長距離の通勤や通学にとても便利!今人気のシクロクロスについて

シクロクロス

マジィ(MASI) SPECIALE CX(スペシャーレ CX) シクロクロスバイク Granite ブラウン 51 / 510-1942

ママチャリの中に交じって、時々荷台がついていない自転車で通勤・通学している人を見かけるかと思います。

荷台のついていない自転車は、いわゆるママチャリのようなシティサイクルではなく、シクロクロスと呼ばれる種類の自転車のことをいいます。

最近ではアクセスアイテムとして維持費やガソリン代がかからない自転車の中でも、ママチャリと同じくらいにシクロクロスの人気も高まってきています。

そこで今回は長距離の通勤や通学にも便利なシクロクロスについて、ママチャリやロードバイクと比較しながら紹介していきたいと思います。






シクロクロスとママチャリを比較してみると

ママチャリと呼ばれるシティサイクルはサイクルセンターだけでなく、ホームセンターや大型スーパーなどでもおよそ1万円台で手に入れることができます。

また荷台もついているのでカゴも備え付けられ、買い物をする時にも大変便利です。

それに対してシクロクロスは十数段階以上もの変速ギアがついていて、多くのシフトチェンジが可能なうえ、荒れた道でも楽々と走行できるというメリットがあります。

ママチャリの中にも変速ギアがついているものがありますが、せいぜい3段階くらいのものが一般的です。

ただし価格はママチャリの比ではなく、9万円台から10万円台、あるいはそれ以上のものが一般的です。






車体の軽さが魅力!持ち運びにも便利

一般のシティサイクルは車体を運んで移動をしないといけない場合に、重さが20kg近くはあるので、ハンドルと荷台の部分をしっかり持って「よっこらしょ!」といった感じで持ち上げるのに結構力が必要になります。

それに対して車体が10kg前後のシクロクロスは、女性でもその気になれば片手で持ち上げることも可能なくらいに、軽くて持ち運ぶのにも便利です。

この車体の軽さが荒れた道や坂道などでもスムーズに走行でき、ペダルをこぐ力もそれほど必要なくさっそうと気持ちよく走れる理由なのです。

シクロクロスとロードバイクと比較してみると

シクロクロスは悪路走行でもスムーズに走れるよう、タイヤが太くてゴツゴツした構造になっています。

さらに少々長距離を走っても、タイヤが丈夫なのでパンクしにくいという安心感があります。

一方、シクロクロスのようなスポーティーな自転車に、ロードバイクというものがあります。

ロードバイクもシクロクロスと同様に車体が軽く、多くのシフトチェンジが行えるようになっていますが、タイヤが細くてスピードが出やすいというメリットがあります。

例えば平地の走行を比較してみると、ロードバイクの方がスピードも出やすくスムーズに走行できますが、シフトクロスはタイヤが太くてゴツゴツしているので、荒地の時とは違いペダルが重くなりスピードが落ちてしまいます。

ただし最近ではタイヤを細めにしたシクロクロスも登場し、平地でも走行しやすく通勤や通学に乗りやすいものも出回るようになりました。

通勤や通学におすすめのシクロクロスとは?

通勤や通学にはママチャリを愛用している人も多いようですが、最近では長距離でも交通コストがかからずタイヤがパンクしにくいということで、シクロクロスを愛用している人が増えてきています。

シクロクロスは前出のように、平地ではスピードが出にくいというデメリットがありますが、タイヤを平地でも走りやすいものにすることで、長距離の通勤や通学に便利なアイテムに変身します。

また最近では通勤や通学用にも使えるような、シクロクロスも多く出回っています。

通勤や通学におすすめのシクロクロスは、タイヤがパンクしにくく丈夫でありながら細めで、荒地でも振動を吸収してくれるものです。

ロードバイクのようにタイヤが細くスピードが出ると、通勤や通学にはかえって危険な場合がありますので、一般のシクロクロスに比べてタイヤがそれほど太くなく、転がりの抵抗が低く軽いものを選ぶとよいでしょう。

もしタイヤの転がりの抵抗がそれでも高いと思う人は、フラットタイヤにも代えるとスピードがさらに出やすくなります。

通勤や通学にはドロップハンドルが断然おすすめ!

