日本からワールドスタンダード!おすすめの国産ミニベロ!
ミニベロと言えばどんなブランドをあげますか?
やはりブロンプトンやビアンキ、ブルーノなどが有名でしょうか。
そんな海外勢に混じって、日本発のミニベロも注目を集めています。
職人の国・日本らしいこだわりのミニベロは、サイクリストからも高い評価を受けているのです。
デザイン、走行性能など、様々な点にこだわりが見られます。
どんなミニベロがあるのでしょうか。
ミニベロの使い方は自由自在!
かわいくておしゃれなのがミニベロのチャームポイントの一つです。
しかし、かわいいだけではありません。
街でちょっと走るだけのチョイ乗りユーザーから、ヒルクライムや長距離サイクリングに挑戦するヘビーユーザーまで、あらゆるニーズに応えてくれるのがミニベロの魅力なのです。
走行性能は気にせず、見た目やデザインだけで選ぶとしても、ミニベロなら探す楽しみは無限大。
自転車=ダサいというイメージをお持ちの方にはおすすめです。
さらに、折りたたみできるミニベロなら公共交通機関に持ち込んで乗る事も出来ますし、行動範囲が広がるのは間違いありません。
おすすめは日本ブランド!
ミニベロという言葉自体フランス語だというのをご存知でしょうか。
「ミニ」は小さい、「ベロ」は車輪という意味です。
そんなミニベロの人気メーカーはやはり海外のものが多いです。
ブロンプトン、ブルーノ、ダホン、ビアンキ…。
どれも魅力的でデザインもカラーもスタイリッシュ。
気軽に乗るにはおすすめのミニベロです。
それでは日本ブランドのミニベロはどうでしょうか。
日本では2000年初頭ごろからミニベロ専門のブランドがちらほらと姿を現し始めました。
その品質の高さを評価する声は多いです。
どんなブランドがあるのでしょうか。
Tartaruga(タルタルーガ)
独特な響きを持つこのブランド、2001年に設立されました。
ミニベロのデザインを行っているのはプロダクト・デザイナーの吉松尚孝氏。
彼のミニベロ作りのコンセプトは「ワクワクする乗り物」を造る事でした。
ですから、ミニベロには「E-VEHICLE」(emotionalvehicle)というシリーズ名が付けられています。
発売以来「乗車した時の、見える景色のすばらしさ、ペダルを漕ぐことの楽しさの追及」を目指しています。
もともとはデザイン会社?
このブランドを展開する「Tartaruga Entertainment Works」はもともと大手ゲーム機メーカーで、数多くのアミューズメントマシンを手掛けたメンバーが独立してたちあげたものでした。
アミューズメントマシン開発の中で培ったノウハウを生かし、あらゆるジャンルの製品をターゲットとしたエンターテインメントクリエイト集団なのです。
Pacific Cyclesにデザイン協力!
「Tartaruga Entertainment Works」は「BIRDY」などで有名な世界的ミニベロ製造会社、Pacific Cyclesにもデザイン協力しています。
「CarryME」モデルのリニューアルの際、パッケージワーク、コンセプトデザイン、カラーリング、グラフィックデザインなどを担当しました。
Pacific Cyclesの世界的モデルとして、「Tartaruga Entertainment Works」のデザインモデルが広く販売され、人気を博しているのです。
tarutaruga E-VEHICLEType FOLDING
2001年にオリジナルプロダクトとして発売されたミニベロです。
デザイン会社の設計だけに、オリジナリティにあふれた外見をしています。
特に目を引くのは、小さな背もたれ。
一般的なミニベロとは異なり、背もたれにもたれた姿勢でペダルを漕ぐのです。
それによって視界は広くなり、気分はまるで雲の上をカヌーにのって漕ぎわたっているよう。
背もたれに持たれることによりミニベロと体が一体化し、抜群のハンドルフィーリングを実感できますよ。
その走行感覚は「自転車のオープンカー」とも例えられています。
さらに、18インチタイヤの採用によって低くて楽な姿勢がキープでき、停車時の足つき性の良さは抜群。
視点が低いので、スピードの体感速度もかなり早く感じます。
ですから走行時の爽快感は他にはないものといえますね。
