ママチャリの事故!どう防ぐ?どう対策する?
交通事故は車同士で怒る物というイメージが強いかもしれませんが、ママチャリの交通事故件数は年間1000件以上と決して少ない数とは言えません。
何よりも怖いのは、運転している大人だけではなく、同乗している小さな子供にまで被害が及んでしまうということです。
ママチャリの事故の原因や、自己を防ぐための対策方法を知っておきましょう。
ママチャリで事故が起こる原因
交通事故で多いのは、普段いき慣れない場所や、出会いがしらなどの事故。
ママチャリの事故の場合は、車と違って遠くのいき慣れない場所で起こることは滅多にありません。
事故のほとんどが、普段通る道で起こっているのです。
通いなれた道で事故なんて・・・と思われるかもしれませんが、その気持ちこそが禁物。
通いなれた道だからこそ「車なんて来ないはず」と思ったり、気が緩んで転倒してしまったりといった事故が多いのです。
ママチャリの事故を防げるかどうかは、運転者であるママの気持ちと対策次第。
大切な子どもを守るためにも、しっかり対策して運転するようにしたいですね。
スタンドを両足タイプにして転倒防止
子供を乗せるときにグラグラしたり、うっかり自転車を転倒させてしまったことはありませんか?
特に、2歳を過ぎると、こどもは自転車に乗ってもジッとしていてくれません。
わざと動いたり、ふざけたりするようになりますから、自転車が転倒してしまう危険性もあります。
停車時の転倒を防ぐためには、自転車のスタンドに一工夫するのがおすすめです。
たいていのものは片方1か所にしかスタンドがついていませんが、自分でカスタマイズして両足スタンドタイプのママチャリにしてしまいましょう。
左右からしっかり固定しておけば、停車時の転倒のリスクが大幅に軽減します。
ただし、スタンドは結構重量があります。
重たくなると操縦も大変ですから、軽量化を重視するならアルミ加工のものを選ぶといいでしょう。
ハンドルの形をU字型に!
ママチャリとひと口に言っても、デザインは様々。
見た目だけで選んでしまうと操縦しにくかったり、安定性にかけてしまうこともあります。
安定性を重視するのであれば、ハンドルはU字型のものがおすすめです。
しっかり手で握れますし、左右に曲がる時の安定感もあります。
まっすぐになったハンドルは見た目にかっこいいかもしれませんが、フラフラしやすいものも多いです。
子供を乗せた時のことを考えると、やはりU字型のものを選びたいところ。
ギアは5段階以上が理想
市販の安価なママチャリのほとんどは、ギアが3段階程度しかありません。
コストを抑えるためには機能性を押さえるのは仕方ないことなのですが、子供を乗せて走行するとなると3段ギアでは少々力不足です。
平坦な道ならまだしも、上り坂だとかなりのパワーが必要になりますから、ハンドルが安定しなかったり、ペダルをこぐ足がグラグラしてしまうことも。
坂道でも安定して漕ぐためには、5段階以上ギアを搭載したものを選びましょう。
一生懸命坂道を上ることだけに集中していると、全歩からくる車や歩行者に気が付かずうっかり衝突なんてことになりかねません。
余裕をもって自転車を操作するためにも、ギアは5段階以上のものを選びたいところ。
購入後にオプション交換するのは難しいので、最初からギアが5段階以上ある物を選びましょう。
まとめ
ママチャリの自転車事故の原因は、慣れた道での気の緩みや、自転車の安定性のなさからくるものがほとんどです。
小さな子供を乗せて運転しなければいけないので、少しでも危険のリスクを軽減できるように工夫してみましょう。
デザインだけで決めてしまわずに、ハンドル、スタンド、ギアにこだわってママチャリ選びをすれば、万が一の時にも安心ですよ。