肌バリアが弱くなってトラブル発生!水分の足りないお肌はCCクリームでベースメイクしよう
お肌の潤いがたりないと、なんだかお肌がしぼんで見えますよね。
メイクをきれいに仕上げたいのに、なんだか冴えない仕上がりになってしまうという人やメイクをするほどシワや毛穴が目立つという人は肌が乾燥状態にあるのかもしれません。
そんな乾燥肌にはまず通常のケアを見直すことが大切。
さらに、ベースメイクにはCCクリームがおすすめです。
ツヤと光で肌を輝かせるCCクリームは美容成分も豊富なものがたくさん。
乾燥肌についてのあれこれとCCクリームについてみてみたいと思います。
乾燥は美肌の大敵!
女性なら誰でも美しい肌に憧れますよね。
肌が美しければメイクも映えます。
肌年齢が見た目年齢ですから、若々しさのためにも美肌は欠かせません。
そんな美肌の大敵が「乾燥」。
若い頃はオイリーだったという人も、気づくとお肌が乾燥に傾いていたということはありませんか。
乾燥は肌の老化を促進させ、シワやシミといったトラブルをも引き起こします。
肌のキメも荒くなりますし、紫外線と同様に最大限の注意をしなければならないのです。
お肌の構造はどうなっている?
乾燥している肌はお肌の角質の水分が少なくなっている状態です。
通常、健康な角質層には10%から20%の水分が含まれています。
その水分を守るために働いてくれるのが角質細胞間脂質や天然保湿因子、皮脂膜など。
特に角質層の水分キープのカギを握るのが天然保湿因子です。
これは因子の4倍もの水分を抱え込むと言われ、天然保湿因子が多いほどお肌は潤いが多いと言えます。
さらに重要なのが角質細胞間脂質。
この脂質の約半分はセラミドでできており、マッチ棒のような形をしています。
頭の部分は水と馴染みやすく、棒の部分は油分と馴染みやすくなっています。
親油部は親油部同志とくっつきあい、親水部は親水部同志でくっついて水分をサンドイッチするのです。
この細胞が層をなして角質細胞の隙間を埋め、潤いを保ってくれるのです。
こんな時角質層の水分が逃げていく!
この角質層の保湿機能は環境によって大きな影響を受けます。
特に湿度によって影響されやすく、乾いた空気にさらされるとすぐに水分が蒸発してしまうのです。
また、ターンオーバーの乱れも角質層から水分を奪う原因です。
ターンオーバーが乱れると角質層を形成するアミノ酸を作り出す物質「ケラトヒアリン」が減少。
その上角質細胞間脂質も減少してしまいます。
そのため、お肌の潤いは急速に失われてしまうのです。
ターンオーバーの乱れの主な原因は紫外線、睡眠不足、加齢、ストレスなど。
特に紫外線には注意が必要です。
皮脂量が減少すると乾燥肌に!
角質層の水分が逃げていくと乾燥肌になるというのは前述のとおり。
それ以外にも、皮脂量の減少が乾燥肌につながります。
皮脂は厄介なものと考えられがちですが、実は肌の表皮にバリアを張り、外的刺激や物質から保護してくれるという役割があります。
このバリアが薄くなったり、なくなったりすると角質層まで刺激がダイレクトに伝わってしまうのです。
一日の皮脂分泌量はおよそ1~2g。
ピークは男性が30代、女性は20代。
このころを過ぎると皮脂量は減少していきます。
年をとった女性に乾燥肌が多くなるのはある意味あたりまえともいえるのです。
乾燥肌は美肌とは程遠い?
お肌から水分が失われた状態の乾燥肌。
カサカサして化粧ノリも悪く、様々な肌トラブルの原因となります。
乾燥肌によってどんなトラブルが考えられるのでしょうか。
肌が敏感になる!
お肌にとってバリアを張ってくれる役割を持つ皮脂。
この皮脂が減少し肌バリアが消えてしまうと、肌は刺激をダイレクトに受けるのです。
その結果、気温の変化やハウスダスト、空気の乾燥などに敏感に反応するようになってしまいます。
このように乾燥によって敏感になった肌は「乾燥性敏感肌」と呼ばれています。
刺激に弱いので、髪の毛が顔にかかるだけでかゆくなり、ちょっとの刺激で顔が赤くなってしまいます。
吹き出物が出来る!
ニキビや吹き出物はオイリー肌の人のお悩みでは?
