なぜ着るの？サイクルジャージは普通のジャージと何が違う？
ロードバイクなどの俗に言う自転車よりスピードが出るバイクに乗る際には、サイクルジャージを着るのが一般的です。
しかし、なぜロードバイクに乗る際にはサイクルジャージを着るのでしょうか？
それは普通のジャージと違いがあるから着ているのです。
そこでここでは、サイクルジャージと普通のジャージの違いについて紹介します。
お尻が痛くならない
サイクルジャージと普通のジャージの最大の違いは、ロードバイクなどの自転車に乗っている際にお尻が痛くなるか、ならないかと言う点になります。
ロードバイクは、基本的にはサドルが固いことが多いです。
その方がロスなく力をペダルに伝えていくことができるので、それ自体は悪いことではありません。
しかし、固い椅子の上で長時間座っている、しかもその上では激しく足を動かしていると言うのであれば、やはりお尻が痛くなってきてしまいます。
お尻が痛いままのり続けていると、深刻にお尻にダメージを受ける可能性も出てきます。
そうなったらもはや乗り続けることは難しくなります。
たとえばどこかに出かける途中でそうなってしまっていたら、帰りは自転車を持って電車に乗るしかなくなります。
そうなったらやはりすごく面倒です。
なので、なるべくお尻が痛くならないような服装で乗るべきなのです。
そしてそれこそが、サイクルジャージになります。
保護するパッドが入っている
サイクルジャージを着ているとお尻が痛くならないと言うのは、それにはお尻を保護するパッドが入っているからです。
一般的なジャージでも、ファッション性よりも機能性を重視したジャージであれば、膝のあたりにパッドが入っていることがあります。
それのもっとしっかりしたものがお尻に入っているのが、サイクルジャージなのです。
普通のジャージでは、まずお尻にパッドが入っていると言うことはありません。
これが、普通のジャージとサイクルジャージの最大の差になります。
もし長時間ロードバイクに乗ることが多いのであれば、普通のジャージで代用するのではなく、サイクルジャージを用意するのがおすすめです。
自転車を邪魔しないのがサイクルジャージ
サイクルジャージと普通のジャージの違いとして、自転車の邪魔をどのくらいするのかという違いがあります。
サイクルジャージは、基本的にピタッとしています。
それに対して普通のジャージは、もちろんサイズ感による違いはありますが、基本的には緩めのものが多いです。
これが、自転車に乗る際の邪魔具合を左右してくるのです。
ピタッとしていれば空気抵抗が少ない
サイクルジャージのようにピタッとしている服は、自転車にのっていても空気抵抗が少ないです。
それに対してゆるめの普通のジャージは、生地のあまりがたくさん空気を受けてしまうことになります。
だから、漕いでいても無駄にペダルが重たくなるのです。
もちろんその差は、そこまで大きな差ではありません。
別に空気抵抗があるからといって、そのせいで全然進まなくなるということはまずありません。
なので、ロードバイクなどの自転車に乗る際には、必ずしもサイクルジャージを着ないとならないかと言われると、そんなわけでもないということになります。
しかし、サイクルジャージのように空気抵抗が少ないものを着ていた方が、長時間ロードバイクに乗る際には楽になります。
ちょっとした空気抵抗の差でも、長時間それにのり続けていたら次第に積み重なって大きな差になっていきますから。
素材感的にも空気抵抗が少ない
サイクルジャージの空気抵抗が少ないのは、何もサイズ感だけが原因ではありません。
サイクルジャージの空気抵抗が少ないのには、素材感も関係しているのです。
普通のジャージは、ややごわごわした触り心地の素材感のものがおおいです。
それに対してサイクルジャージは、つるつるした触り心地の素材感であることが多いです。
つるつるしている素材感なので、当然空気も受け流しやすいです。
だから、空気抵抗をあまり感じなくなるのです。
自転車を漕ぎやすい伸縮性がある
サイクルジャージには、自転車を漕ぎやすい伸縮性があります。
もちろんサイクルジャージでなくとも伸縮性はあります。
ジャージというのは、サイクルジャージであっても普通のジャージであっても、基本的に運動する際に着るために作られているものになります。
運動するために作られているということは、伸縮性があるのは当然です。
なので、伸縮性自体は、それがサイクルジャージでも普通のジャージでもあるものなのです。
しかしサイクルジャージの伸縮性は、自転車を乗る際の動きをスムーズにしてくれるような伸縮性になります。
対して普通のジャージは全般的な伸縮性があります。
それも、一つの大きな違いです。
膝やお尻周りの伸縮性が高い
自転車に乗る際に特によく動かすのは、膝やお尻周りになります。
ペダルを漕ぐわけですから、それは当然です。
そしてサイクルジャージは自転車をより乗りやすくさせるためのアイテムなのですから、膝やお尻周りが特に動きやすくないと成立しません。
なので、膝やお尻周りの伸縮性が高くなっているのです。
より自転車に乗りやすくなるのは、間違いなくサイクルジャージになります。
サイクルジャージは季節適応力が高い
サイクルジャージと普通のジャージの違いとして、季節適応力の違いもあります。
サイクルジャージは、普通のジャージと比べて季節適応力が高いことが多いです。
なぜならサイクルジャージは、それ一枚で上には特に何も着ないでロードバイクに乗ることになることも多いからです。
なので、風を通さないで高い防寒力を持つことになります。
もちろん夏の場合は逆です。
夏の場合は、通気性がよくて、なるべく暑さを感じないような素材感で作られているものが多くなります。
対して普通のジャージは、そこまで季節感を考えて作られているものはありません。
その違いは、ロードバイクに乗る際には大きいです。
たくさん着ると動きづらくなる
もし季節適応力が低い服をきてロードバイクに乗っていたら、ロードバイクに乗る際にはたくさん服をきないとならなくなることが出てきます。
たくさん服をきてロードバイクに乗るとなると、やはり空気抵抗もたくさん感じるようになってしまいます。
また、当然たくさん着ている分服も重たくなります。
そして身体も動かしづらくなります。
だから、ロードバイクを漕いでいて疲れやすくなってしまう可能性は高いです。
そうして疲れやすくなってしまうと、やはりロードバイクを楽しめなくなりますし、長距離の移動はしんどくなります。
途中で荷物になる
また、たくさん着込んでロードバイクに乗ると、途中で暑くて脱ぎたくなることも多くあります。
そうして途中で服を脱いでいたら、その服はすごく邪魔になります。
そうして服が邪魔になっていたら、それもストレスになることは間違いありません。
どうせロードバイクに乗るならなるべく自分にストレスをかけずに乗りたいものです。
だから、サイクルジャージを着て乗るべきなのです。
まとめ
サイクルジャージは、ロードバイクなどの自転車に乗るためにあらゆる面で特化しているウェアになります。
だから、より快適に、そしてよりストレスなくロードバイクを楽しめるようになるのです。
それであれば、やはり普通のジャージを着て乗るのではなく、サイクルジャージを用意して乗るべきです。
是非サイクルジャージを購入してみてください。