間違って使うと逆効果!?ヘアオイルを使う時に注意することとは?
ヘアオイルは髪のケアに最適なものです。
ヘアオイルを使用するだけで、髪に潤いを与え、髪の乾燥を防止し、髪が美しくなる効果を期待することができます。
しかし、ヘアオイルを使用する時は注意することがあります。
間違った使い方をすると逆効果になる恐れがあるため、正しく使うことが大切です。
ここでは、間違った使い方をしないためにも、ヘアオイルを使用する時に注意することを解説していきます。
ヘアオイルのつけすぎには注意
ヘアオイルをつける時は、髪につけすぎないように注意しましょう。
ヘアオイルは、髪に潤いを与え、美しい髪にしてくれるものですが、つけすぎることは良くありません。
美髪にする効果をたくさん得たいからといって、たくさんつけてしまうと逆効果になってしまいます。
ヘアオイルはオイル(油)なので、つけすぎれば当然髪がベタベタしてしまいます。
油でベタベタしている髪は綺麗と言えるでしょうか?
御世辞にも綺麗とは言えませんね。
ですから、そのようにならないためにも、ヘアオイルはつけすぎないようにし、適した量をつけることが大切です。
では、その適した量とはどのくらいなのかというと、それは髪の量や長さによって異なってきますが、基本2滴くらいで十分です。
ショートヘアの方なら、もう少し少なくても良いでしょう。
つやを出したい場合つけるタイミングには注意
ヘアオイルによって髪につやを十分出したい場合は、ヘアオイルをつけるタイミングには注意しましょう。
ヘアオイルはオイルであり、髪にある水分を閉じ込める作用があります。
その水分を閉じ込める作用によって髪につやが出る訳ですが、髪につやを十分出すには髪が少し濡れている状態でつけると効果的です。
髪が少し濡れている状態で、髪の水分を閉じ込めることができれば、つやは出やすくなります。
少し濡れている状態なら、ちょっとヘアオイルをつけるだけでも髪につやが出やすくなり、つけすぎることによるベタつきを防ぐこともできます。
そのように、髪の状態やヘアオイルを使うタイミングによって、髪のツヤを調節することが可能です。
頭皮へのつけすぎも注意
ヘアオイルは髪だけでなく頭皮にも使用することができ、頭皮に使うことで頭皮環境を整える効果を期待することができます。
ですが、頭皮にヘアオイルを使う時もつけすぎには注意が必要です。
髪と同じく、つけすぎることで逆効果になってしまう可能性があります。
頭皮につけすぎれば、髪につけすぎるのと同じようにべたつきやすくなります。
頭皮がべたつくことにより、不快感を覚えてしまうことでしょう。
頭皮がべたついている状態は気持ちの良いものではないので、頭皮へのつけすぎにも注意しましょう。
頭皮環境が悪化する
ヘアオイルで頭皮ケアを行えば、毛穴の不要な皮脂や汚れを浮かせやすくすることができ、頭皮を綺麗にすることができます。
そのことにより、頭皮環境を良くすることができますが、ヘアオイルをつけすぎると逆に頭皮環境が悪くなる原因になります。
ヘアオイルを頭皮に多くつけてしまうことで、毛穴詰まりは起きやすくなり、頭皮はベタベタしてしまいます。
そのことによって髪の毛が生える土台である頭皮の環境は悪くなってしまいます。
髪の毛が生えてくる土台である頭皮環境が悪くなれば、髪の毛にも悪影響を及ぼしてしまいます。
せっかくヘアオイルを使っているのに、抜け毛が増えたり、薄毛になったり、髪の毛が痩せたりしては悲しくなってしまいます。
悲しくならないためにも、頭皮に使う時は髪へ使う時と同様ヘアオイルのつけすぎには注意が必要です。
髪が乾いている状態でヘアオイルを使うのはNG
髪が乾いている状態でヘアオイルを使う方がいますが、髪が乾いている状態でヘアオイルをつけるのはよくありません。
髪が乾いているとヘアオイルは馴染みにくく、上手く塗ることができなくなります。
