ミニベロのメンテナンスのポイント
ミニベロとは20インチ以下の小径自転車を指しますが、メンテナンス方法はママチャリよりロードバイクやクロスバイク側に偏る傾向があります。
そこで、オシャレ目的でミニベロを購入した方にどのようなメンテナンスが必要か紹介したいと思います。
ミニベロと侮ることは非常に危険なことであり、万が一、歩行者と接触事故を起こした場合は明らかに加害者となります
ブレーキは制動性を重視!
ミニベロの場合、ホイールが20インチ以下と小径です。
そのため、ホイールの回転数がママチャリや700Cのロードバイクやクロスバイクに比べ、多くなります。
そこで重要になるのがブレーキの制動力ですが、ミニベロでも制動力の低いママチャリ用のブレーキやシングルピボットブレーキが採用されています。
ぶええーき自体が、Vブレーキであればある程度の制動性を確保出来ます。
しかし、高速回転するホイールの場合、Vブレーキでは制動力に不安が残るため、最低でもロードバイク系のデュアルピボットブレーキの使用をおすすめします。
vブレーキでは、制動力に不安が残り雨天時の走行で安全確保が難しくなります。
ギアはスピード重視にしない!
ミニベロの多くは、ロードバイクのパーツを兼用することが出来ます。
そのため、スピード重視のセッティングが出来るといった特徴があります。
しかし、このようセッティングはおすすめしません。
前談のブレーキで説明しましたが、制動力に不安が起こります。
ギアの設定次第では、クロスバイクより巡航速度が速くなります。
しかし、制動力に不安が残るということは、自他共に安全確保が困難になります。
特に20インチにホイールは同速度の700cのホイールより回転数が早くなります。
そのため、同じ力で制動するのは難しいといった問題が生じます。
そのため、ミニベロはあまりスピード重視にしないことがおすすめです。
定期整備とメンテナンスは重要!
今人気のミニベロですが、定期整備とメンテナンスが重要です。
ミニベロの場合、どうしてもブレーキパッドの消耗が激しくなります。
そのため、知らず知らずのうちに制動性が低下し、安全走行が出来ないといった状態になる可能性があります。
また、駆動パーツの多くにロードバイクと同じものが使用され、巡航スピードがママチャリに比べ早くなります。
そのため、ブレーキ系統の整備不足は自他共に危険に曝すといった問題があるので、販売店や大手自転車量販店でメンテナンスを受けることをおすすめします。
ミニベロと侮ると大変なことになるので注意が必要です。
タイヤは定期的に交換!
さて、ミニベロの問題はブレーキ以外にもあります。
それはタイヤの摩耗です。
700Cのタイヤと20インチのタイヤを同じ走行距離で比較すれば、明らかにミニベロのタイヤが摩耗し易いです。
そのため、定期的にタイヤの外観チェックや空気圧、そして交換をおすすめします。
また、タイヤの溝が明らかに減っている場合も交換が必要です。
自動車のタイヤ同様に溝が無いと雨天時の青銅製に影響が出ます。
特にミニベロの場合、タイヤの摩耗が激しいため注意が必要です。
これは雨天時以外にも影響し、万が一、人身事故に至った場合は整備不良として扱われるいことがあります。
自転車のタイヤの寿命を甘く考えがちですが非常に重用なので、ミニベロを所有する方には定期交換をおすすめします。
まとめ
筆者自身、通勤に自転車を利用しています。
通勤時間はロードバイクで10以内と短距離ですが雨天時や冬季間の使用を考慮すれば、ミニベロの方が安全性が高いと考えています。
しかし、途中にある坂やタイヤの寿命を考えた場合、明らかにコストパフォーマンスの問題があり、購入を迷っています。
ブレーキパットは兼用できるため、問題ないもののタイヤが700Cより高いのが問題です。
もう少し価格が安ければ、確実にミニベロを購入します。