サイコンの基本情報や選び方と初心者向けのおすすめ機種

サイコン(サイクルコンピュータ)

キャットアイ(CAT EYE) サイクルコンピュータ VELO WIRELESS+ CC-VT235W ブラック

ロードバイクと言えば玄人向けのスポーツやプロの方が走らせているイメージがありましたが、最近ではロードバイクに興味を持ち始めた方も増えてきていると思いますし、女性のロードバイク人口も急増していると思うのですが、本格的にロードバイクを楽しむためにはそれなりの道具を揃える必要があると思います。

その中の一つとして、走りのデータが一目でわかるサイクルコンピュータがあるのですが、同じサイコンでも機種によって様々な特徴があります。

そこで、この記事ではサイコンに着目した情報を紹介していきます。



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サイコンの基本情報

サイコンとは、サイクルコンピュータの略称となっており、ロードバイクでの走行の楽しみをさらに向上させてくれる役割があり、さらに自分の走行を見つめ直すためのツールとしても活用することができます。

しかし、サイクリング初心者の方はピンと来ない部分があると思いますので、ここではサイコンの基本的な情報を紹介していきます。

サイコンの用途

サイコン自分のロードバイクに取りを付けることにより、ロードバイクの走りを測定して数値化した情報をディスプレイに表示してくれます。

このことにより、自分の走りを分かりやすく確認することができますし、走りたい距離を正確な数値で確認することができます。

また、走りの質を上げるための目安になる数値なども表示してくれますので、データに基づいたトレーニングを行うことも可能となっています。

サイコンの計測・表示項目

サイコンが計測してくれる代表的な測定項目は、走行速度、平均速度、最高速度、走行距離、積算距離、走行時間、ケイデンス、心拍数、気温、傾斜などとなっており、これらの測定数値をディスプレイに表示してくれます。

もちろんなのですが、全てのサイコンが上記の項目全部を測定してくれるわけではなく、サイコンの性能によって測定できる項目は異なっており、基本的には価格の上昇に比例して性能も良くなっていきます。

ただし、サイクリング初心者の方などは全ての項目を測定する必要はない場合がありますので、速度、平均速度、最高速度、走行距離、積算距離、走行時間など、これらの基本的な項目が分かれば問題ないと思います。



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サイコンを購入する際のポイント

サイコンを初めて購入する場合、どこまでのデータを計測したいのかによって選ぶべきモデルが異なると思いますし、漠然と商品選びをしてしまうと後々に後悔してしまう場合もありますので、サイコンを購入する際はある程度求める要素を決めた上で購入した方がいいと思います。

そこで、ここではサイコンを購入する際に意識するポイントについて紹介していきます。

まず予算を決める

サイコン選びの最初のステップとしては、まずはサイコンを購入する予算を決めることです。

初めてサイクルコンピュータを購入する場合、3,000円~5,000円程度が平均的な相場となっていますので、相場と同じくらいのサイコンから品定めし、さらに高い機能が欲しい場合はもう少し高い製品を見ていくと自分に不必要な機能が備わった高額商品を買わなくて済みます。

また、よく選ばれる製品は走行ログが残せるGPS機能が備わったサイコンとなっており、1万円台までのモデルが選ばれている傾向にあります。

有線タイプとワイヤレスタイプのどちらにするかで選ぶ

サイコンには有線タイプとワイヤレスタイプがあり、有線タイプの方が比較的に低価格で購入することができます。

ロードバイクの場合は、車載や輪行時などにホイールの取り外しが手軽にできるようにワイヤレスタイプを選択など、用途に応じて有線タイプとワイヤレスタイプのどちらかを選ぶようにしてください。

また、ワイヤレスモデルの多くはボタン電池が必要になるので、そういった細かな出費も事前に考慮してサイコン選びをしてください。

ディスプレイのサイズで選ぶ

スピードや走行距離などの数値を表示するディスプレイのサイズもサイコン選びに必要なポイントの一つとなっており、サイコン本体の大きさによって見やすさや重量、見た目などに影響してきます。

