときのポイントを紹介します。
思春期ニキビ予防に大事な3つのポイント
思春期のニキビを治すためには洗顔料を見直すところから始めましょう。
ポイント1・洗顔後の水分補給力
洗浄成分があまり強すぎないというのが大事です。
ニキビを防いでくれる成分を主目的にしたい方も多いと思いますが、皮膚の乾燥はニキビの大きな原因の1つで、皮膚に潤いを与えるのも殺菌力と同じよう大事なことです。
ですからまずは保湿成分を含む洗顔料を選ぶのがおすすめです。
例えばヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分の入った洗顔料は、肌の水分を補給することで、肌を乾燥させないようにします。
ポイント2・毛穴の汚れを取る
毛穴の詰まりも、ニキビを引き起こす可能性があります。
したがって、毛穴に付着した汚れを除去していくことが、ニキビの改善や予防のために重要なのです。
しかし、肌を乾燥させないためには、皮脂を過剰に取ってしまわないように注意する必要があります。
必要な皮脂を残しつつも、毛穴の汚れをきちんと取り除くには、毛穴の汚れを吸着させる洗顔料を選ぶのが良いでしょう。
毛穴の汚れを取るおすすめの成分は、天然クレイというカオリン、モンモリロナイトなどや、さらに炭などです。
これらの成分は、毛穴に付着した汚れを吸着して洗い流す効果があり、ニキビの原因となるケラチンを除去するので、思春期ニキビの洗顔料としておすすめします。
ポイント3・ニキビの原因となるアクネ菌と戦う
原因菌であるニキビ菌の増殖抑制効果が高い成分を含む洗顔料をおすすめします。
思春期ニキビケア製品の多くの洗顔料は、思春期ニキビ細菌に対しての対策が講じられています。
アクネ菌と戦うおすすめの成分はサリチル酸、イソプロピルメチルフェノール、硫黄等です。
思春期ニキビにおすすめの洗顔料
ビーグレン クレイウォッシュ薬用ニキビ
- 価格:3,800円
- 内容量:150g
- 販売元:b.glen
泡立たない洗顔料で肌をこすらずニキビ肌を改善。
乾燥した肌にできるニキビに悩む方におすすめです。
洗浄力の強い泡での洗顔は、汚れだけでなく必要な皮脂まで落としてしまい、一層乾燥します。
泥によって毛穴に詰まった汚れを取り除きながらも必要な皮脂はきちんと残して、ごしごししなくても洗えるのがポイントです。
プロアクティブ+スキンスムージングクレンザー
- 価格:5,800円
- 内容量: 120g
- 販売元:ガシー・レンカー・ジャパン
ソフトスクラブというマイクロビーズが古い角質を綺麗に落とし、余分な皮脂や汚れをきちんと洗い流します。
殺菌力の強いサリチル酸がニキビの原因となる菌を抑制します。
保湿成分入りですから、洗顔後は乾燥せずに水分が残ることがポイントです。
大人ニキビ予防に大事な3つのポイント
大人ニキビは皮脂の過剰分泌が主な原因の思春期ニキビとは違い、乾燥・肌を守るバリア機能の低下、毛穴のつまり、ホルモンバランスの乱れ、ストレス等によって起こります。
そのため、思春期ニキビ用の洗顔料を選んでは効果が減少する場合があります。
大人ニキビの原因は、乾燥や肌バリア機能の低下、ホルモンバランスの不調、ストレス等で、皮脂の過剰分泌が主な原因である思春期のニキビとは異なります。
したがって、うっかり思春期ニキビのための洗顔料を選んでしまうと、その効果が低下する可能性があります。
ポイント1・泡立ちが悪い、刺激が強いのはNG
大人ニキビ肌の方が最も避けないといけない洗顔料は、泡立ちが悪かったり刺激が強かったりするものです。
泡立ちが悪いとついつい強くごしごしと必要以上の力で擦ってしまいがちになるため、洗顔のたびに肌が傷ついてしまいます。
洗浄力の強いスクラブという粒状の洗顔料配合のものでもやはり肌に強いダメージを与えてしまいますので、購入は避けた方が良いです。
