コンプレッションタイツ、SKINS(スキンズ)の裏ワザ大公開!
オーストラリア生まれの「スキンズ」は1996年に、生理学者でスキー愛好家のBrad Duffy氏によって設立されました。
彼は「血液の循環を向上させることによって、より多くの酸素を筋肉に送り込む。
その結果、長時間のハードワークに耐え、疲労回復も早くなる体を作れるであろう」という始点に立って、コンプレッションウェアを開発してきました。
日本では、2012年に伊藤忠がアジア5地域(日本、中国、韓国、台湾、香港)の総販売代理店として、「スキンズ」の販売を開始しました。
現在では31か国で販売されている「スキンズ」は、コンプレッションウェアの代名詞と言っても良いでしょう。
「スキンズ」ウェアの効果は色々なメディアで取り上げられているので、ここでは「スキンズ」の裏ワザを大公開いたします。
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目次
まず1本買うなら、「A400シリーズ」を
「スキンズ」のシリーズには、大きく分けて「週に10時間以上アクティブにスポーツをする人のためのA400シリーズ」、「週10時間以下で、マルチスポーツを楽しむ人のためのA200シリーズ」、「日常使い、運動後のRY400シリーズ」と3種類あります。
運動中に「A400」あるいは「A200」のタイツ、運動後や仕事中に「RY400」を着用するというのが理想的のかもしれません。
しかし「スキンズ」のタイツは通常15,000円以上もして、結構なお値段ですよね。
まず1本タイツを購入してみようと思われる「スキンズ」初心者の方には、迷わずトップモデルの「A400」シリーズをおすすめします。
運動時に必要以上の筋肉のブレを防ぎ、筋肉疲労を最小限に抑え、運動後のリカバリー効果は絶大です。
そして何と言っても、他のシリーズには無い「暑い時は涼しく、寒い時には温かくなる」特殊な素材が使われています。
ただし「A400」シリーズは、着圧効果を重視しているので、ボディマス指数(BMI)を基準にデザインされていません。
着圧に慣れていない方は、多少窮屈に感じるかもしれません。
そんな時は、一つ大きめのサイズを購入しても良いかと思います。
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女性も、男性用の「スキンズ」タイツを
女性の皆さん、女性用のコンプレッションタイツを履く時に、股上が短いと感じたことはありませんか?ランニングやスポーツをしているうちに、ウエスト部分が下がってきてしまい、おなか周り、腰回りがサポート不足と感じたことはありませんか?
そんな時は、メンズ用ロングタイツを履いてみましょう。
レディース用と比べ、股上が深く、前部はお臍の上、後部は腰まですっぽりカバーしてくれます。
ただ、残念なことに「スキンズ」はメンズとレディースのデザインが微妙に違っていて、知っている人が見れば分かってしまいますよね。
そこでおすすめなのが、メンズ「A400シリーズ」。
ロゴは小さめのグレー、カラーラインの入っていないブラックタイツは、ほとんど違いが分かりません。
もしくは、今年新たに「スキンズ」に加わった「DNAMIC」シリーズのメンズ用迷宮柄のロングタイツ。
「スキンズ」のホームページでも唱えているように、「見せるために着る」デザインだそうです。
「DNAMIC」のプロモーションビデオでは、水泳の北島康介選手が、それを着て世界中を走り回っています。
女性が思いっきりファンキーに着こなしてみても、可愛いですよ。
ボーイズは「スキンズ」ハーフタイツでチラ見せファッションを
「スキンズ」の本場オーストラリアやニュージーランドでは、男の子の「スキンズ」チラ見せが流行っています。
これは、ショートパンツの下に「スキンズ」のハーフパンツを履き、「スキンズ」ロゴを、裾からチラ見せするというファッションです。
この組み合わせは、足を大きく動かしても、ショートパンツの中の下着が見えないという利点もあります。
オセアニア男の子達は、オーストラリアの「ナショナル・ラグビー・リーグ(NRL)」に加入しているチームのショートパンツをよく好んで履いていますよ。
どんなショートパンツでも良いのですが、「スキンズ」ハーフパンツのブラックに合わせるのなら、明るい派手な色のショートパンツがおすすめです。
そして、「スキンズ」ハーフパンツより、短いショートパンツを選びましょう。
日本のボーイズも、「スキンズ」でオセアニアファッションを取り入れてみませんか。
ふくらはぎが攣りやすいランナーには、「スキンズ」パワーカーフを
ランナーの方の中には、コンプレッションタイツだと、ヒップ、太腿あたりの動きが制限されて、走りづらいと思う方もいるかと思います。
そんな方には「リカバリーソックス」や「アクティブソックス」がおすすめです。
膝から下を着圧してくれるロングソックスです。
素材がやや厚めなので、ロングタイツより、ショートパンツとの方が相性が良いです。
そしてランナーの方の中には、こんな方はいらっしゃいませんか?ランニング中にふくらはぎが攣って、数週間安静。
またランニングを始めると、ふくらはぎが攣り、練習離脱というストレスの溜まるランニングを繰り返している方。
そんな方は、ふくらはぎと脛を集中的に着圧してくれる「パワーカーフ」が断然おすすめです。
長距離ランナーの人達は、「ソックスタイプ」より、「パワーカーフ」を好むようです。
マラソン中継などを見ても、近年この「パワーカーフ」を履いてるランナーが増えてきましたよね。
「スキンズ」からは、カラフルな「パワーカーフ」がたくさん出ています。
ふくらはぎの怪我のリスクを軽減するためだけでなく、ランニングのファッションのワンポイントとしても、取り入れてみてはいかがですか。
まとめ
近年、ランニングウェアは「機能」重視に加え、お洒落なプリント柄のデザインのものがたくさん出回っていますよね。
そんな中「スキンズ」は、どちらかというと、「機能、着圧効果」を重視して、ファッション的にはいま一つ遅れていたような気がします。
「スキンズ」とカラーと言えば「黒地に、白いロゴ、黄色いライン」。
しかし今年、前述したように、見せるためのコンプレッション「DNAMIC」シリーズが販売され始めました。
「スキンズ」では、初の総柄デザイン。
シドニーを拠点としたグラッフィックアーティスト、James Jirat Patradoon氏のデザインによる、メンズのMAZE柄、レディースのWAVE柄、どちらも、とても素敵です。
「スキンズ」のコンプレッション効果は、皆さんご周知のとおり。
この新シリーズで、本格的にデザインにも力を入れ始めた「スキンズ」、ますます目が離せなくなりそうですね。