自作PCに欠かせないグラフィックボードの存在意義とは?

グラフィックボード(グラボ)

GIGABYTE ビデオカード RADEON R9 380搭載 ゲーミング向けモデル GV-R938G1 GAMING-4GD

パソコンを自分で作る自作PC派は、グラフィックボードという存在が、どうしても気になるところです。

CPUによっては使わなくても、別に困ることはないのですが、映像出力のついていないCPUを使う場合には搭載しなければいけないのがグラフィックボードです。

それでは、このグラフィックボードとはどのようなものなのか。

自作PCの魅力とともに、その基本を確認してみましょう。



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グラフィックボードって何?

グラフィックボードとはパソコンの画面に映像を出力するための機械のことをいいます。

しかし、グラフィックボードを搭載していないパソコンもあります。

グラフィックボード搭載していないモデルは、CPUの中に映像出力が含まれています。

インターネットを閲覧するくらいの使い方なら、グラフィックボードは必要ありません。

ネットでの閲覧やメール作成や、エクセルやワードを使うくらいなら、グラフィックボードは別に購入する必要は全くありません。

グラフィックボードは、市販のパソコンではほとんど関係がありません。

市販のパソコンは初めからグラフィックボードはついておらず、CPUの中に映像出力も含まれています。

グラフィックボード必要とする人はごく一部の人に限られるでしょう。

初めから映像出力のついていないCPUを購入した人や、容量の大きいデータをやりとりする人、ほとんどの場合ゲームをプレイする人です。

このような方々は、パソコンにグラフィックボードを搭載しなければ快適なプレイができなくなります。

というわけで、グラフィックボード必要とする人はごく一部に限られるのです。

ゲームをするわけではないけど、グラフィックボードを使っても問題はありません。

その代わり金額的に大きくなりますので、お財布的なダメージが大きいだけです。



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自作PC志向

上に説明したように、自分でパソコンを作るは、グラフィックボードのお世話になることになります。

自分のパソコンを作る、といっても難しい話ではありません。

自作パソコン派という人は最近ではかなり少なくなってきたようです。

かなりマニアックな部類に入ると言われています。

といっても意外に作り方は簡単。

ケースを買ってきてマザーボードやCPU、その他さまざまな機会を行動購入して取り付ければいいのです。

ほとんどプラモデルと一緒。

むしろ、それより簡単です。

作り方は人によってもそんなに差がありません。

一度作り方を覚えてしまうと後は簡単です。

市販のパソコンが気に入らなくなった人は、自作PCに参入することをおすすめします。

けっこう楽しいものですよ。

しかも、市販のパソコンよりもパソコン組み立ての人件費が少ないので、高い性能で、かつ、自分好みのパソコンを格安で作り上げることができます。

基本的には自己責任

自作PCというものは基本的には自己責任。

これだけは大変なところかもしれません。

パソコンに不調が出てしまったら、自分で解決するしかありません。

逆にいうと、自分で不調を解決しようとするのでパソコンには詳しくなるものです。

パソコンはどのような構造で動いているのか、どのようなシステムになっているのか。

メーカーの作った出来合いパソコンを作っていたら、絶対にわからないこともわかるようになるのです。

しかしパーツが壊れてしまった場合には、自己責任だったり、自分でパーツ選びをしなければいけなかったり、大変な部分もあるということは覚えておきましょう。

ブランド

グラフィックボードには二つの大きなブランドがあります。

NVIDIA系のGeforceブランドそれともう一つはAMDのRadeonです。

この二つのブランドがグラフィックボード界ではしのぎを削っています。

そして、この二つのブランドはスーパーハイエンドモデル、ハイエンドモデル、ミドルレンジモデル、エントリーモデルにわかれています。

大抵の場合、この4段階にわかれているので、どれくらいのグラフィックボードを購入したいのかを決めてみましょう。

スーパーハイエンドモデルやハイエンドモデルについては、かなり価格が高くなります。

10万円以上の出費を要求されますので、予算が足りなくなってしまうかもしれませんね。

自作PCを作る際にはどれくらいのパソコンを作る予定なのか、特にゲームを快適に行う際には、グラフィックボードの準備が必要なので、10万以上の資金は余分に用意しておきたいところです。

