仮想通貨マイニング用PCのおすすめなマザーボードのご紹介

マザーボード

ASRock Intel H110 チップセット搭載 ATX マザーボード H110 PRO BTC+

ビットコインの驚異的な値上がりや、その他様々な仮想通貨の登場により「仮想通貨マイニング」が一般的になりつつあります。

仮想通貨マイニングは基本的にはどんなパソコンでも行うことができます。

しかし、効率的に行い少しでも多く利益を得るためには専用のパソコンを用意することが必須となっています。

今回は、仮想通貨マイニング用パソコンの自作を検討している方に向けておすすめなマザーボードを紹介したいと思います。



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そもそもマイニングとは何なのか?

実際にマザーボードのご紹介をして行く前に、仮想通貨マイニングについて簡単にご説明してみたいと思います。

これからお話することは仮想通貨マイニング用パソコンの自作を検討中の方はすでにご存知だと思いますので読み飛ばしていただいて結構です。

ビットコインなどの仮想通貨は「特定の国家に依存しない通貨」です。

つまり、円やドルのように国が発行している通貨ではありません。

そのため、流通に置ける国家間の壁がまったく存在しません。

これを聞いて「国家が発行していないならどこが管理しているのか?」という疑問を持ったはずです。

仮想通貨は「ブロックチェーン」いう技術によって成り立っています。

聞きなれない言葉かもしれませんが、仮想通貨を知る上では欠かせない言葉なのでぜひ覚えておいてください。

ブロックチェーンは簡単に説明すると「分散型台帳技術」や「分散型ネットワーク」です。

おそらく言葉だけを聞いてもほとんどの方にはピンと来ないと思います。

ビットコインに置けるブロックチェーンを一言で表すと「取引履歴」です。

ビットコインの取引には「アドレス」が使われています。

メールアドレスやURLと同じく重複することはありません。

ビットコインのブロックチェーンには「どのアドレスからどのアドレスにビットコインを送信したか」という取引履歴が全て記録されています。

これだけを聞くと円やドルなどの通常の通貨を同じように思う方もいるかもしれませんが、ビットコインのブロックチェーン(取引履歴)と通常の通貨と異なるのは「履歴が分散されて記録されている」と言うことです。

ここで「マイニング」と言う言葉が登場します。

「仮想通貨マイニングはビットコインを得る方法」と言うことを理解している方は多くいらっしゃると思いますが、「どうやってビットコインを得ているのか」というところまで理解している方は少ないかもしれません。

先ほど、ブロックチェーンは分散型ネットワークであるというご説明をしました。

マイニングはこの分散型ネットワークに参加し、ビットコインの取引履歴を記録する手助けをする報酬としてビットコインを得ています。

ビットコイン以外の仮想通貨もそれぞれで少し方法は異なりますが、基本の技術はビットコインと同じです。

少し難しい説明になったかもしれませんが、仮想通貨マイニングとは、「仮想通貨の取引履歴を保存、処理する手助けをすることで報酬を得る」と言うことを理解いただければ大丈夫です。