ポイント2・石油系界面活性剤は避ける
ふわふわな泡を作るために泡立ち向上の意図で多くの洗顔料には石油系界面活性剤というものが含まれています。
しかし、肌にはあまり良くない成分と言えます。
肌に必要な皮脂までも洗い落としてしまう恐れがあり、できれば避けましょう。
肌に必要な皮脂までもが失われてしまうと、肌は失った脂分をまた補充しようと一層、皮脂を分泌し、かえってニキビを悪化させることになってしまいます。
外的刺激から肌を守る機能を低下させてしまうこともあるので、大人ニキビを繰り返すだけでなく、シワやシミ、くすみといった肌トラブルの原因となることさえもあります。
大人ニキビに悩んでいる方は石油系界面活性剤等が含まれていない洗顔料を購入するように心掛けましょう。
ポイント3・固形石鹸を使う
大人ニキビ肌の方におすすめなのが、洗顔用の固形石鹸です。
不要な皮脂や汚れを落としてさらっとした肌に仕上げます。
洗顔後、肌が乾燥する感じがする場合には化粧水ですぐに保湿しましょう。
洗顔後は皮脂の洗い残しがあるとそれが酸化し、シミやしわといった肌トラブルの原因になります。
肌トラブルを防ぐためにもきちんと洗顔で汚れを取りましょう。
さらにチューブ入りタイプの洗顔料とは異なり、固形石鹸には界面活性剤が入っていない製品が多いです。
固形石鹸は泡立ちが良く、愛用し続けることができるのでおすすめです。
余分な油が肌に残らないので、肌トラブルが起きにくいのが特徴です。
しかも肌への刺激が弱く、洗浄力が強いというメリットがあり、ニキビの原因の一つでもある油分をきちんと落としてさっぱりと洗えます。
大人ニキビにおすすめの洗顔料
薬用ニキビ洗顔石けん 「NonA(ノンエー)」
- 値段:2,723円(税抜)
- 容量:100g
- 販売元:有限会社プライマリー
刺激が少ないので肌がひりひりすることがなく、痛みを伴う大人ニキビに悩んでいる方でも使用できます。
ニキビケアだけでなく、ニキビ予防にも良い有効成分グリチルリチン酸ジカリウムを配合しています。
洗いあがりがさらっとしていて脂っぽい肌におすすめです。
薬用アクネレスソープ
- 値段:¥1,944(税込)
- 容量:100g
- 販売元:ドクターシーラボ
肌に不要な汚れや皮脂は薬用灰の吸着力できちんと除去します。
保湿成分であるのグリセリンやソルビットなどを配合してあるので、フワフワな泡が肌を乾燥させずに、水分をきちんと残したまますっきりと洗い上げます。
思春期ニキビ・大人ニキビの両方に効果的な成分
グリチルリチン酸
ニキビを抑える成分の中でも一番おすすめなのがグリチルリチン酸が配合された洗顔料です。
グリチルリチン酸はニキビの炎症を静めるだけでなく、肌への刺激も少なく、思春期ニキビにも何度も繰り返す大人ニキビにも効果的な成分です。
乾燥肌や敏感肌の方も安心して使えますし、ニキビケアとニキビ予防の両方の効果があります。
思春期ニキビ&大人ニキビにおすすめな洗顔料
薬用アクネ泥炭石
- 値段:1,026円(税込)
- 容量:100g
- 販売元販売元:ペリカン石鹸
毛穴の汚れを綺麗に吸着する炭や泥を配合していて、有効成分であるトリクロサンがニキビの原因となるアクネ菌を殺菌する薬用洗顔石鹸です。
配合されている炭の量が絶妙な商品で、吸着や殺菌や肌のコンディションの絶妙なバランスを大切にしている石鹸です。
思春期ニキビの中でも肌の乾燥が気になる方や大人ニキビに悩む方におすすめな洗顔石鹸です。
まとめ
洗顔は、ニキビを改善する最も効果的な方法です。
ニキビ治療では、ピーリングや細孔吸引など様々な方法がありますが、様々な治療法を試す前に、まず洗顔料を見直してみてはいかがでしょう?
顔を洗うことは、最も身近で簡単な方法です。
ニキビに悩む人は毎日使う洗顔料を見直し、肌をきれいに保ち、適度な水分を保つだけで気になるニキビを改善できます。