最近のグラボはミドルレンジ中心だ

この二つのメーカーの最近の特徴は、ミドルレンジに力を入れているところです。

5万円~10万円クラスのモデルが充実してきています。

あまりに値段の高いものではさすがに売れないのでしょう。

そして、エントリークラスのものはCPUに内蔵されている映像出力で代用がききます。

というわけで。

グラフィックボードのメリットを大幅に味わいながら、コストパフォーマンスの良いミドルレンジ周辺のモデルに、メーカー側も力を注いでいるといわれています。

何が違うのか

グラフィックボードを搭載するとどのような部分で違いを感じるのでしょうか。

それはやはりゲームです。

ゲームというものは、動画です。

データの容量が大きいのですね。

画像処理する力が小さいパソコンの場合にはゲームが全く動きません。

ゲームの容量が大きすぎて、パソコンは情報処理しきれません。

普通のパソコンでは、ゲームを快適に楽しむことはできません。

動画が滑らかに動かなかったり、カタカタ動いてしまったりと、これではゲームになりませんよね。

というわけでゲームをする人は、グラフィックボードを購入しなければ快適に楽しむことができません。

VRを楽しむにも

そして最近出てきたVR。

これもかなり容量を大きく使うものです。

そのためグラフィックボードがなければ、快適に楽しむことはまだ無理でしょう。

パソコンが動作を停止してしまうことになります。

最近のコンテンツは容量の大きいものが多く、グラフィックボードを搭載しなければ高度なものが楽しめないことになってしまうかもしれませんね。

動画や画像の処理を頻繁に行わない限りは、基本的にはグラフィックボードは不要です。

自作PCを組むときにも、どのような用途でパソコンを組むのか、明確にしておくのがいいでしょう。

特にゲームをやる場合にはグラフィックボードを積むことになります。

そのため、出費が多くかかってしまいます。

さらにハイエンドなマザーボードを使わなければいけなくなったりするので、前もってお金がかかることは覚悟しておきましょう。

コスト抑える内蔵GPU

ゲームをやるという場合でなければわざわざグラフィックボードを購入する必要はありません。

CPUの中に映像出力が含まれているからです。

コストを抑えたいという方は、映像出力内蔵CPUのものを購入しましょう。

最近のCPUは、映像出力も含まれているものが多いです。

しかし、玄人好みのものも多数販売されていますので、購入する際には、映像出力がついているかどうかを確認することはものすごく大切。

ハイエンドモデルのCPUには、映像出力がついていると思ったら大間違い。

むしろハイエンドモデルは玄人好みになっていて、初めからグラフィックボードの存在を予定していて映像出力の搭載していないものも多数販売されていますので注意です。

電源に気をつける

グラフィックボードを搭載するとその分消費電力が上がってしまいます。

そのため、パソコンを作る際にはグラフィックボードの消費電力を初めから折り込んだ電源を搭載しなければなりません。

そうしなければ、パソコンの動作が不具合を起こし、動かなくなってしまう場合もあります。

グラフィックボードの消費電力を確認し、大きめのワット数の電源を購入するのがおすすめです。

まとめ

グラフィックボードの存在と自作PCの基本的な事項について見てきました。

グラフィックボードを使わなければいけない人は、ゲームやVRのような大きなデータを処理する人だけ。

容量の大きいデータを処理する人でない限りは、CPUの中に内蔵されている映像出力で充分パソコンは楽しめます。

さらにパソコンライフを快適にしたい人が手を出すのがグラフィックボード。

自作PCの費用も大きく変わってくるので、前もって確認をしてみてくださいね