シクロクロスを購入する時にちょっと躊躇するのが、ドロップハンドルです。

ママチャリに乗り慣れている人は、いきなりきつい前傾姿勢になるドロップハンドルを見ると、敷居の高さを感じる人も少なくありません。

ところが実はドロップハンドルは通勤や通学の自転車に、断然おすすめのハンドルなのです。

通勤や通学時は人ごみの間を走ったり、狭い道や自動車の脇をすり抜けたりすることも多く、ママチャリやマウンテンバイクなどの幅の広いアップハンドルやフラットハンドルが自動車のミラーにぶつかりそうになって気を使う、といった経験がある人も多いかと思います。

しかしドロップハンドルならば、ハンドル幅もアップハンドルやフラットハンドルに比べて20cmから30cmくらい狭いのでそんな心配もなくなります。

またドロップハンドルは小さな動作で操作できるので、慣れてしまえば断然使い勝手が良いのです。

走っている姿もカッコよく見えるので、思い切ってドロップハンドルにしてしまいましょう!

通勤や通学に人気のシクロクロスを3つ紹介!

シクロクロスを支持している人には、車体のスポーティーでかっこいいデザインに惹かれている人や、長距離の通勤や通学でもパンクしにくく、スピーディーで軽い走りが良いということで愛用している人が多いようです。

それでは以上のような条件が備わっている人気のシクロクロスを3つ、紹介していこうと思います。

GIOSSpazio(ジオススパジオ)

ジオススパジオはシクロクロスの中でも特にママチャリに近く、街中を走りやすいようにカスタマイズされた自転車です。

従来のように荒れた道がスムーズに走れるだけでなく、平地でも走りやすい構造にしてありますので、通勤や通学にぜひおすすめしたいシクロクロスです。

ジオススパジオは日常生活でも便利に利用できるよう、オプションのパーツも簡単に取り付けられて幅広いカスタマイズができるのが特徴で、荷台も取り付けることができるのでママチャリのように実用性も高まります。

またジオススパジオには泥除けもついていますので、雨の日や晴れた日でも水たまりがある時などはとても助かり、長距離の通勤や通学でもラクラクと乗りこなせます。

さらにいろいろパーツを取り付けても車体の重さはわずか10.8kgなので、持ち運びも苦になりません。

BianchiLupo (ビアンキルポ)

ビアンキルポも先ほどのシクロクロスと同様、街乗りに便利な仕様になっています。

ビアンキルポの特徴はパンクに強く長距離走行でもタイヤが摩耗しにくいので、長距離の通勤や通学に心強いというところです。

また外見もレトロでおしゃれな感じなので、特におしゃれに敏感な若い人に人気があります。

タイヤはロードバイクに比べると太めですが、その分エアボリュームがあってパンクしにくく、スピードもあまり出過ぎないので乗り心地も快適で安心感があります。

さらにビアンキルポにはドロップハンドルのブレーキが苦手な人でも安心して乗りこなせるよう、補助ブレーキがついています。

普通の自転車同様に水平方向のグリップのままブレーキを握ることができますので、手の小さな女性でもブレーキをかけやすく、急なブレーキが必要な時でも安心です。

MASISPECIALE CX UNO(マジィスペシャーレCXウノ)

マジィ(MASI) SPECIALE CX(スペシャーレ CX) シクロクロスバイク Granite ブラウン 51 / 510-1942

マジィスペシャーレCXウノはイタリアのブランドマジィのシクロクロスの中でも、デザイン性がワンランク上と言われるくらいにおしゃれな車体が人気です。

大人の落ち着いた雰囲気のクラシカルな車体は、自転車通勤派の人にはまさにおすすめで、フォーマルスーツで乗っても違和感が全くありません。

もちろん走行性能も高く、柔軟で振動吸収に優れたクローム・モリブデンのフレームと、ラグドフォークと呼ばれる少し角度に変化させているフォークが装備されているので、前輪からの振動が直接手に伝わるのを防いで安定した走行ができます。

さらにマジィスペシャーレCXウノはフレームサイズが豊富なので、サイズを小さいものにすれば小さな女性でも安心して乗ることができます。

まとめ

最近の通勤や通学は、近くだけでなく長距離でも自転車で通う人が増えてきています。

特に長距離の移動にはタイヤが丈夫で走行に安定感がある、シクロクロスに人気が高まりつつあります。

以前のシクロクロスはタイヤがゴツゴツしているので、アスファルト塗装しているようなきれいな平地は走りにくいといったデメリットがありましたが、最近では機能性だけでなく実用性を重視した自転車需要が高まってきたことで、街中でも走りやすいシクロクロスが出回るようになりました。

シクロクロスはどちらかといえば男性向けに思われがちですが、女性でも乗りやすい構造やパーツがついているものもありますので、一度挑戦してみてはいかがでしょうか?








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