ママチャリで効率的に走ろう!~少しの工夫で快適な乗り心地

ママチャリ・シティサイクル

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街乗りの自転車、いわゆるママチャリはちょっとした移動に便利な乗り物です。

しかし、街を走るママチャリを見ていると、サドルが低すぎたり、空気が入っていないペッタンコのタイヤで走っている人を見かけます。

乗りずらそうで、他人事ながら見ていて心配です。

ママチャリでも、少し乗り方を変えたりするだけで、より快適で便利に走れます。

今回はそんな方法を、いくつかご紹介します。



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正しいサドル位置で快適に走る

自転車も服と同じように、身体に合わせて乗ります。

正しいサドル位置にすると、ペダルが軽くなって、漕ぎやすくなります。

学校などの交通安全指導では、転倒防止のために足が完全に地面に着くぐらいの高さで、と言われます。

しかし、この高さでは低すぎて、膝に負担がかかりやすく、膝を傷めるおそれがあります。

適正な高さは、自転車にまたがり、ペダルを一番下に持ってきて、そこに踵を乗せた時に、膝がまっすぐに伸び切るぐらい、と言われています。

文字だけだとわかりにくいですが、要は足のつま先が地面に着く程度の高さです。



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サドルが高くても、乗り降りするには

前項でサドルの高さを上げてみると、停車時につま先で身体を支える状態になってしまいます。

これは疲れるし、不便ですね。

しかし、それはサドルに座ったまま停車・発進するから、そうなってしまうのです。

これを解消するには、サドルから降りれば良いのです。

乗り降りが面倒になりそうですか?

でも、次項で紹介する乗り方をすれば、楽に乗り降りできますよ。

乗り方

1.まず自転車にまたがります。

でも、まだサドルには座りません。

2.利き足側のペダルを、漕ぎ出しやすい位置まで持ってきます。

時計で言えば、2時の方向です。

3.利き足を踏み込み、漕ぎ出します。

すると、立ち漕ぎの姿勢になって自然にお尻が浮きます。

そのままサドルに腰をおろして乗車完了です。

降り方

1.減速して、利き足側に体重をかけます。

2.サドルから腰をあげ、利き足と反対の足をペダルから離して、前方に一歩前の地面に踏み出す感じで降ります。

運動効果が出る走り方

エクササイズとして自転車に乗る場合、いつもより少し速いかなぁ、ぐらいの速さで走ってみましょう。

これぐらいの速さで、時速15~20kmぐらいになります。

これで週2・3回、3~5km程度走ると、足の筋肉が鍛えられて効果的です。

ペダルを「踏む」のではなく「回す」イメージで漕ぐようにすると、より楽に漕げます。

強い負荷は逆効果

高い運動効果を得ようと、重いギアで頑張って走ってしまうのはNGです。

息が切れて、心臓もバクバクになるような走り方は、負荷が強すぎて身体に乳酸がたまり、疲れやすくなってしまいます。

膝にも負担がかかります。

続けるためにも、最初はほどほどの負荷から始めましょう。

走るのに適した場所

走るのは、サイクリングロードのような平坦なところが良いでしょう。

ママチャリで走っても、全く問題ありません。

車を気にせず走れて、とてもおすすめです。

最初は、自転車から降りた時に軽く汗がにじむ程度でも構いません。

タイヤの空気入れが楽になる便利アイテム「スーパーバルブ」

タイヤの空気入れって、結構力がいるし、面倒です。

ついつい忘れて、ペッタンコなタイヤで走ってしまった、という人も少なくないでしょう。

そんな時に便利なのが、スーパーバルブです。

通常の虫ゴムと付け替えるだけで、空気入れのポンピングが軽くなります。

虫ゴムは、空気を入れていくにつれてポンピングが重くなりますが、スーパーバルブではさほど重くなりません。

さらに空気が抜けにくくなるので、空気入れの頻度が少なくて済みます。

値段も2個セットで200~300円程度と、安いです。

虫ゴムと異なり、持ちが長く、最低でも2・3年は使えます。

値段のわりにメリットが多くて、おすすめです!

まとめ

ママチャリでも、少し乗り方や道具を変えるだけで、快適に乗ることができます。

単なる移動手段と割り切って乗るにしても、より効率的に走れば、疲れにくく楽です。

身体への負担も少なく、膝を傷める心配も減って安心です。

また、定期的にチェーンに注油するなどの手入れをすれば、さらに快適に走れます。

自転車も長持ちして、余計な出費も抑えられます。