電動アシストの折りたたみ自転車はどう選ぶ? 注目したい4つのポイント

折りたたみ自転車

Panasonic(パナソニック) オフタイム 日本製電動アシスト折りたたみ自転車 外装7段変速 BAA(安全・環境基準適合車) BE-ELW072V2 ブルーグレー

折りたたみ自転車にはさまざまな種類があり、電動アシストの商品も、多くの人から重宝されています。

電動なら、あまり力を入れなくてもよいので、とても楽に漕ぐことができるのです。

ただし、電動アシストの折りたたみ自転車も、その中でさらに種類が分かれます。

自分にぴったりな商品を選ぶためには、4つのポイントを押さえておきましょう。






重量

折りたたみ自転車のメリットといえば、コンパクトにたたんで持ち運べることです。

普通の自転車の場合、手で持って移動するとなれば、多大な労力を使うことになってしまいますが、折りたたみ自転車なら、袋やスーツケースなどに収納して、簡単に運ぶことができます。

ただし、持ち運びを楽にするのであれば、重量をよく見て選ばなければなりません。

いくらコンパクトになっても、ずっしりと重いものでは、持ち歩くのが困難になってしまいます。

折りたたみ自転車は、たたんで持ち運ぶという使い方が可能なことから、どれも軽くできているようなイメージがありますが、すべての商品が軽いわけではありません。

中には、普通の自転車と変わらないくらい重いものもあるのです。

その重い自転車というのが、電動アシストの折りたたみ自転車になります。

通常の折りたたみ自転車は、10kg以下の軽い商品が多くなっていますが、電動アシストだと、約20kgが一般的です。

したがって、持ち運びが多くなりそうなときは、注意しなければなりません。

楽に運ぶためには、電動アシストの中でも、なるべく軽いものを選ぶようにしましょう。

フレームの素材に注目

電動アシストの折りたたみ自転車は、基本的に重いものです。

ただし、フレームに使用している素材によっては、電動アシストであっても、20kgまではいかない商品もあります。

そのため、持ち運びを楽にするためには、「フレームに何を使っているか」ということを確認してください。

アルミを使っているものは、かなり軽い商品です。

それなら、せいぜい12~13kgくらいであり、普通の折りたたみ自転車より少し重いくらいで済みます。

漕ぐのも運ぶのも両方楽にしたいなら、ぜひおすすめです。

飛行機の輪行は重さに注意

折りたたみ自転車は、空港のカウンターで預ければ、飛行機に乗せて海外へ持ち出すことも可能ですが、電動アシストの場合、重量によるデメリットが発生してしまいます。

飛行機に乗せるときは、20kgまでなら無料になることが多いですが、電動アシストは20kg以上の商品も普通にあるので、何も考えずに持って行くと、余計な出費が増えることになるのです。

飛行機に乗るのが想定外ならともかく、最初から乗ることがわかっているようなときは、軽いフレームの商品を選んでおくようにしましょう。

それなら、電動アシストでも無料で輪行ができます。






バッテリー

電動アシストの商品が、他の折りたたみ自転車と大きく違う点には、バッテリーの有無があります。

バッテリーがあるからこそ、あまり力を入れなくても漕ぐことができるのです。

そのため、電動アシストの折りたたみ自転車を購入するなら、バッテリーの容量は、忘れずにチェックしておくようにしましょう。

もし容量が小さい場合は、使っている途中で切れてしまう可能性があります。

そんなことになれば、とても楽に漕ぐことはできません。

本来は楽なはずの電動アシストも、バッテリーが切れてしまえば、ただの重くて漕ぎづらい自転車です。

無駄な労力を使わないためにも、容量の確認はしっかり行ってください。

多めの容量が安心

電動アシストの折りたたみ自転車を選ぶなら、バッテリーの容量は、なるべく大きいものがおすすめです。

特に、長い距離の走行が予想できるようなときは、必ず容量の大きなものを選んでおきましょう。

それなら、長い距離を走っても、途中で切れてしまう心配はなく、いつでも快適に使うことができます。

ただし、バッテリーの容量が大きいということは、値段も高いということなので、予算が少ないときは注意しなければなりません。

むやみに高いものを買えばよいわけではないので、予算と相談しながら、できるだけ不便でないものを選んでください。

デザイン

電動アシストの折りたたみ自転車を選ぶときは、見た目も重要な要素になります。

「見た目より使いやすいことを優先すべき」という考え方もありますが、まったく無視してしまうのは問題です。

例えば、軽くてバッテリーの容量が大きい、とても便利な折りたたみ自転車があったとしても、そのデザインが自分の好みからかけ離れていた場合は、あまり使う気にならない可能性があります。

どうしても必要な場面では使わなければなりませんが、なるべく使わなくても済む方法を考えるようになってしまうのです。

また、あまり長く使っていないのに、すぐに別のものが欲しくなることもあります。

そうしたデメリットを考えれば、最初からデザインにも注目して、なるべく抵抗感がないものを選んでおくべきです。

バッテリーが目立たないものを

電動アシストの折りたたみ自転車には、デザインにこだわったおしゃれな商品も多くあります。

その中から、好みに合うものを見つけてください。

特におすすめなのは、バッテリーが見えないように工夫された商品です。

フレームの中にバッテリーを隠すことで、パッと見ただけでは、電動アシストの自転車だとわからなくなっています。

バッテリーが妙に目立つものは、「ださい」と感じてしまう人も多いので、この点は重要です。

あまり気にしない人なら問題はありませんが、「なるべくカッコいいものが欲しい」と考えている人は、ぜひチェックしてみてください。

メーカー

電動アシストの折りたたみ自転車を選ぶなら、メーカーも重要なポイントのひとつです。

折りたたみ自転車のメーカーは、国内にも海外にも多くありますが、海外メーカーの商品には注意してください。

これは、海外だからよくないということではありません。

問題なのは、聞いたことのない名前のマイナーなメーカーです。

マイナーな海外メーカーでは、激安の商品を扱っていることが多く、できるだけ安いものを購入したいときは、とても魅力的に見えるものです。

しかし、安いからといって安易に決めたりすると、あとから後悔することになってしまいます。

というのも、あまりに安い商品は、値段相応の低クオリティになっていることが多いからです。

フレームが折れたりする、欠陥品のような商品に当たってしまうこともあります。

極端に安いものがあると、つい気を取られてしまうことも多いですが、安全に乗ることを考えれば、値段だけを優先するのはよくありません。

怪しいメーカーの怪しい商品を買ったりせず、堅実な買い物をしていきましょう。

国内の有名なメーカーがおすすめ

電動アシストの折りたたみ自転車選びで失敗しないためには、国内のもので、なおかつ有名なメーカーから選ぶようにしましょう。

そうした商品は、それなりに高い値段になっているものですが、すぐ壊れたりするようなことはありません。

もちろん、高ければよいというわけではないので、むやみに高額なものを買うべきではありませんが、ある程度はお金をかけることも必要です。

予算の範囲内で、なるべくよい商品を購入してください。

まとめ

折りたたみ自転車が電動アシストだと、坂道でも楽に漕げるので、とても便利です。

しかし、購入するときに間違った選び方をしていると、デメリットに悩まされることもあります。

それを避けるためには、ここで紹介した選び方のポイントを、頭に入れておいてください。

きちんとポイントを押さえて選べば、本当に便利な商品を手に入れることができます。








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