脂性肌を改善するポイントと改善するためのおすすめ化粧水

2017年6月11日脂性肌

顔がテカテカして脂っぽくなってしまい、化粧のノリが悪くすぐに崩れてしまうなど、多くの女性を悩ませているのが脂性肌です。

この脂性肌をそのまま放っておくと、深刻な肌トラブルを引き起こし、肌にダメージを与えてしまう原因となってしまいます。

そのため、脂性肌についてしっかりと理解を深め、自分の肌に合った化粧水を使用しながら毎日のケアをちゃんとすることが大切です。



脂性肌について

脂性肌とは

脂性肌は、別名オイリー肌と呼ばれ、何らかの原因で皮脂の分泌が過剰になっている肌のことです。

肌に必要な水分と油分のバランスが崩れているため、テカリやべたつきがひどく毛穴が広がって目立つなど、肌が清潔な状態を保つことができなり、肌の質が低下してしまうことを示します。

そして、この脂性肌は乾燥肌と真逆であり別物と考えられがちですが、脂性肌でも肌の内側が乾燥している場合もあります。

これは、脂性乾燥肌と言われ、肌の表面は皮脂が過剰に分泌されているため油っぽく、肌の内側は水分量が不足して乾燥している状態の肌のことです。

乾燥肌の人が間違った洗顔やスキンケアを行い、肌のバリア機能を低下させると、肌は皮脂を過剰に出し肌を守ろうと働きかけます。

それが繰り返されると、脂性肌となってしまうことがあるため、脂性肌と乾燥肌は別物ではなく延長上のものと考えられています。

脂性肌の原因

脂性肌はもともとの肌の体質がベースにはなっていますが、「食生活」、「気候」、「ホルモンバランスの乱れ」、「ストレス」、「遺伝」、「加齢」、「日々のスキンケアの仕方」など様々な要因が考えられています。

これらの要因がかさなり合うことによって、皮脂の分泌バランスが崩れ、脂性肌になると言われています。

脂性肌を放置した時の問題点

脂性肌の人が「べたつきが少し気になるだけだし…。」とこの状態を放っておくと、肌に様々なトラブルを引き起こします。

それは、毛穴が詰まりやすくなり、ニキビができやすくなる。

毛穴（特に鼻）が黒ずむ。

毛穴の開きが目立つようになる。

顔を洗顔してもすぐにテカってしまう。

皮脂が酸化することによって肌がくすむ。

キメがあらくなり肌が汚く見えてしまう。

化粧崩れが早く、ファンデーションのノリも悪くなってしまう。

など肌の状態の他に、見た目の美しさへも支障をきたすようになってきます。

肌の調子が悪くなり、見た目が気になるようになると自分への自信が喪失してしまうため、外出などが億劫になったり、人に会いたくなくなったりするなど、精神的ダメージへとつながる可能性も出てきます。

そのため、脂性肌は放置をしないでしっかりとケアすることが大切です。



脂性肌の予防と改善

脂性肌を予防・改善するためには、毎日の生活の中で自分なりに努力をすることが大切です。

それは、まずは生活習慣の見直しから始まります。

その中でも特に重要なのが食生活です。

バターや牛脂、ラード、肉類、ショートニングなど、飽和脂肪酸を多く含み、皮脂の分泌を促進する食材の過剰摂取には注意してください。

そして、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンCを含む食材を積極的に摂取するように心掛けてください。

