どちらでも良い？ランニングタイツとレギンスってどう違うの？

2018年2月27日

ランニングをする女性が増えていますが、長距離を安定的に走るためにも着用するスポーツアイテムはこだわりを持って選ぶことが大切です。

ランニングタイツとレギンスはそれぞれ足にぴったりフィットするアイテムですが、両者はどのような違いがあるのでしょうか。

ここでは、ランニングタイツとレギンスの違いを見ていきたいと思います。



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ランニングタイツに備わっている働き

下半身の血行をサポートする

下半身の筋肉は下半身の血液を心臓に戻す大切な役割を持っています。

女性は男性に比べて筋肉量が少ないため血行が悪くなりやすい傾向があるので、血行を促す対策をとることが大切です。

ランニングタイツを着用すると下半身に適度に圧を加えることができるので、下半身の筋肉が適度に刺激されて血行をサポートします。

血行がサポートされるとリンパの流れもサポートされるので疲労物質を回収する働きが高まり、快適にランニングすることができます。

ランニングの際に膝にかかる負担を軽減する

ランニングは膝に負担がかかりやすい運動のひとつですが、大会の出場を目的として練習を積み重ねている方は毎日のランニングで足に負担を与えないための対策をとることが大切です。

ランニングタイツは、足にクロス状にテーピングを貼っているかのような独自の構造をしています。

筋肉をサポートするので、ランニングする際に膝にかかる負担を軽減することができます。

ランニングタイツを履いて練習することで膝への負担を軽減すれば、ベストコンデションで大会に臨むことができます。

ランニングの際の紫外線対策がとれる

紫外線は季節や天候を問わず降り注いでいますが、紫外線A波は時間をかけて真皮層のコラーゲンに悪影響を与え、紫外線B波は短時間で皮膚に大きな負担を与えるのでメラニン色素が多く生成されます。

ランニングタイツの中にはUVカット機能が備わったものがあるので、紫外線の悪影響から肌を守る対策がとれます。

長距離のランニングをすると紫外線による肌への負担も大きくなるので、UVカット機能付きのランニングタイツを履くことをおすすめします。

季節に合わせて快適さを保つサポートをする

夏はランニングの際に大量に汗をかくので、汗を吸収する働きや速乾性が高いランニングタイツを履くことで快適に走ることができます。

また、女性は男性に比べて筋肉量が少なく身体が冷えやすい傾向がありますが、防寒着に役立つランニングタイツを履くことで身体の冷えを軽減する対策がとれます。

ランニングタイツは夏用と冬用で機能に大きな違いがあるので、季節に合わせた素材や特徴を持つものを選んで快適にランニングすると良いでしょう。



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レギンスに備わっている働き

下半身をすっきりした印象に見せる

レギンスはランニングタイツと違ってテーピングのような働きを持っていないものが多いため、ランニングの際に下半身をサポートできません。

レギンスはファッションアイテムとしての働きを持っていますが、中でも黒のレギンスは下半身をすっきりした印象に見せるので、ミニスカートやショートパンツと組み合わせて履くとお洒落なコーデに仕上がります。

ミニスカートを履いた時でも活動しやすくなる

ミニスカートはキュートな女性らしさを高めてくれるアイテムですが、適度な長さのスカートを履いた時に比べて活動しにくい場合があります。

お洒落なアイテムでも活動しにくいとなると1日を快適に過ごすことができません。

しかし、レギンスを履くことでミニスカート特有の活動のしにくさが軽減され、お洒落を存分に楽しむことができます。

冬の防寒対策アイテムとして使える

気温が低い冬は身体の冷えを予防するために防寒対策をとることが大切です。

ロングスカートやゆったりしたパンツの下にレギンスを履くことで温かく過ごすことができます。

厚手のレギンスは防寒対策に最適なので、冬に屋外で過ごす時などに便利に使うことができます。

レギンスに使用されている素材によって温かさに違いがあるので、シーンに合わせてウール素材など保温効果が期待できるものを選ぶと良いでしょう。

コーデのポイントとして使える

スカートやショートパンツの色や柄に合わせて最適なデザインのレギンスを履けば、コーデ全体がお洒落にまとまり快適に過ごすことができます。

レギンスの色の選び方によってコーデのポイントになるので、いつものコーデをお洒落に新鮮な雰囲気に仕上げることができます。

レギンスはファッションを楽しむ時に使用する

レギンスとランニングタイツは同じように見えたとしても、レギンスは下半身の筋肉や関節などをサポートする働きをほとんど期待することができません。

本格的にランニングをしたい方であれば、レギンスではなく本格的なランニングタイツを履くことで快適に走ることができます。

レギンスはファッションを楽しむ時に使用するようにして、ランニングをする時は専門メーカーが販売している機能性が高いランニングタイツを選ぶようにしましょう。

ランニングする時にランニングタイツが最適な理由

下半身の筋肉や血行をサポートする

ランニングタイツは下半身の筋肉や血行をサポートするので、ランニングをする際の下半身への負担を軽減することができます。

ベストコンデションでランニングすれば、快適に練習できるので大会に出場した時もベストな状態を維持することができます。

練習時と違って、大会は本番に臨む時にいかにベストな状態を維持するかが重要なポイントになりますが、ランニングタイツを履くことで自分の中での記録を伸ばしたい時に役立ちます。

独自の構造で快適にランニングできる

ランニングは身体に良い影響を与えることができますが、下半身に負担がかかるような練習のやり方は怪我の原因になることもあります。

ランニングタイツはテーピングの原理を利用した構造が大きな魅力で、快適にランニングすることができます。

走る時の下半身の負担を軽減することで、長距離を無理なく走るための対策をとることができます。

汗を吸収しやすく乾きやすい

ランニングタイツは快適に走ることを目的として作られていることから、汗を吸収しやすく乾きやすい素材で作られたものが豊富にあります。

ランニングタイツを履いていない場合、汗をかいた状態で走り続けることになるので下半身が冷える原因となってしまいます。

下半身が冷えると血行が悪くなるのでリンパ液が疲労物質を回収する働きも低下します。

このような状態ではベストコンデションを保つことができないので、自己記録を伸ばすことができません。

快適さを保てるランニングタイツを履くことで、大会に出場した際にベストを尽くすことができます。

季節ごとの外部の刺激から肌を守る

屋外を走っていると夏は紫外線の悪影響を受けて、冬は外気の冷たさで身体が冷えきってしまいます。

ランニングタイツは季節ごとの外部の刺激から下半身を守る働きが期待できるので、最良の状態をキープしながらランニングすることができます。

また、季節に合わせて通気性が良い素材のものや、保温性が高い素材のものなど様々な種類のランニングタイツが販売されているので最適な素材や構造のランニングタイツを選ぶと良いでしょう。

まとめ

ランニングタイツとレギンスは一見すると見た目が似ているので、ランニングを始めたばかりの方はどちらを選んで良いか分からなくなるかもしれません。

しかし、通常のレギンスにはランニングの時に欠かせない下半身をサポートする働きを備えていないので身体のコンデションを保つ対策をとることができないのです。

自分にとって最適なランニングタイツを見つけて使用することで、練習や大会の際にベストな状態で臨むことができます。