何が運べる?ママチャリで運ぶことが出来る荷物の重さはどれくらい?

ママチャリ・シティサイクル

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ママチャリは、前かごやリアキャリアに荷物を置いて運べるという利点があります。

だからこそ、一般市民の日常用の乗り物として重宝されているところがあります。

ただ、そんなママチャリですが、実際のところどの位の荷物までなら運べるのでしょうか?

ここではそんな、ママチャリで運ぶことが出来る荷物の重さについて紹介していきます。



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トータルで30キロを超えないこと

ママチャリの積載量というのは、決まっています。

トータルで30キロを超えないということがルールとなっているのです。

つまり、子どもを乗せるのであっても、30キロ以上ある子供を乗せるのは、厳密には違反となります。

そして当然、荷物であっても30キロを超えてはなりません。

30キロなんてそうそう超えるわけがないと思うものですが、意外と30キロというのは超えることもあります。

たとえばお米を一度にたくさん買ったらそれで超えてしまいますし、ペットボトルをダンボールで数個買ったりしたら、それで超えてしまうこともあるでしょう。

ましてや子連れで買い物にいったら、子どもの体重も加わるわけなのですから、超えないことの方が難しくなるかもしれません。

意外とたくさん運ぶことができないので、その点は注意しないとならないでしょう。

なぜ30キロまでなのか

でも、ママチャリで運ぶことが出来るのはなぜ30キロまでなのでしょうか?

乗っている人の体重を考えると、もっと乗せることができるように思えるものです。

たとえば、40キロの女性と90キロの男性が同じ種類のママチャリに乗っていても、両方とも壊れていないことを考えると、もっとのせることが出来ると思うのが普通です。

でも、ママチャリでは30キロ以上の荷物を載せることができません。

それはやはり、それ以上の荷物を載せると運転がすごくやりづらくなるからだと言えます。

30キロ以上の荷物を載せての運転というのは、いつもよりもそれだけ重たくなった状態での運転となります。

いつもそれだけ重たくなった状態での運転では、その重さによってハンドルをとられたりすることがあるのです。

ということはそれだけ予期せぬところへ突っ込んでいったりしてしまう可能性が高くなるという事です。

それは自分も危険にさらすことになりますし、他の関係ない通行人なども危険にさらすことになってしまいます。

もしそれで自転車をぶつけてしまった相手が子供や高齢者だったとしたら、命に係わることだってあるのです。

そんな風に危険にならないぎりぎりの重さが、30キロなのです。

だから、ママチャリの積載量は30キロとされています。



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前と後ろを合わせて30キロ

30キロというのは、先述の通りトータルで30キロになります。

だから、前柄に5キロ後ろに25キロでもいいですし、前側に15キロ後ろ側に15キロでも良いのです。

ただ、前に10キロ後ろに30キロだったりして、トータルの数字が30キロを超えてしまうと、それでアウトになります。

このトータルで考えるというのが、意外と忘れがちになるところです。

でも、トータルの数字なので、忘れないに意識しておいてください。

トータルで越えなければなんでも良いわけではない

そして当然、トータルで30キロを超えなければ何でも良いのかというと、そんなこともありません。

というのも、前側が重たくなるのと、後ろ側が重たくなるのだったら、明らかに後ろ側が重たくなる方が運転しやすいからです。

自転車のハンドルに何か荷物を引っかけて運転したことがある方なら分かるかもしれませんが、ママチャリの前側が重たくなると、それだけですごく運転しづらくなります。

ハンドルが思った方向に切れなくなることもあるでしょう。

ましてやこれが女性の場合だったらなおさらです。

男性であれば、たとえ30キロの重さが前に乗っていても、力で強引になんとか進路を変えることができるかもしれませんが、女性の場合は重たすぎて思うように操作できない可能性が出てくるのです。

それは間違いなくすごく危険なことです。

だから、後ろの方をなるべく重たくするのがおすすめです。

後ろが重たくなるとペダルが重たくなる

前側が重たくなると、ハンドル操作がしづらくなるというデメリットがありましたが、では、後ろ側が重たくなることにはどんなデメリットがあるのでしょうか?

後ろ側が重たくなるデメリットは、ペダルが重たくなるという事です。

後ろに子供を乗せて運転したことがある方は分かるかもしれません。

後ろが重たくなるということは、純粋に自転車自体が重たくなるという事なので、ペダルをこぐのも大変になるのです。

でも、ペダルをこぐのは大変になるけれど、特別ハンドル操作が難しくなるということはないでしょう。

しいていえば、ペダルが重たくなることによって、スタートがうまくいかず、そのせいで上手くバランスが取れなくなるということはあるかもしれません。

でもそれは、ハンドル操作が難しいからそうなっているわけではありませんし、スピードが出ていない分危険性もあまり高くないと考えることができます。

だから基本的に、ママチャリに荷物を載せる際には後ろに荷物を載せた方が安全だと言えます。

前が重たくなると視野がふさがれる

後ろが重たい方が安全であるというのは、ハンドル操作だけのことではありません。

後ろが重たいということは、後ろの方に大きい荷物があるということになります。

後ろに大きい荷物があったところで、それによって視野がふさがれてしまうということはまずありません。

では、前に大きい荷物があったらどうなるでしょうか?

