ジメジメをなくして快適な睡眠を
結露の冬、梅雨時の湿気、熱帯夜の寝汗。
人は一日コップ一杯の寝汗をかくといわれますが、敷布団やマットレスは乾かされるまで湿気を抱え続けています。
寝具の湿気は汗をかきにくくなる寝苦しさのもとや、カビのもとになるなどマットレスの寿命を縮めることにもなります。
でもシーツならともかく、気軽に干す事が難しいマットレス。
寝苦しい寝具は睡眠を浅くし、背中や腰の痛みの原因になります。
布団のジメジメをなくして一年中快適な睡眠を提案します。
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常時マットレスに通気を促す、すのこベット
マットレスを使う場合、ヨーロッパではベランダや大開の窓を開けて空気を入れ替え、マットレスの上と下の空気を入れ替えて乾燥を促します。
窓のない部屋やでマットレスを置いたり、マットレスを一番下にして寝ていると寝汗と汚れが絡まって部屋の空気まで悪くなります。
そこで近年注目を集めだしたのが、24時間マットレスを通気させられる「すのこベッド」です。
ベッドの上下の空間を開けることで、汗をよく吸う低反発マットレスも、敷布団も風通しよく使うことが出来ます。
すのこ部分が屹立するタイプは、マットレスを2つ折に毎日干すことが出来るようになっています。
マットレスの弾力が長持ちするようになりマットレスの回復力が上がるので、腰痛や背中の痛みの予防にもなります。
腰痛解消にマットレスを購入して、下にたまっていく水分が気になったときは試してみてはいかがでしょうか。
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寝汗をためず寝返りを促す、高反発ウレタンマットレス
腰痛を悪化させる原因になりやすいのは、寝具が腰の部分で沈んで寝返りがうてず、血流やリンパの流れが止まってしまうことです。
マットレスの反発力と弾力を生かすには、厚さ10cm~が身体に十分に働かせる厚さの基準といわれています。
敷布団の気持ちよさを生かす方法には、5cm~9cmのウレタンマットレスを選んで、上に使っている敷布団を敷く方法があります。
5cmのウレタンマットレスなら片付けや収納、さっと干すことも掃除機をかけることも簡単です。
寝心地もアップするので、マットレスのクッション性、保湿性、耐久性を馴染みの布団にプラスすることが出来ます。
加えた力の50%以上を返すウレタンフォームです、加えられた圧力に対してしっかり反発力がかかります。
沈み込みが少なく身体の圧力を支え、程よい弾力性があり寝返り、起き上がりがしやすくなります。
耐圧を分散させる低反発フォーム
低反発ウレタンマットレスは、寝るときより起きている状態でゴロゴロ出来るほうが体圧分散の恩恵が受けられます。
布団の上で過ごす時間がとても長い寝たきりの人などは、床ずれ防止や身体の負担軽減のため低反発が合うといわれています。
低反発マットレスは寝汗を蒸散させる力が弱いので、頻繁な布団干しや部屋の空気の入れ替え、クリーニングなどに気を使うマットレスです。
そんな中でもウレタン性素材はとても軽く、持ち運びやすいのでケアが行いやすくなります。
ハイブリットな新素材中反発フォーム
低反発の耐圧分散機能を持ったまま、高反発のように寝返りが打ちやすい日本の見事なすりあわせ技術です。
温度による硬さの変化がほとんど起こらないため、”夏は高反発””冬は低反発”などの使い分けは必要なく通年使うことが出来ます。
トゥルースリーパーやテンピュールなど、少しずつ登場を始めている中反発マットレス。
ウレタン素材で販売しているのは、現在アキレスです。
まとめ
マットレスの本場ヨーロッパの隠れた企業や、新しい製品の登場で隠れてしまいがちなウレタン素材。
しかし日本で材質研究がされること40年、クッション性や通気性をもともとクリアしていたウレタンは日本の技術で心地よい反発力を実現しました。
現在スプリングマットが本場のヨーロッパでもウレタンマットレスの普及が進んでいます。
今一度、ウレタンを見直してみてはいかがでしょうか。