サイコンが大画面であれば数値が見やすくなるのですが、重量が重くなってしまいます。

逆に、小型では見にくさはあるものの、軽量ですし見た目もすっきりしますので、グラム単位で軽量化を図っているクライマーなどは小型のサイコンを選ぶべきなのは明確となっています。

一般的なサイクリストの方は、そこまで重量を気にする必要はないと思いますので、ディスプレイのサイズは見た目のおしゃれさを重視して選ぶのもいいと思います。

測れるデータで選ぶ

サイクリングを純粋に楽しむ場合や、健康改善や健康維持のために行う場合には、走行スピードと走行距離だけでも機能的には十分だと思います。

しかし、速さを求めて成長していきたいと思っている方などには、ペダリングスキルの改善のために必要なケイデンスも測れる機能が備わったものを選んだ方がいいと思います。

このケイデンスセンサーで計測することにより、長い距離を速く走るためにはどんなパフォーマンスをしなければいけないのかが分かりますので、向上心を持ってサイクリングに望む人にとっても走行の幅を広げることができます。

スタンダードモデルおすすめ

国内でエントリークラスのサイコは、Cateye(キャットアイ)が大多数のシェアを占めています。

機能差によるラインナップも豊富となっていますので、予算や求める機能によって自分に合った機種が見つかりやすくなっています。

それを踏まえまして、ここではキャッツアイのスタンダードモデルでおすすめのモデルを紹介していきます。

ベロワイヤレスプラス

キャットアイ(CAT EYE) サイクルコンピュータ VELO WIRELESS+ CC-VT235W ブラック

ベロワイヤレスは、最もベーシックなワイヤレスモデルとなっており、製品名にプラスがついているこの機種はスピードや距離などの基本的な計測機能に加え、バックライトが搭載されています。

そのため、夜間走行にも対応することができますので、夜遅くに帰宅する際の通勤などの用途に最適な製品となっており、価格も3,000円ほどで購入するのことができますので、機能性と価格面の両方に魅力があります。

ストラーダスリム

キャットアイ(CAT EYE) サイクルコンピュータ STRADA SLIM CC-RD310W ブラック

ストラーダスリムは、ベロワイヤレスと機能性はほとんど変わらないのですが、本体が12gと非常に軽量となっていますし、フロントフォークに取り付けるセンサーもほとんど目立たないスリムな形状となっています。

そのため、ロードバイク全体の見栄えをスリムでスマートにしたいときに最適な製品となっています。

また、価格も4,000円程度で購入することができますので、サイクリングを始めようと思っていて、ロードバイクの見た目をスタイリッシュにしたいと考えている方におすすめできる製品です。

パドローネプラス

キャットアイ(CAT EYE) サイクルコンピュータ PADRONE+ CC-PA110W ブラック

バドローネプラスは、キャットアイのサイコンの中でも最もディスプレイの大きい機種となっています。

ディスプレイが大きい利点は、負荷をかけて苦しい時でもディスプレイの視認性が高いことですぐに数値を確認することができますので、見やすいだけではなく走行中に進行方向から視線を外す時間も短くなるので安全性も向上します。

また、バックライトも搭載されていますので終日のライドにも最適ですし、価格も5,000円ほどとなっていますので、手の出しにくい製品ではないと思います。

ストラーダデジタルワイヤレススピード+ケイデンスセット

ストラーダデジタルワイヤレススピード+ケイデンスセットは、ケイデンスを計測できる上に20.3gと軽量となっており、価格は9,000円程度となっています。

サイコンの予算に余裕があるのであれば、最初にこのモデルを選んでおくとケイデンスの感覚が最初から身につくようになりますので、サイクリングを始める段階でペダルの回転数まで意識して行う場合はおすすめとなっています。

また、別売りで心拍センサーも発売されていますので、心拍も意識することでより本格的に自身の体力を管理することができます。

まとめ

サイクルコンピュータに関する情報を紹介してきましたが、ロードバイクに限らずにスポーツ全般で道具選びは重要なことだと思います。

ロードバイクの場合、自分の走りを数値化することで走りの質やモチベーションを高めることに繋がると思いますので、様々なメーカーや機種を余すことなく吟味してから自身に最適なサイコンを見つけてください。