これらのビタミンは、皮脂の分泌量をコントロールし、粘膜や皮膚の健康をサポートするほか、皮膚炎の予防や、ホルモンバランスの改善にも効果があると言われています。

また、脂肪の吸収を抑える飲み物（ウーロン茶）などを摂ったり、便秘による肌荒れを防止するために、食物繊維を摂取したりすることもおすすめです。

脂肪の過剰摂取を避け、脂質を体の外へ排出する作用のある食品を積極的に取り入れることが必要です。

次に、不規則な生活も脂性肌を招くため改善が必要です。

良くない生活習慣は、睡眠不足やストレスの原因となり、ホルモンバランスを崩してしまいます。

ホルモンバランスが崩れると、皮脂分泌に多大な影響を及ぼすため、規則正しい生活が必要となります。

このように。

食生活と正しい生活のリズムを確立することが脂性肌の予防へとつながります。

また脂性肌の改善には、正しい肌のお手入れやスキンケアが必要です。

自分に合ったスキンケア用品を使い、しっかりと肌のお手入れをしなければ、脂性肌は改善されず肌荒れなどを引き起こしてしまいます。

そのため、脂性肌にあったスキンケアを行う必要があるのですが、今回は化粧水に着目してみようと思います。

脂性肌と化粧水の関係

脂性肌と化粧水

多くの方々は脂性肌だからと言って、皮脂を抑えることに重点をおいたスキンケアを実践していますが、それは逆に乾燥を招き、乾燥からくる脂性肌を促します。

これでは、肌の状態を改善するどころか悪化を招いてしまうので、正しいケアが必要です。

まずは、化粧をしっかりと落とし、きめの細かい泡で優しく洗顔をすることから始まります。

この洗顔後の水分不足が皮脂の分泌を促してしまうため、それを防ぐためにしっかりと化粧水などで保湿をしてあげることが大切となってきます。

そして保湿する際に、皮脂の分泌をやわらげ、浸透力の優れた肌の乾燥を防ぐ化粧水を使用することで、脂性肌の状態はかなり改善されていきます。

脂性肌を改善する化粧水のつけ方

せっかく、脂性肌に効果のある化粧水を使用していても、使い方を間違えていれば効果を実感することはできません。

化粧水の効果を最大限生かすために、正しい方法でケアをしていく必要があります。

まずは、コットンではなく手で化粧水をつけていきます。

これは、コットンは皮膚に傷をつけてしまう可能性があり、素手のほうが肌に優しく、効率的に化粧水を肌に浸透させることができるからです。

そのため、化粧水を手にとり、手でそっとやさしく顔を押さえつけるようにして、化粧水を浸透させることが効果的です。

この際、一気に大量の化粧水を使用するのではなく、少量の化粧水を乾燥しがちな部位ごとに、のせるように優しくつけていくことがポイントです。

化粧水をつける際に気をつけたいことは、手で叩いたり擦ったりしてつけることです。

そうすることにより肌へ強い刺激を与えてしまうため、それが乾燥を招き、脂性肌を悪化させる原因となってしまうからです。

脂性肌のスキンケアは、個人個人の肌質にあった化粧水を使用し、正しい方法で毎日習慣化させて行うことが重要です。

脂性肌におすすめの化粧水

ひとことで脂性肌と言っても、脂性肌から派生する肌の悩みは人それぞれです。

肌の悩みに合わせて、自分の肌に合う化粧水を選ぶことが大切です。

シーボディVCローション

この化粧水は肌が乾燥しているのに、脂性肌という方におすすめの化粧水です。

香料、着色料、パラベン、アルコール、界面活性剤無添加の化粧水で、肌に優しく、敏感肌の方でも安心して使えます。

そして、通常のビタミンCの200倍の効果をもたらし、皮脂バリアになじみやすい性質をもっているVC200が配合されているため、ひと塗りで潤いや美容成分が角質の隅々まで浸透し、肌の調子を整えることができます。

大人のニキビや毛穴のトラブルでお悩み方に、特におすすめしたい化粧水です。

オルビス薬用クリアローション

この化粧水は、脂性肌でなおかつ肌荒れやニキビが発生しやすい方におすすめの化粧水です。

保湿成分「浸透型コラーゲン」を配合し、さっぱりとした使い心地でべたつきにくいのが特徴です。

肌のバリア機能をアップさせる紫根エキスやニキビや肌荒れを防ぐ甘草エキスなどが配合されています。

そして毛穴内の皮脂になじむディープデリバリー処方で毛穴の奥まで整肌成分を浸透させます。

肌のべたつきと同時に大人ニキビなどの肌荒れを改善したいという方に特におすすめです。

サイクルプラスエンリッチローション

この化粧水は、過剰な皮脂を抑える効果をもつ高浸透型ビタミンC誘導体を贅沢に配合した化粧水です。

この高浸透型ビタミンC誘導体とは、即効性のある水溶性ビタミンC誘導体と浸透性にすぐれた油溶性ビタミンC誘導体の両性を兼ね備えたものです。

浸透力は従来のビタミンC誘導体の100倍で、新鮮なビタミンCを肌深部へしっかりと浸透させます。

その他、ヒアルロン酸や美容保湿成分も豊富にふくまれているため、乾燥、くすみ、ハリ不足などの肌トラブルにしっかりと働きかけ改善させます。

また、低刺激・無添加にこだわった化粧水となっているため安心して使用できます。

美容保湿成分が豊富なので、脂性肌の改善とともにエイジングケアもしたいという方におすすめの化粧水となっています。

まとめ

多くの女性を悩ませている脂性肌ですが、放っておくと肌荒れやニキビ、毛穴・角栓の詰まりなど様々な肌トラブルを招いてしまいます。

しかし、日ごろの生活習慣に気を使いながら、毎日のスキンケアをしっかりと行えば改善することもできます。

自分の肌のタイプを見極めながら、肌にやさしい洗顔料・化粧水などを使用したケアを習慣化させることが大切です。