自転車乗りが買い求めるビンディングシューズってどんな靴? おすすめメーカー9選

ビンディングシューズ

自転車は多くの人に乗られており、その中でも特にシティサイクルではなく、「競技用タイプ」などに乗る方も年々増えています。

しかし、その時履く「靴」は意外と気にされず、そのまま乗られている方もおられますが、専用の「ビンディングシューズ」を履くことでより快適に走行できるようになります。

そこで、ビンディングシューズの特徴と選び方や注意点を調べてみました。






ビンディングシューズとは

自転車には一般によく見る「ママチャリ」のような「シティサイクル」と、「ロードバイク」といった、「マウンテンバイク」や、「競技用バイク」に別れます。

どちらも普通に乗ることができるのですが、競技用の物は乗る時にペダルを「ビンディングペダル」という専用のものに交換することができます。

ペダルを変えたのだから当然それに伴って、靴もそれに対応したものに変える必要があり、それが「ビンディングシューズ」です。

シューズには「ロード用」と「マウンテンバイク用」があり、それぞれペダルも同様に存在します。

靴底は一般に靴と同じ樹脂製ものと、カーボン製の物があり、軽くて丈夫なカーボン製の方が優れており、足裏の踏み込む部分だけ使用している物も存在します。

柔らかいと力が逃げてしまうのですが、硬いとペダルにダイレクトに力が加えることができますが、膝を痛める可能性があるそうです。

また、留め具も色々あり、紐靴や、マジックテープタイプ、ラチェット式の他にダイヤルタイプの物もあります。

普段履いている靴は大きめのサイズを使用している方も多いと思いますが、ビンディングシューズの特徴はフィットするものを選んだ方が良いです。

紐やマジックテープは比較的安価で手に入れることができますが、その他に比べると性能に劣るようです。






ビンディングシューズの特徴

本格的にロードバイクに乗りはじめ、ハマってしまうとやはり機能性を求めると思います。

そんな人こそ、このシューズはおすすめで、疲労感も、スピードもまるで変わってきます。

ビンディングシューズの底には穴が開いており、その穴にクリートと呼ばれる留め具を装着して、それがペダルと靴を固定します。

マウンテンバイク用は主に2つ、ロード用は3~4つ開いていて、当然数が増えるとよりしっかりと固定できるようになります。

足とペダルを固定するので、脚を引き上げるときにも力を入れることができるので、長距離走行や、いま人気のヒルクライムにもおすすめです。

しかし、メリットだけではなく、歩きづらくなるなどデメリットもあります。

また、安い物では重量もありあまり効果を発揮できないこともあり、よりフィットして軽い物を選んでください。

ビンディングシューズのメーカー

いざ購入しようと思っても、あまり馴染みのない物なので戸惑ってしまうのではないでしょうか。

いくつか有名なところをピックアップしてみたので参考にしてください。

GIRO(ジロ)

1985年に創立したアメリカのブランドで、ヘルメットを多くのチームに配給している事で有名です。

スキー用品なども手がけており、技術に対する高い安心感があります。

3穴式のロードシューズでは珍しい紐タイプのデザインをしており、そのフィット感は「GIROが一番良い」と言われるほど格別なものになっています。

また、足のアーチ部分にあたる靴底のパーツを交換することでアーチの高さや形を調整することができて、乗れば乗るほどフィットする素材でできているのも魅力です。

GAERNE(ガエルネ)

カッコイイ「G」の文字が特徴の、1962年設立のイタリアの老舗ブランドです。

第二次大戦中、イタリア軍の軍靴を作っていた会社が元となっており、今でも職人が一足ずつハンドメイドでの製作を頑なに守り続けています。

ダイアゴナル・クロージャ・システムは特許を取得していて、抜群のフィット感が持ち味です。

SHIMANO(シマノ)