前に大きい荷物があったら、その荷物のせいで前の視野がふさがれてしまう可能性が出てくるのです。

前の視野がふさがれるということは、ママチャリに乗る際に一番危険なことだといっても過言ではないでしょう。

まず小さい子どもは確実に見えなくなりますから、うっかりひいてしまう可能性も出てきますし、段差なども見えなくなるから、思いもよらないところに急に段差があって、それでハンドル操作を誤ってしまう可能性も出てきます。

それだけならまだしも、停止位置がよく見えなくなったりして、そのせいで思ったよりも道路に飛び出した位置で停止してしまうようなこともあるのです。

飛び出していたら、車にあてられてしまうこともあるでしょう。

それは自分が悪いのに、相手にも迷惑をかけることになります。

だから、避けないとならないのです。

小分けにした方が安全

また、30キロの荷物を運ぶ時でも、30キロとはいかないまでも重たい荷物を運ぶ時には、なるべく小分けにした方が安全だと言えます。

もちろん先述の通り、トータルのバランスでは後ろを重たくした方が良いですし、小分けにした前かごに入れる際には、ハンドル操作が重たくならないようには調節しないとなりません。

だから、考えながらしないとならないということはありますが、小分けにした方が安全であることは間違いないでしょう。

たとえば小分けにしないで、後ろに29キロくらいの荷物を置いたとします。

そうすると、後ろの方だけ随分と重たくなります。

そうしてトータルの重さに差が出てきてしまうと、濡れた地面などで予期せぬスリップをしてしまう可能性が高くなると言えるのです。

ママチャリがいつもより重たい状態でスリップしてしまうと、転倒も大げさになる可能性が高いでしょう。

それはつまり、怪我する可能性が高いという事です。

だから、なるべく小分けにして、ママチャリ上のバランスを上手く整えていってください。

4個くらいに小分けにすると吉

小分けにする際には、4個くらいに小分けにすると良いでしょう。

たとえば、前かごに入れる部分と、後ろに乗せる部分、そして、ハンドルの左と右にかける部分とか、あるいはカバンに入れる部分とか、そんな風にして小分けにしていくのです。

そうして4つくらいに小分けにすると、前と後ろだけではなく、左と右でも上手くバランスを整えることができるようになります。

当然ながら、前と後ろだけではなく左と右でもバランスを整えた方が走りやすいです。

だから、多く小分けにした方が良いのです。

かご内で均等にするのもあり

前かごに入れる荷物の中でさらに小分けにして、左右を均等にするというのもアリです。

ハンドルにかけると邪魔になることもありますから。

前かごに入れる荷物の中で左右を均等にするというのは、たとえば真中に軽めの野菜などを入れて、その右にペットボトルをいれて、その左に牛乳を入れるとか、そういった類の重さコントロールになります。

このくらいの重さのコントロールであれば、慣れればすぐにできるようになるでしょう。

なのでこういうのもおすすめです。

実際に30キロとはどのくらいの重さなのか

ママチャリでは30キロの荷物を運ぶことが出来るといっても、30キロの荷物がどのくらいの荷物になるのかわからないという方も多いでしょう。

30キロの荷物というのは、だいたいお米6袋くらいになります。

お米にももちろんキロ数があるので、一概に6袋とは言えませんが、お米を買う時には5キロのお米を買う方が多いのではないでしょうか?

そう考えると、30キロの荷物というのは、お米6袋分くらいということになります。

お米を一気に6袋も買う人はいないでしょうが、ではペットボトルならどうでしょうか?

ペットボトルは、だいたい一本で1.5キロくらいあります。

つまり、大きめのペットボトル20本くらいで30キロになることになります。

もちろんこれも一気に買う人はあまりいないでしょうが、組み合わせるとどうでしょうか?

たとえばお米3袋とペットボルト10本くらいであれば買う人もいるのではないでしょうか?

そしてこれらを買う時には当然他のお肉や野菜なども買うことになるはずです。

場合によってはまだ他に日曜日なども買う事もあるかもしれません。

そうしたらもっとお米やペットボトルを減らしても30キロを超えるようになるでしょう。

お米を買う時には車でいく

30キロを超えないようにする為の方法としては、いくつかの方法が考えられます。

まず一つは、お米を買う時には車で行くようにするという方法です。

車で行けば何キロ買っても車の最大積載量を超えるということはまずありえません。

だから心置きなく買い物をすることができるでしょう。

また車で行く際には車でいける位のスーパーに行くということになりますから、ある程度色々な物がそろっていると言えるでしょう。

つまりそれだけたくさんのものを買うことが出来るのです。

より一気に買い物ができるでしょう。

なので、ちょくちょく行く手間も省けて、節約になります。

なぜちょくちょく行かないことが節約になるのか?

と疑問に思う方もいるかもしれませんが、ちょくちょくいくと、特別必要のないものを買ってしまったりして、余計な出費が増えるのです。

ただ逆に小分けにしていくのもあり

ただ逆に小分けにしていくのもアリです。

というよりも、車が無い場合には、小分けにして行くという方法をとらざるを得ないでしょう。

極端な話、毎日のようにスーパーにいけば、まず間違いなくスーパーの買い物で30キロを超えるということはないでしょう。

大家族であるという場合は、話は別かもしれませんが、一般的な4人5人位の家庭であれば、まずそうなることはありません。

小分けにしていけば、お米だって一袋ずつ買う事が出来るでしょうし、ペットボトルだって2本ずつくらい買ってくれば良いことになります。

先述の通り、小分けにしていくことには、余計なものを買ってしまうというデメリットがあったり、さらに一気に買うよりも高くつきやすいというデメリットもありますが、それでも30キロを超えないためにはそうするのが良いでしょう。

一気に買えば安くなるという食料品は多いですが、でも、小分けにして買えばその時々の安値の食料品を変えるというメリットもあったりしますから、そこまでデメリットだらけというわけではありませんし。

まとめ

ママチャリで運ぶことができる最大の重さは30キロとなりますが、この30キロはなるべく考えて重さを割り振らないとならないというのが、ここでの結論になります。

後ろの方をなるべく重たくしつつ上手く小分けにして、重たい荷物を運ぶ時にもなるべく安全にママチャリを運転できるようにしていきましょう。

そして、不要なトラブルは避けるのです。