ママチャリは日常点検とコマメな整備で長持ちする!
ママチャリと言えば、子供から老人まで幅広く移動手段ですが、自動車同様に適切な整備が必要です。
しかし、整備といっても非常に簡単なものであり、安いママチャリも手入れをすると非常に長い期間使用することが出来ます。
整備不良で異音がしたり、パンクし易くなったりし、結果として高い費用を払って処分することになります。
また、まだまだ使用できるママチャリを駅や路上に放置する結果に繋がります。
1.ママチャリは毎日空気圧を確認しよう!
ママチャリを利用すると意外に多い不具合が、チューブのパンクです。
路上に落ちている金属片がタイヤに突き刺さりパンクをするだけでなく、空気圧が不足していることでパンクの原因となります。
そもそも、道路や歩道には段差があり、路側帯の無い道路では自動車を避けるため、歩道に乗り上げます。
その際に段差でチューブがパンクすることがあり、空気圧不足が一番影響します。
また、適切な空気圧でなければ路上に散乱する砂利やガラス片などによるパンクも避けることは出来ません。
そのため、適切な空気圧管理を行うことで無駄な出費も避けることが出来ます。
2.チェーンの手入れはコマメに!意外に内装変速機は耐久性が高い!
ママチャリは意外に頑丈に出来ており、フレームはスチール製で合った場合、サビ取りを行うことで長い期間使用することが出来ます。
しかし、劣化が激しい部分としてチェーンがあります。
その劣化の原因は、定期的に注油しなかったことによりサビが発生していることや摺動部に汚れが蓄積するなどスムーズな動きがしなくなります。
一方、劣化が気になるギヤ部分ですが、ママチャリの場合は内装変速機が使用されているものが多く、意外に耐久性が高いです。
特に内装変速機はチェーンが錆びていても、変速機本体のケースやゴムパッキン類にダメージが無ければ、内部に水が浸入しにくい構造になっています。
つまり、チェーンのメンテナンスを適切に行うことで、長い期間使用することが可能となっています。
3.ブレーキは自転車屋さんに整備を頼もう!
やはり、自転車も自動車同様に道路を走行する車両であり、歩行者へ対する安全性の確保や自分自身の生命を守る必要があります。
そこで重要なのはやはり、ブレーキのメンテナンスや調整を適切に行うことが必要です。
特に自転車の場合、雨天走行時になかなかブレーキが効きにくい場合や下り坂でブレーキが効かないなどといった不具合が生じる可能性があります。
そこで、ブレーキのメンテナンスが必要になりますが、自転車屋さんに依頼することをおすすめします。
近年はブレーキの調整やワイヤー類のメンテナンスまでワンコインで点検とメンテナンスをしてくれる専門店があります。
このようなサービスを利用することでママチャリでも安心かつ快適な乗り物になります。
4.消耗品の交換の方が新車を買うより安い!
さて、以前はママチャリが10,000円前後で購入することが可能であり、壊れたら新車を買うといったことが出来ました。
しかし、現在は新車の購入か消耗品を交換するのどちらがおすすめかと言うと、消耗品の交換が断然お得です。
今では、ママチャリもアルミフレームが主体となったり、駆動機構がチェーン式からベルト式になるなど、構造が大きく変化しています。
そのため、ママチャリ本体の価格が2~3万円程度になることが非常に多く、タイヤやワイヤー、ブレーキシューといった消耗品程度であれば、交換する工賃を含めても明らかに安く済みます。
そのため、ママチャリは非常に長い期間使える自転車と言えます。
まとめ
ママチャリは、一番身近で自動車の様に免許制ではないため多くの人が利用できます。
ちょっとした買い物や通勤、通学にまで使用できるため家計費を大幅に削減出来る乗り物です。
しかし、しっかりとメンテナンスすることで長い期間使用できることで、更に交通費の無駄を削減できるものでもあります。
また、自動車の様に化石燃料を燃焼させて走行するものではなく、クリーンなものです。
今以上に、日本国内での利用が増えれば、CO2排出量も大きく削減できます。
都心部では自転車での生活が浸透しているものの、地方になるほどちょっとした距離でも自動車を使っていることは大きな問題です。
ママチャリが如何に良いものか、再認識する必要があります。