と思われるかもしれませんが、そうではありません。
皮脂バリアがなくなったお肌は、雑菌が繁殖しやすい状態。
炎症を起こしやすく、この炎症が吹き出物となるのです。
シワが深くなる!
シワには2種類あり、どちらも肌の乾燥が原因と考えられます。
「表皮性シワ」はいわゆるちりめんジワ。
浅くて細かいシワで、年齢を重ねるごとに目じりや目の下に見られます。
一つ一つは小さなものですが、数が増えて合体すると太くて大きなシワになってしまいます。
これは新陳代謝の低下と角質層の水分低下が原因といわれています。
もう一つ、「真皮性シワ」というのがあります。
こちらはお肌のたるみによってひきおこされるシワです。
真皮の中でハリを保つコラーゲンや潤い成分が減少し、肌が弾力を失うことで発生します。
シミができる!
シミの原因がメラニンというのはよく知られていますね。
もともとは紫外線からお肌を守ってくれる大変重要な存在です。
このメラニン、本来は肌のターンオーバーがスムーズにいけば、古い角質と共に外に排出されてしまうはずのものです。
しかしターンオーバーが乱れてしまうと、このメラニンはお肌に残ったままになってしまいます。
また、メラニンは紫外線の量に応じて作られます。
お肌の機能がうまく働いていないと、メラニンを作り出す量も調整が効かなくなるのです。
結果として不必要にメラニンがつくられ、シミはどんどん濃く、大きくなってしまうのです。
乾燥にはとにかく保湿で!
乾燥肌を改善するにはまず「保湿」です。
洗浄力の強い洗顔料を使用している場合は使用を中止し、お肌に刺激の少ないものに変えます。
また、失われた水分をきちんと補い、丁寧なスキンケアを心がけましょう。
丁寧なスキンケアこそが乾燥肌改善のカギなのです。
メイクアップはどうすればいい?乾燥肌のおすすめは…
スキンケアはしっかり丁寧に。
では、メイクの際はどうしたらいいのでしょう。
お肌に刺激がある場合はなるべく刺激の少ない成分を使ったものを使用しましょう。
そこまでではないという人は、美容成分や保湿力の高いものを使用するのがおすすめです。
特に土台造りとなるファンデーションはベースの仕込みが大切。
乾燥している肌ではファンデーションが綺麗に乗りませんし、毛穴が目立って醜い仕上がりになります。
美肌作りにCCクリームがおすすめの理由は…
乾燥肌の美肌作りにおすすめなのがCCクリーム。
CCクリームはツヤと潤いをお肌に与え、元から肌美しく見えるように仕上げてくれるクリーム。
美容成分が豊富なものが多く、保湿力にも優れています。
お肌が乾燥していると、乾燥によるくすみに悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
CCクリームはそんなくすみにもしっかり対応してくれます。
顔の色むらやくすみを飛ばし、肌を均一に見せてくれるのです。
水光肌、という言葉がありますが、内側から潤いに満ち、光輝く肌という意味です。
CCクリームならこの水光肌が簡単に実現できるのです。
乾燥肌の人は、特に美容成分が充実しているものがおすすめです。
CCモイストベース
オルビスのCCクリームです。
クリームの成分のうち、87%が美容成分でできています。
スキンケアのような優しさで肌をふっくらと整えてくれます。
仕上りの美しさと美容ケアを実現した多機能クリームですから、乾燥肌でお悩みの人にもおすすめ。
無香料、オイルフリー、紫外線吸収剤不使用。
美白 CCクリーム つむぎ
こちらはプラセンタエキスを配合した、美白トリートメントが出来るCCクリーム。
100%国産。
パラベンやアルコール、紫外線吸収剤などは入っていないノンケミカルなクリームです。
2種類のヒアルロン酸とプラセンタ配合。
保湿効果もばっちりです。
SPF30PA++も嬉しいですね。
まとめ
お肌の乾燥が様々な肌トラブルを生み出してしまいますよね。
まず大切なのはスキンケア。
きちんとお肌をケアすることで乾燥肌は改善されます。
さらにベースとしてCCクリームを使用すれば、メイクアップしながらもスキンケア出来るのでおすすめです。
現在のお肌の流行はうるうるでハリとツヤに満ちたヘルシーな肌。
乾燥肌とは真逆の肌質です。
CCクリームで思い通りの肌質感を手に入れて下さいね。