馴染みにくいのに無理に塗っていくことになるため、髪には負担がかかってしまいます。
髪に負担がかかることで髪はダメージを受けてしまい、髪の質が悪くなる原因になります。
では、どのような状態の髪にヘアオイルを使用すれば良いのかというと、髪が濡れている状態の時です。
髪が濡れている状態といえば、お風呂上りをイメージする方は多くいるかと思います。
それは正解で、お風呂でシャンプーした後の髪が濡れている状態に使うのが良いでしょう。
ヘアオイルを使用した後は、普段通りにドライヤーで髪を乾かします。
髪の毛はヘアオイルによってコーティングされているので、ドライヤーの熱から髪を守ることができます。
朝のスタリング時にも少し濡らしましょう
朝の仕事や学校に行く前に、スタイリングとしてヘアオイルを使用する方もいることでしょう。
朝のスタイリングする前は、髪は乾燥している状態になっているはずです。
その乾燥している状態にヘアオイルを使うのはNGです。
前述した通り、髪が乾燥した状態でヘアオイルを使用すると、ヘアオイルは馴染みくく、上手に塗れなくなるだけでなく髪の毛には負担がかかってしまいます。
そのため、朝のスタイリングで使用する時も、ちょこっと髪の毛を濡らしてからつけると良いです。
ビショビショに濡らす必要はないので、髪の毛に馴染みやすくなる程度にちょこっと濡らしましょう。
適当にヘアオイルをつけるのもNG
髪を美しくしたいためにヘアオイルを使用しているが、ヘアオイルでのケアが面倒に感じるという方もいることでしょう。
ヘアオイルでのケアが面倒に感じて、適当にヘアオイルをつけるのはNGです。
髪の表側だけにヘアオイルをつけたり、髪の毛を丁寧にとかさないでヘアオイルをつけたりなど、適当にヘアオイルを使っていてはちゃんとしたケアを行うことはできません。
髪の毛全体をちゃんとケアするには、ヘアオイルで丁寧にケアすることが大切です。
丁寧に行うと時間がかかりますが、髪を美しくしたいのなら丁寧にケアするようにしましょう。
丁寧に行うことで髪全体にヘアオイルがいきわたり、髪全体にヘアオイルの効果が出るようになります。
古いヘアオイルの使用もNG
ヘアオイルで美髪にしたいのなら、古いヘアオイルは使わないことです。
ヘアオイルは油であり、古くなると酸化してしまいます。
酸化したヘアオイルを使用しても、期待できるような効果は出ないことでしょう。
効果がでなければ、ヘアオイルを使っても意味がありません。
ただの時間の無駄になってしまうので、古いヘアオイルの使用は避けるようにしましょう。
では、ヘアオイルはどのくらいで使いきると良いのかというと、長くて半年までに使いきると良く、半年以上経過しているものを使うことはおすすめできません。
たくさん入っているものの購入は避けよう
たくさん入っているものを劣化しないうちに使い切るのは大変なことです。
そのため、たくさん入っているものを購入すると、全て使うことができないうちに劣化してしまいやすくなり、使い切らないうちに劣化してしまうと勿体ないです。
前述した通り、ヘアオイルのつけすぎは逆効果になるため、たくさん入っているものを購入すると余りやすくなります。
余って使えなくなってしまうと勿体ないので、たくさん入っているヘアオイルは避けることをおすすめします。
まとめ
ヘアオイルは髪の毛だけでなく頭皮もケアすることができます。
髪に使用すれば髪に潤いを与え乾燥を防止し、ドライヤーの熱やブラッシング時の摩擦などから髪を守る効果が期待できます。
そして、頭皮に使用すれば、頭皮環境が整う効果を期待することができます。
しかし、使い方が間違っていると、効果を得られないばかりか逆効果になってしまう可能性もあります。
そのため、ここでのヘアオイルの注意点を参考にして、正しく使うようにしましょう。