洗顔次第で悪化することも？乾燥肌でニキビが出来る人にあった洗顔料のポイント
乾燥肌というのは、様々な肌トラブルに繋がります。
たとえば肌のハリがなくなるので、たるみも出来るようになりますし、シワもできやすくなります。
そして、ニキビもできやすくなってしまうのです。
そうしてニキビができたら、ニキビと乾燥の両方にアプローチしていかないとなりません。
そこでここでは、乾燥肌でニキビが出来る方に合った洗顔料のポイントを見ていきます。
皮脂を落としすぎない洗顔料が良い
乾燥肌でニキビができている方には、皮脂を落としすぎないような洗顔料が適していると言えます。
乾燥肌でニキビが出来るのは、乾燥しているせいで皮脂がたくさんでるからでしょう。
肌が乾燥をすると、なんとかその乾燥状態を改善しようとして、肌は皮脂をたくさん出すようになります。
でも、皮脂は本来たくさん出るべきものではありません。
ある程度の量は、肌の潤いを守るために必要なものなりますが、それがたくさん出ても良いことはないのです。
ドンドン毛穴に詰まっていってしまうでしょう。
それが毛穴に詰まってしまうと、毛穴は炎症を起こしやすくなります。
そうして、乾燥肌であるのにニキビができていってしまうのです。
それを改善するためには、洗顔料は皮脂を落としすぎないようなものにするのが良いでしょう。
落とし過ぎなければ次第に出すぎなくなる
しっかりと皮脂を落としてしまい、肌が乾燥してしまうから、皮脂が出てくるのです。
それなのにソレをしっかりと落としていたら、それはもはや永遠のいたちごっこになってしまうでしょう。
しかもだんだんと悪化する類のいたちごっこになります。
それでは困るでしょう。
では、あまり洗浄力が強すぎないような洗顔料にして、皮脂をあまり落としすぎないようにしていったらどうでしょうか？
皮脂をあまり落としすぎないようにしていけば、次第に肌が乾燥してしまうという事が少なくなっていくでしょう。
そうなれば、いつしか皮脂は適切な量に整えられていきます。
だから乾燥も改善するし、ニキビも改善していくということが考えられます。
一時的に荒れる可能性は高い
ただそういう洗浄力が強すぎない洗顔料に変えていく場合、一時的に肌が荒れていく、つまりニキビが増えていく可能性は高いでしょう。
あまり皮脂を落とさなくなるわけなのですから、たくさん出ている分皮脂がすごく毛穴に詰まりやすくなります。
大量に出ている分を大量に落として何とかしてきていたのに、その落とす部分が大量でなくなるわけなのですから、しばらくは毛穴も詰まりやすくなるでしょう。
なのでこうして乾燥肌とニキビに対してアプローチしていこうという場合には、最初はある程度の覚悟が必要になります。
人によっては特別荒れずに乾燥肌もニキビも改善していく事もありますが。
泡立ちやすい洗顔料が適切
乾燥肌の方が使用する洗顔料としては、泡立ちやすい洗顔料が適切だと言えます。
泡立ちやすい洗顔料であれば、肌にあまり刺激を与えることがありません。
乾燥肌の方が洗顔をする際には、なるべく肌に摩擦を与えないことが大切です。
摩擦はそのまま刺激になりますから、摩擦を与えてしまうと肌が荒れてしまう可能性も出てくるでしょう。
そもそも乾燥している肌は、刺激にすごく弱いところがあります。
肌の潤いと言うのはそのまま肌のバリアです。
それがないわけなのですから、肌は剥き出しの状態だという事になります。
そんな剥き出しの状態の肌に対して刺激を与えていったら肌が荒れてしまうのも仕方ないでしょう。
なので、そうならないように、洗顔料もしっかりと泡が立つような洗顔料を使用するべきだと言えます。
天然系は泡立ちづらいことも多い
ただ泡立ちの良さや悪さは、実際に使用してみないと分からないところがあるでしょう。
なので、色々と試してみないと、しっかりした泡立ちの洗顔料には出会えないかもしれません。
でもこういうものは泡立ちが良くないことが多いと言えるものもあります。
それが、天然系の洗顔料です。
たとえば無添加と銘打つような洗顔料は、その分泡立たないことが多いです。
なので、洗顔料自体の刺激は少なくとも、泡立ちの少なさによる摩擦の刺激は与えてしまう事が多いと言えるでしょう。
だから、無添加だから良いとは限らないという事はしっかりと覚えておくのがおすすめです。
油分が少ないものが適している
乾燥肌の人には、油分が少ない洗顔料が適していると言えます。
油分が少ない洗顔料では、肌に潤いをプラスすることが出来ないのではないかと思う方もいるでしょう。
確かに油分が少ない洗顔料の場合には、肌に潤いをプラスすることは出来ないでしょう。
でもそもそも洗顔料で肌に潤いをプラスする必要があるでしょうか？
基本的には洗顔の後には化粧水をつけて、そして保湿の為に美容液や乳液などをつけることが多いでしょう。
だったらそれでしっかりと潤いはプラスされるはずです。
洗顔料で油分をプラスしていったら、その洗顔料の油分が肌の上で膜になり、その化粧水などの浸透を悪くさせてしまうことも考えられます。
そうして化粧水などの浸透が悪くなってしまっていたら、その方がはるかに問題になります。
なので、そうならないように、乾燥肌の方は油分があまり含まれていない洗顔料を使用するべきだと言えるでしょう。
油分は刺激にもなる
油分は、そうして肌に変な風に膜を作ってしまい、化粧水などの浸透を悪くしてしまうから良くないということだけが問題なわけではありません。
油分というのは基本的にはそれなりに肌への刺激が強いモノになります。
だから乾燥肌の方にはあまり合っていないという事もあるのです。
乾燥肌の方は、先述の通りに刺激に弱い肌質になります。
そんな刺激に弱い肌質の方が、比較的に刺激の強い油分が多く含まれている洗顔料で洗顔をしていたら、その刺激で肌が荒れることも出てくるでしょう。
そういうことからも、油分の多く含まれている洗顔料はあまり使うべきではないと言えます。
石油系の界面活性剤が含まれていないものが吉
乾燥肌の方にあっている洗顔料として、石油系の界面活性剤が含まれていないものということも言えます。
石油系の界面活性剤は、特に刺激が強いものだと言えます。
なので、それが含まれていると、乾燥肌の方は肌が荒れてしまう可能性が高くなるでしょう。
またそういうものは高い洗浄力を持つことが多いので、ますます乾燥を招いてしまうという可能性も高いです。
乾燥肌の方に関しては、それを使用するメリットはあまりないと言えるでしょう。
だったらやはり、それは避けるのが正解になります。
市販の洗顔料には多い
石油系の界面活性剤が含まれている洗顔料は、市販の洗顔料の中にはすごく多いと言えるでしょう。
だから、市販の洗顔料を買う場合には、その点に関して注意が必要になります。
おすすめなのは、市販の洗顔料を買うのではなく、通販などで市販されていない洗顔料を買う事です。
そうして市販されていない洗顔料の中には、石油系の界面活性剤を使用していない上に、他の条件も満たしている洗顔料が多いですから。
まとめ
乾燥肌の方に合っている洗顔料のポイントとしては、以上の通りになります。
洗顔料は、毎日使用するモノになります。
だからそれが合っていないと、どうしてもニキビは改善されていかないでしょうし、ニキビだけではなく、乾燥肌もどんどんひどくなってしまうでしょう。
それはすごく残念なので、是非これらのことを参考に、洗顔料には気を遣って下さい。