サイコンはどんな機能があったらいいの?注目すべきは3つの機能
サイコンにはさまざまな種類のもがあります。
初心者はどのサイコンを購入すればいいかまよってしまうでしょう。
一番安いのでいいかと思うかもしれません。
サイコンを購入するとき注目するのは速度表示、心拍数とケイデンス、そしてGPSの機能です。
自分がなぜロードバイクをやるのかという目的を考えることで自分が購入すべきサイコンが分かるでしょう。
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目次
サイコンで注目すべき機能とは
サイコンにはたくさんの種類があります。
値段もピンキリです。
どれを買っていいのか迷ってしまった時には機能に注目をしましょう。
サイコンは多機能ではありますが、大きく分類すると速度表示、心拍数とケイデンス、GPSの3種類に分けることが出来ます。
もちろん、この3種類の機能全てが搭載されていることが好ましいですが、ロードバイクを使用する目的によっては必ずしも必要ではありません。
3種類の機能全てが搭載されているサイコンは価格もそれなりにします。
予算とロードバイクの使用目的に合ったサイコンを選ぶことが重要です。
避けたいのは買い直し
サイコンを購入するうえで最も避けたい事態は買い直しです。
最初に安くてあまり高性能ではないサイコンを購入したものの、段々と物足りなくなってしまって高性能のサイコンを買った場合、合計の金額でもっとすごいサイコンを買えることになってしまいます。
ロードバイクは1つ1つ部品や備品をそろえていくのも楽しみの1つではありますが、サイコンは消耗品ではありません。
できれば最初から目的にマッチしたサイコンを手に入れるようにしましょう。
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速度表示のみのサイコン
速度表示のみのサイコンはもっとも手軽なサイコンです。
走っている時の瞬間最高速度や平均速度などを計測してくれます。
時計も表示されているものがあります。
価格は3000円くらいです。
この埴土表示のみのサイコンはロードバイク初心者が選びがちなサイコンです。
物足りなくなることが多い
ロードバイクにはまるとほとんどの人がやがて速度表示のみのサイコンでは満足できなくなってしまいます。
買い替えることになってしまうのが多いのです。
速度表示のみの機能のサイコンはかなりまったりとロードバイクを楽しみたい人におすすめのサイコンです。
心拍数やケイデンスの表示もされるサイコン
ケイデンスは聞き慣れない用語ですが、1分間あたりのべダルの回転数のことを現すロードバイク用語です。
速度表示だけでなくこのようなものが表示されるサイコンもあります。
心拍数とケイデンス両方が表示されるものもありますが、片方しか表示されないサイコンもあります。
サイコンの価格は速度表示のみのものよりもやや高く1万円程度です。
トレーニング目的ならば絶対におすすめ
ロードバイクをやる目的はトレーニングのためだったりレースで良い成績を伸ばしたかったりするのならば心拍数とケイデンスの機能は絶対に必要です。
速度表示だけでは分からない情報を手に入れることが出来るからです。
心拍数で分かること
心拍数はロードバイクをこいでいるときにかかる体の負荷を知ることが出来ます。
同じ道を同じスピードで走っていても、体調が良ければ心拍数は上がりにくいです。
逆に体調がイマイチ整わない時だと心拍数はすぐに上がってしまいます。
ときには体調に合わせてトレーニングのメニューを緩やかにすることも必要です。
キツイトレーニングをすればするだけ実力がつくと考えるのは間違いです。
最大心拍数は220から年齢を引いた数字であることが良いとされています。
脂肪を燃焼させたちときには最大心拍数の65パーセントから85パーセントくらいが良いでしょう。
ケイデンスで分かること
同じ道を同じ速度で走る場合、ケイデンスが低いとギアが重い、ケイデンスが高いと軽いギアということが分かります。
ケイデンスが低いと足にダメージや疲労がたまりやすいです。
一方、ケイデンスが高いと息が上がりやすくなります。
GPSも搭載されているサイコン
速度表示、心拍数、ケイデンスに加えてGPSも表示されているサイコンです。
数あるサイコンの中でも高機能で高価格です。
GPSは地図のように使うだけでなく自分がロードバイクで走った道のりを保存できます。
道だけでなく、区間走行にかかった時間も記録ができます。
過去の走行履歴と比較してみるのも面白いです。
トレーニングのモチベーションも上がるでしょう。
価格は2万円くらいからになります。
ナビもしてくれてGPSの精度が高いものだと10万円近いものもあります。
本格的にロードバイクを極めたい上級者向けのサイコンです。
スマホで代用も可能
GPSが搭載されたサイコンは確かに便利ですが、スマホのアプリなどで代用も可能です。
心拍数とケイデンスと速度表示が出来るサイコンとスマホを併用して使うことでGPSも搭載されているサイコンと同じような情報を手にすることが出来ます。
しかし、スマホで代用をする場合、1つだけ注意をしなければならないことがあります。
それはバッテリーです。
スマホでGPSを起動させたまま走行をしているとかなりのバッテリーを消費してしまいます。
落車してロードバイクが破損してしまったり怪我をしてしまったり道にまよってしまったりしたときにスマホがバッテリー切れではとても困ってしまいます。
スマホをサイコン代わりに使用する場合はバッテリーの管理にはくれぐれも気を使うようにしましょう。
なくてもいいけれどあると嬉しいサイコン機能
速度表示や心拍数、ケイデンス、GPSほど重要ではないけれど、搭載されているとちょっと嬉しい機能があるサイコンもあります。
サイコン選びでどっちに使用か迷ってしまったときには注目をしてみましょう。
バックライト機能
夜にロードバイクを乗る人にはおすすめの機能です。
バックライトがあるとサイコンの表示が見やすくなります。
小さなことですが、サイコンを使う時のストレスを減らすことが出来ます。
ただし、バックライトはサイコンのバッテリーを消費しますので、その点には気を付けましょう。
ワイヤレス機能
ケイデンスや心拍数を測定するためにはペダルの場所や体にセンサーを付けなければなりません。
これがサイコンと有線で繋がっている物と、ワイヤレスのものがあります。
有線のものの方が価格的に安いですが、配線が面倒であることがあります。
また、見た目が悪いという問題もあります。
有線タイプとワイヤレスタイプの差は数千円です。
消費カロリー
体重を入力しておくことで消費カロリーを計算してくれます。
ダイエット目的でロードバイクに乗っている人はモチベーションを維持しやすい機能なのでおすすめです。
ロードバイクはカロリー消費が激しいスポーツです。
栄養補給の目安にもなるでしょう。
有名メーカーでなくても大丈夫
サイコンは有名メーカー、大手メーカーからも多く出てますが、外国製や無名のメーカーなどからも多く出ています。
有名メーカーのものはそれなりに価格が張ります。
一方が外国製や無名のメーカーは高機能でも有名メーカーほどの価格ではありません。
しかし、最近では無名のメーカーのものでも機能は信頼できることが多いです。
まとめ
サイコン選びにまよったら、速度表示のみのものなのか、心拍数やケイデンスも図れるのか、GPS機能もあるのかなどという点に注目をして考えるようにしましょう。
速度表示のみのものはお手頃価格ですが、ロードバイクに慣れてくると物足りなくなってしまい、結局買い直す人が多いです。
GPS機能はスマホでもある程度代用をすることが出来ますが、バッテリー切れに注意が必要です。