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マイニングを始めるのは意外と簡単

マイニングの技術的な部分をお話しましたが、おそらくほとんどの方にとってはとても難しい話だったと思います。

しかし、実際にマイニングを行うのはとても簡単です。

単に試してみるだけならパソコン1台あれば可能です。

そこにマイニング用のソフトウェアをインストールすれば簡単に仮想通貨マイニングを行うことができます。

パソコンでマイニングを行うには大きく分けて2つの方法があります。

「CPU」を使う方法と「GPU」と使う方法です。

全てのパソコンにはCPUが搭載されていますのでCPUを使用したマイニングはどのパソコンでも行うことができます。

しかし、CPUを使ったマイニングは非効率的でこの方法で利益を出すことはほぼ不可能です。

一方GPUを使ったマイニングは現在もっとも主流の方法です。

もし仮想通貨マイニングで本格的に利益を得たいと考えているならGPUマイニング一択です。

「GPUを搭載したパソコンがあればビットコインが稼げるのか?」と言われれば答えは「イエス」です。

しかし、だからと言ってそれで利益を得られる訳ではありません。

なぜなら、マイニングを行い、利益を得るためには「パソコンを連続稼働させる」ことが必須です。

当然のことですが、パソコンを稼働させるには電気代がかかります。

実際にGPUを搭載したパソコンでマイニングを行なったとしても、それで得た利益以上に電気代がかかり赤字となる場合がほとんどです。

CPUよりGPUに予算を使おう

先ほどもご説明しましたが、現在の仮想通貨マイニングではGPUを使った方法が主流です。

どんなにスペックの高いCPUを使ったとしてもGPUマイニングには敵いません。

そのため、これから仮想通貨マイニング用パソコンの自作を検討している方はまずこのことをしっかりと認識してください。

仮想通貨マイニング用パソコンでは「どれだけいいCPUを搭載する」ではなく、「マイニングに最適なGPUを搭載する」と言うことが必須です。

さらにGPUを1枚だけでなく複数搭載することが当たり前となってきています。

GPUを複数させるマザーボードを選ぼう

だいぶ前置きが長くなってしまいましたが、仮想通貨マイニング用パソコンに適したマザーボードのお話をしていきたいと思います。

「GPUを1枚だけでなく複数搭載することが当たり前」とお話したとおり、マイニングを効率的に行い少しでも多く利益を得るためには、GPUを複数搭載できるマザーボードを選ぶことが大切です。

マイニングが一般的となる前は、マザーボードに搭載できるGPUは2つ程度が限度でした。

それは、単純にそれ以上搭載したいという需要が少なかったため、パソコンパーツメーカーもGPUが3つ以上搭載できるマザーボードを作ってはいなかったからです。

しかし、複数GPUを使ったマイニングが一般的になってきたことで、マイニングに適したマザーボードをリリースするメーカーも増えてきました。

ただし、マザーボードは大きさがある程度規格として決まっているため、通常のパソコンケースに搭載した状態で3つ以上のGPUを搭載することは非常にこんなんです。

実際、複数GPUでマイニングをしている方のほとんどは、マザーボードをケースに入れず、むき出しの状態で設置います。

さらに、直接GPUをマザーボードに取り付けるのではなく、ライザーカードと呼ばれる延長ケーブルを用いて複数のGPUを取り付ける方法が主流になっています。

おすすめのマザーボード

仮想通貨マイニング用パソコンに適したマザーボードを選ぶ際には、GPUを取り付けすスロットの「PCIeスロット」の規格とスロット数を確認することが大切です。

PCIeスロットにはx16、x8、x4、x1の4つがあります。

x16、x8、x4は同じスロットの形状ですがx1は形状が異なります。

現在発売されているGPUのほとんどはx16スロットに対応した製品です。

x1のPCIeスロットには取り付けることができません。

そのため、ライザーカードと呼ばれる延長ケーブルが必要になります。

ASUS PRIME Z270-A 価格帯:¥21,384~¥27,660

ASUSTeK Intel Z270搭載 マザーボード LGA1151対応 PRIME Z270-A 【ATX】

PCIeスロット x16が3本/x1が4本あり、計7枚のGPUを搭載することができます。

マイニングパソコン用マザーボードとしてはもっとも最適な製品だと思います。

ただし価格は少し高めとなっています。

ASRock Z270 Extreme4 価格帯:¥18,738~¥24,818

ASRock Intel Z270チップセット搭載 ATXマザーボード Z270 Extreme4

この製品には、PCIeスロット x16が3本/x1が3本あり、計6枚のGPUを搭載することができます。

ASUSのマザーボードより搭載できるGPUは少ないですが、価格も低いのでおすすめできるモデルです。

ASRock H110 Pro BTC+ 価格帯:¥14,931~¥16,610

ASRock Intel H110 チップセット搭載 ATX マザーボード H110 PRO BTC+

モデル名からわかる通り仮想通貨マイニング専用に設計されたマザーボードです。

この製品にはx1スロットが12本、x16が1本あり、最高で13枚のGPUを搭載することができます。

本格的にマイニングに取り組みたい方におすすめなモデルです。

まとめ

仮想通貨マイニングは実は比較的簡単に行うことができます。

でも、利益を得るためにはマイニングに適したマザーボードの選定や、マイニングを行うためのソフトウェアの選び方などいろいろな情報が必要です。

GMOやDMMのマイニング事業への参加をニュースで見た方も多くいらっしゃると思います。

これから先様々な企業や団体がマイニング事業へ参加していくことでしょう。







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