折りたたみも可能で、持ち運びも便利。
行く先々で気軽に楽しむことができます。
tarutaruga E-VEHICLE Type SPORT
Type SPORTのコンセプトは自転車のSUV(SPORT UTILITY VEHICLE)。
軽くて速い、しっかりした走行パフォーマンスを実現しました。
タイヤ径はType FOLDINGより少し大きめの20インチです。
固くてしっかりしたアルミフレームをベースにし、前後にはオリジナルサスペンションを装備しています。
このサスペンション、ほとんど動くことはありません。
通常の路面走行時には路面からの微振動のみを拾いますが、段差を行くときはきちんと作動して衝撃を吸収してくれるという安心設計なのです。
これはtarutaruga独自発想のサスペンションで、ペダルリングの際にも漕いだ分だけ、あるいはもっとたくさん、スムーズに前進してくれます。
ハンドルフィーリングにもくせがなく、思い通りのライン取りが可能。
Type SPORTが「固いのに柔らかい」と言われる秘密はここにあるのです。
さらに、ライディングポジションは可変式。
気分に合わせて異なるポジションで走れます。
前傾ポジションでスポーツライクに走るもよし、アップライトなポジションでのんびり走るもよし。
絶妙なバランスでやりたいことを叶えてくれるミニベロです。
こちらも折りたたみ可能ですから、持ち運びも気軽ですね。
TYRELL(タイレル)
こちらはうどん県として有名な香川県発のミニベロブランドです。
タイレルと言えば「最速の折りたたみミニベロ」とも言われ、その品質の高さには定評があります。
設立は2004年。
ブランドを創設したアイヴエモーション社は、デザイン性・機能性・独創性を高いレベルで融合したミニベロの製造と開発を目指しています。
TyrellPKZ
ミニベロの可能性を追求した、タイレルのフラッグシップモデルです。
航空業界で使用されるTitanum3Al2.5Vをダブルバデッドフレームとして使用。
加工困難と言われるチタンですが、それをふんだんに使用することで強くさびにくいボディを実現しました。
まさに一生ものと言えますね。
衝撃吸収性に富み、抜群の安定性を誇ります。
折りたたみはできませんが、所有欲を満たしてくれるミニベロです。
TyrellFX
こちらは折りたたみ可能なミニベロです。
開発においてのキーポイントはメインフレームに可動箇所を設けず、強く美しいフォールディングバイクを作ることでした。
この独特ともいえるフレームデザインのおかげで、FXはタイレルのものだということが一目でわかるのです。
フレーム全体が強く、そしてコンパクト。
馴れれば数10秒で折りたたむことができますよ。
TyrellPK1
チタンの金属カラーが良く手入れされた工業製品のような美しさです。
印象深く人目をひきつけるフレームデザインは、見た目だけではなくきちんと計算された作りになっています。
このフレームの形によって長いヘッドチューブ周りに剛性を持たせ、フレーム全体の強度をアップさせているのです。
また、REDダブルタップコントロールを搭載し、1つのレバーを1クリックあるいは2クリックすることでシフトアップとダウンを行うことが出来ます。
エレガントで高性能なミニベロです。
TyrellIVE
こちらはミニベロ初心者や女性にも気軽に乗れるモデルです。
Easy、simply、performanceを3つの柱として造られています。
多様なユーザーが楽しめるように作られているので、とにかく乗りやすいのが特徴。
折りたたみ機能も付いており、簡単にコンパクトに収納できますよ。
リアキャリアやフロントダボなど、オプションと拡張性も豊富。
18インチタイヤ使用で低重心なので、安定感は抜群です。
5種類のカラーからお好みを見つけてはいかがでしょうか。
まとめ
日本からも高性能なミニベロがたくさん発売されていますね。
国産ならメンテも心配ないですし、保証の点でも安心できます。
相談もしやすく、好みのモデルやカラーも探しやすいのではないでしょうか。
タイレルですと人気アニメ「ラブライブ!」とコラボしたモデルなどもあるそうで、これも日本製だからこその楽しみ方ですよね。
国産ミニベロで気軽に走ってみてはいかがでしょうか。