おしゃれ女子の街乗り自転車にぴったりなミニベロ5選
自転車ブームが浸透して以来、街のあちこちでは様々なブランド・種類の自転車を見かけるようになりました。
一般的なママチャリ、本格的なロードバイク、街乗りで乗りやすさを発揮しているマウンテンバイクやクロスバイク。
ミニベロもそんな自転車のひとつです。
見た目も名前もおしゃれに敏感な女子には気になる存在。
今回はミニベロが街乗りに最適で、特に女性におすすめな理由を解説しながら、おすすめのミニベロもご紹介していきます。
ミニベロってどんな自転車?
新しい自転車を選ぶ時などに耳にするおしゃれな響き「ミニベロ」。
ミニベロという呼び名は、フランス語で自転車という意味の「VELO(ベロ)」という言葉と、小型の「MINI(ミニ)」がくっついてできた造語だったんです。
ミニベロの特徴
ミニベロと聞くと、タイヤが小さくて可愛らしい形の自転車を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
ミニベロを専門的に分類すると、車輪の径がおおよそ8インチから24インチまでの自転車のカテゴリーを指します。
ミニベロというと折りたたみができるイメージがありますが、折りたたみができないものもたくさんあります。
収納や持ち運びよりもコスパを重視する人なら、価格がお手軽な折りたたみができないミニベロが断然おすすめです。
それではまず、ミニベロの長所と短所を確認してみましょう。
ミニベロの長所
・タイヤが小さいから小回りが利く。
・漕ぎ出しが軽くて楽、加速しやすいから筋力の弱い女性におすすめ。
・重心が低くて安定感がある。
・車体がコンパクトで駐輪スペースが小さくすむ。
・折りたためるものは、家の中や自動車のトランクに置きやすい。
・車体が軽くて持ち運びがしやすい。
・ギヤ比が高いものは高速走行も可能。
・かごやバッグを装着できてカスタマイズしやすい。
ミニベロの短所
・高速で長距離を走行するのは苦手。
・タイヤが小さいため、段差の衝撃を受けやすい。
・劣化や消耗が早く、こまめなメンテナンスが必要。
ママチャリとミニベロの違い
続いて、一般的なママチャリとミニベロの違いを分かりやすく解説していきます。
タイヤサイズの違い
ママチャリのタイヤサイズは26インチから27インチのものおおく、ミニベロの24インチ以下と比べると、ママチャリの方が大きいです。
タイヤが大きい方が走行性はアップしますが、安価なママチャリはタイヤやホイールの質が高くなく、走行性の良さが期待できないのが実際のところです。
タイヤが大きいことで段差に強い点はママチャリの方が有利と言えます。
走行性能の違い
ママチャリは荷物をたくさん載せるための設計から、直立に近い乗車姿勢になってしまいます。
座っているだけなら楽ですが、こぐ時には足の筋肉しか使えないために、足への負担が大きく疲れやすくなります。
また、コストを低く抑えるために部品の質が高くないことも、ママチャリの走行性を低くしています。
シングルギアで登り坂や下り坂で変速できないママチャリに比べ、多段ギアのミニベロは体への負担が軽く、疲れにくいといえます。
メンテナンスの違い
内装ギアでチェーンカバーがついたママチャリは、多少の雨でもギアやチェーンがぬれたり泥だらけになる事はなく、メンテがとても楽です。
ほとんどのモデルでギアやチェーンがむき出しのミニベロは、雨の後にはさび対策のふき取りや注油が必要で、メンテナンスの頻度は多くなります。
魅力的な自転車かどうか
実用性と価格の安さを追求したママチャリは、おしゃれさやかっこよさを感じにくく、乗っていて嬉しい、ウキウキすることが少ないのではないでしょうか。
それに比べ、街で見かけるミニベロはおしゃれな店構えにもよく似あい、今どきなファッションに身を包んだおでかけの際にも服装をより引き立てるアイテムとして活躍してくれます。
こんなシーンで活躍するミニベロ
ファッションの一部として、毎日の生活に欠かせない足回りとして、私たちに身近な存在の自転車だから、お気に入りの一台が見つかれば、一緒に過ごすシーンで気分がグンと盛り上がります。
毎日の通勤通学が楽しくなる
