ビンディングシューズの価格は高いほどいい?

ビンディングシューズ

ビンディングシューズの価格は高いほどいい?

ビンディングシューズを探していると、1万円以内で買える比較的お手頃なものから、3万円以上するものまで色々なものが見つかります。

安いものと高いものを並べてみても明らかな違いがない場合、いったい何が違うのかと疑問に感じますよね。

ビンディングシューズは高ければ高いほどいいのかということや、選び方についてご紹介します。






ビンディングシューズは価格が高い方がいいの?

1万円以内のビンディングシューズと。

3万円台のビンディングシューズでは、どちらの方が性能的に優れていると感じるでしょうか。

おそらく、後者の3万円台のものだと思います。

たしかに、3万円近い価格帯のビンディングシューズは各メーカーハイエンドクラスの物になりますし、最先端の技術や素材が採用されていることがほとんどです。

しかし、そのシューズがあなたに合うかどうかは別問題です。

一般的に、価格の安いものというのは耐久性やフィット感、重量面で優れています。

ペダリング時の負担を減らすためになるべく軽量で耐久性の高い素材を使用していたり、ソール部分の摩耗に耐えるための素材を使用したり、フィット感を高めるために独自のソールを開発したりといった具合です。

ただし、フィット感は好みの問題も大きいところ。

ソール部分は耐久性がなくてもやわらかめの方がいいという人もいますし、ある程度重量感があった方がトレーニング向けだという人もいます。

価格ではビンディングシューズのよしあしを100%判断することはできないということです。






ソール部分を見てみよう!

価格の高いビンディングシューズに使われていることが多いソールの素材が、カーボン素材です。

軽くてかたく耐久性に優れているという特徴があります。

ソールが硬いメリットは、力がかけやすいということ。

ペダルをこいだ時の力がダイレクトに伝わりやすいので、前に進むパワーを後押ししてくれます。

価格の安いものに関しては、樹脂製のソールが使われていることが多いです。

カーボン製に比べると重たく、力が分散しやすいです。

とはいえ1万円台でもカーボン製のソールのものは増えてきていますから、購入前にチェックするのがおすすめです。

また、硬ければ硬いというわけでもなく、あまりにもソールが硬すぎると足裏の疲労にもつながりやすいのでご注意ください。

また、ソール部分は一番壊れやすい部分でもあるので、交換パーツがあるのかといったことや、かかと部分に耐久性を持たせてあるのかどうかについてもチェックしておきたいポイントです。

アッパー部分を見てみよう!

価格の高いビンディングシューズに使われていることが多いのが、ワイヤー式です。

靴全体をギュッとホールドすることが出来るので安定感があり、足全体をしっかりと固定することができます。

価格帯としては2万円前後のビンディングシューズに用いられることが多いです。

ロードバイクではただ単にシューズをきつくすればいいということではなく、ホールドしつつもある程度の遊びがないと足が痛くてたまりません。

ワイヤー式なら簡単に締め付け具合が調整できます。

複雑な操作が必要ないので、しめすぎたと思ったらすぐに調整がきくのもメリットの一つ。

また、ワイヤー式は見た目にもシンプルな構造なのでスッキリ見え、かっこいいという意見も多いですね。

まとめ

ビンディングシューズの価格は、基本的には性能と比例しています。

とはいえ、履き心地やホールド感に関しては個人差が大きく、価格の高いもの=いいものだとは限りません。

ソール部分の素材やアッパー部分の素材をチェックして、自分の納得のいくものを選びましょう。

価格帯としては1万円前後から3万円台といったところです。