恐らく国内シェアNO.1だろうと言われる国内メーカーです。

どんなロードバイクショップにも大概置いてあるため、どんなロードバイクショップにも大概置いてあるため、最も入手しやすいと思います。

また、純国産のため、日本人に一番適しているとされますが、デザインが少々物足りないとも言われています。

MAVIC(マビック)

はじめてビンディングシューズを購入する、もしくは練習用のビンディングシューズを探している人なら、コスパに優れるのでおすすめです。

自転車の本場フランスの総合メーカーで、豊富なラインナップも誇っています。

長年にわたるツール・ド・フランスでの経験を製品づくりに活かされており、マウンテンバイク用、クロスカントリー用などと、ジャンルごとに細かく設計されています。

しかし、シューズは外国人仕様をしているため日本人の足形に合わないとの口コミも多いとされ、購入時には注意してください。

SIDI(シディ)

国内でも愛用者が多く、日本ではかなり浸透しているブランドと言われており、多くのトッププロも使用しているイタリアのブランドです。

1960年に登山靴のワークショップとして設立され、耐久性の高さは有名で長く履けるシューズブランドとして認知されています。

また、日本人の幅広な足に合わせたMEGA(メガ)タイプが各モデルに用意されているのも人気の要因と言われています。

甲高で幅広の日本人の足にとって履き心地が良く、甲高で幅広の日本人の足にとって履き心地が良く、試着でも評判がいいそうです。

SPECIALIZED(スペシャライズド)

言わずと知れたアメリカの有名ブランドで、機能性・デザイン性でトップクラスの実力を持っています。

このブランドを選んでおけばまず間違いない、といえるほど有名なブランドです。

トップレベルの軽量性と、ピッタリ馴染むフィット感が最大の特徴で、海外のプロだけではなく日本の選手も使用しています。

価格も高価でラインナップも少な目ですが、人間工学に基づいたデザインで、パワー伝達効率を高めているので、ロードレースなどに使う人にはおすすめです。

NORTHWAVE(ノースウェーブ)

名前は英語ですが、イタリアのブランドで、日本人の足にフィットする型で評価の高いメーカーとして有名です。

ロードはもちろん、マウンテンバイク、シクロクロス、キッズとラインナップが豊富に揃っています。

大胆なカラーリングのデザインがカッコイイので、派手なものがタイプならおすすめです。

デザイン性の高さに目を奪われがちですが、高いホールド性能を始めとする品質の高さは多くのライダーからの支持を得ています。

fi’zi:k(フィジーク)

フィジークはイタリアの代表的なサドルメーカーで、熟練の職人達の手作業によって生産されています。

ロードシューズはR5B~R1Bまでで、数字が小さくなるほど上位のモデルです。

どのモデルも男女用が分かれており、「UOMO」が男性用、「DONNA」が女性用になっています。

そんなフィジークのシューズの特徴は、品質もさることながら、特筆すべきはそのデザイン性の高さで、安価なモデルでもかなりおしゃれで、ほかの人と差をつけることができるかもしれません。

DMD(ディーエムディー)

1978年にイタリアでディアマント社が立ち上げた老舗ブランドで、DMTの名前は、デザイン(Design)、材料(Material)、技術(Technology)の頭文字を取って付けられています。

世界王者が愛用していることでも有名で、見た目こそシンプルですが、無駄のない設計が魅力です。

マイクロファイバーを使用したシューズを発表してから高い評価を得るブランドに成長し、現在もトッププロライダーへのサポートと製品開発に力を注いでいます。

充実のラインナップは、最先端技術を惜しみなく注ぎ込んだ勝つためのシューズが並んでいます。

まとめ

普段からあまり本格的に自転車に乗るわけでもなく、「ペダルも普通の物でいいや」という方も多いと思います。

しかし、一度ビンディングシューズでの走行を体験してみると「まるで世界観が変わる」などとも言われているので、一度体験されてみては如何でしょうか。

でも、足を固定してしまうので、停車時などは色々とコツがあるので慣れるまでは特に注意してくださいね。