デザインもカラーも自分好みのお気に入りの愛車と一緒なら、毎日の通勤通学タイムが楽しい時間に早変わり。
早起きした天気の良い日は、ちょっと遠回りして川沿いの自転車道を走り抜け、気持ちをリフレッシュして一日をスタートしてみては。
おしゃれな愛車でお気に入りのショップ巡り
漕ぎ出しが軽くスムーズなミニベロなら、通りすがりに見つけた気になるショップにも、ストレスなく寄り道できます。
ママチャリよりも駐輪スペースが小さくおさまるから、お店の前のちょっとした空間にとめやすいのが嬉しいですね。
ちょっと足を延ばして季節を感じる日帰り観光へ
走行性にも配慮されたミニベロで、秋には近所の紅葉スポットへ、春には桜の名所へ。
お休みの日にちょっとだけ足を延ばせば、季節を満喫して素敵な一日を過ごせます。
女性に適したミニベロ選びのポイント
フレーム
またぎやすいフレームの形を選べば、スカートでも乗り降りがしやすく安心です。
スポーツタイプのミニベロはフラットバーで女性にはまたぎづらいので、注意してください。
タイヤサイズ
小さいタイヤは見た目も可愛く、漕ぎ出しが軽くなりますが、その分地面からの衝撃が伝わりやすくなってしまいます。
小さいタイヤを選ぶときは、タイヤの太いものや衝撃を吸収してくれるサスペンションのついたモデルをおすすめします。
ギヤ比
ギヤ比が高いと、ミニベロならではの小さいタイヤでも速いスピードが出しやすくなります。
ある程度のスピードも欲しいという方は、ギア比の高いモデルをおすすめします。
かご・泥除け・スタンド
ママチャリには標準装備でついているこれらのアイテムも、ミニベロでは別売りの場合が多いです。
雨上がりの走行やショッピングでの利用など、普段の使い勝手の良さを考慮して、あらかじめ取り付けておくと便利です。
女性が乗りやすくておしゃれなミニベロ5選
それでは、乗りやすくて見た目も可愛らしい、おしゃれ女子の街乗りにぴったりなミニベロをご紹介していきます。
BRUNO(ブルーノ)Mixte Flat(ミキストフラット)
街のお散歩自転車の定番ミキストフラットは抜群の安定性とお手頃プライスが魅力のミニベロ。
細フレームとウッドベースがおしゃれなバスケットがオプションで付けられるから、普段使いにも便利です。
キックスタンドは標準装備、カラーも豊富で7色から選べます。
LITEWAY(ライトウェイ)GLACIER SW(グレイシアSW)
太めのタイヤと路面の衝撃を吸収するサスペンション付きで、街中の段差を気にせず走行できるます。
スカートでも乗り降りしやすく女性に優しいフレームデザイン。
スポーツバイクを意識した仕上がりで、アクティブな女性におすすめの一台です。
FUJI(フジ)HELION(ヘリオン)
FUJIらしい華奢なフレーム、北欧カラーがおしゃれ女子にぴったりなミニベロ。
街で目を引くこと間違いなしです。
スムーズな乗り心地と高い耐久性を兼ね備えたクロモリフレームにフラットなハンドルで、日常使いに最適な自転車です。
スカートでの乗り降りに向かないため、パンツ派の女性におすすめです。
BEALL(ビーオール)BTR-20
乗り降りしやすいようにトップチューブを湾曲させたフレームが女性への配慮を感じさせるミニベロです。
前後の泥除けとキックスタンド、フロントキャリアが標準装備なのも嬉しいポイント。
内装5段変速でキビキビ走れて、快適な街乗りにぴったりの一台です。
BEALL(ビーオール)ALIZE C(アリゼC)
フラットバーでも跨ぎやすいフレームデザインが女性に嬉しいミニベロです。
サイドスタンドが標準装備されていて、気軽にショッピングに立ち寄るにも便利。
前後泥除け付きで小雨でも快適に走れます。
ホワイトカラーのタイヤがおしゃれ心をくすぐる一台です。
まとめ
今回、デザイン面や機能面から見て、おしゃれ女子の街乗り自転車にぴったりなミニベロ達をご紹介しました。
「自分が何にこだわるか」という事と「自転車のタイプの違い」を知った上で選ぶと、後悔しない自転車選びができます。
お気に入りの自転車を見つけて、皆さんの日常がいつもより少し快適で、少し心が弾む毎日になることを願っています。