ビギナー・ダイエット目的にこそおすすめしたいランニングタイツの3つのメリット
街を走るランナーが、ランニングタイツと呼ばれるピッタリとしたウエアを履いている姿を見たことがあるでしょう。
見た目からエキスパート向けと思われがちなランニングタイツですが、実はビギナーやダイエット目的でランニングを始めた方にこそおすすめしたいウエアでもあります。
今回は意外と知られていないランニングタイツのメリットを解説していきます。
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見た目だけじゃないランニングタイツの機能
日本では健康ブームの先駆けとしてランニングブームが起こり、今でも老若男女のランナーが街や公園を走る姿を見かけることがありますよね。
そのランナーの多くが、ピッタリとしたウエアを履いていることが多いです。
これはランニングタイツと呼ばれるもので、ランニング用のスポーツウエアです。
スラッとした見た目が特徴的ですが、実はあのルックスには相応の機能も備えているのです。
ダイエッターやビギナーにこそ有効
スポーティな見た目からエキスパートのランナーが履くというイメージを持つかもしれませんが、実はその機能はビギナーやダイエット目的でランニングを始めた人にこそおすすめなアイテムでもあります。
「始めたばかりだからまだ必要ない」と思う方や、「ボディラインが見えてしまうのが恥ずかしい」という理由で購入しない方も多いですが、まだフォームが改善しておらず、筋肉が発達していない方にこそランニングタイツの効果は大きくなります。
ボディラインを見せたくない場合は、ランニングタイツの上に短いジャージを履いても効果はあるので活用してみましょう。
低価格化で導入するなら今がおすすめ
スポーツブームで各社スポーツウエアを販売し始め、ランニングタイツを販売しているメーカーも増えてきました。
安いもので2,000円程度から購入出来るので、予備を考えてもかなり導入しやすくなってきました。
デザイン性も上がり、ファッショナブルなランニングタイツも増えています。
もちろん高い機能を求めるのであれば値段も高くなりますが、基本的な機能は安価な商品でも備えていると考えて大丈夫でしょう。
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基本的な機能
まずはランニングビギナーからエキスパートまで恩恵を受けるランニングタイツのメリットを解説します。
商品によってそれぞれ重視しているポイントも変わるので、ランニングタイツを購入するときにもチェックしてみましょう。
疲労軽減効果
ランニングタイツは体に密着するので、少なからず加圧されます。
これによって、走る動作によって筋肉や脂肪が暴れるのを防ぎ、体の動作をスムーズにすることでエネルギーの浪費や疲労を抑える効果があります。
また加圧されることによって血流をスムーズにし、運動によって発生する乳酸などの老廃物の排出を促す効果もあります。
商品によっては、強い圧力をかけられる設計になっているものや、血流をより促進させる特殊設計のものもあります。
空気抵抗の軽減
通常のジャージやウインドブレーカーなどのスポーツウエアの場合、ある程度余裕のあるサイズを着用するのが一般的でしょう。
体を動かすという意図の場合、ある程度余裕のあるサイズのほうが動きを阻害せず違和感なくスポーツに取り組めるというメリットもあります。
しかし長時間走るという動作を重視した場合、体には常に空気がぶつかります。
余裕のあるウエアを着用すると空気抵抗が大きくなり、空気の流れも阻害するので思っているよりも空気抵抗によるパワーロスやフォームの崩れが大きくなります。
体に密着したランニングタイツの場合この心配がないので、正しいフォームで抵抗なく走ることが出来ます。
日焼け防止
日が高いうちに長時間のランニングをすると日焼けが気になりますよね。
特に夏場はコンクリートによる照り返しで下半身の日焼けも酷くなります。
ジャージなどは長ズボンタイプだと、夏場は熱気がこもって暑く、最悪熱中症に繋がることもあります。
ランニングタイツは薄手で通気性が良いため、夏場でも足首丈のものを着用することが可能で日焼け防止になります。
ビギナー・ダイエット目的に有効な機能
ビギナーやダイエット目的のランナーがランニングタイツで得られる副次的なメリットも考えてみましょう。
エキスパートに近づくと上記したようなメリットのほうが優先される場合もあるので、自分にはどのような機能が必要かも合わせて考えてみてくださいね。
またズレ防止
現在太っていてダイエット目的に走りたい方や、過度に太っていなくとも下半身に脂肪が付きがちな方の場合、長時間のランニングでまたズレが起こる場合があります。
よくジーンズやスラックスの内モモ部分がすれて破けてしまうことがありますが、ランニングの場合それと同じことが肌にも起こりえます。
ジャージなどで走った場合、素肌が擦れ合ったりジャージが肌をこすったりすることで、皮膚が傷つき痛みが出ることがあるのです。
太っていなくとも、フォームの乱れでまたズレが起こってしまうケースもあります。
最悪水ぶくれのようになってしまい、こうなるとランニングどころではありません。
ランニングタイツの場合、体に密着してくれることで内モモが触れ合った場合にも皮膚へのダメージを大幅に減らす効果があります。
安価な商品の場合はこれによって内モモ部分が破れてしまう可能性もあるので、長く使いたい場合は内モモに補強が入っているものをおすすめします。
肉割れ防止
肉割れとは、過度な体重の増減によって深層で皮膚が破れてしまい、皮膚の表面にクレバスのように割れた痕が現れることです。
出産後の女性のお腹に現れることが多く、「妊娠線」とも呼ばれています。
この肉割れはダイエット目的で走ろうと考えている方にも起こる場合があります。
運動によって皮膚の深層が脂肪のゆれで引っ張られ、同様に肉割れが起こる可能性があるのです。
肉割れは皮膚の深層で起こっているため一度起こってしまうと治療が難しく、最も効果があるのはレーザーによる除去です。
治療費は一箇所1万円からですが何度もレーザーを当てる必要があり、治療費はかなり高額になる場合が多いです。
太ももやお尻にも肉割れは起こりえますが、ランニングタイツは加圧することで筋肉や脂肪のゆれを抑えてくれるので、肉われを起こしにくくする効果があります。
お腹の部分の補助に関してはハイウエストタイプのランニングタイツを選ぶか、同じく肉割れを防止してくれる効果がある加圧シャツを着用するのもおすすめです。
関節保護
体重が重いと、どうしてもランニング時に膝を痛めてしまうリスクが大きくなります。
ランニングでは膝に体重の3~4倍の重さがかかると言われており、体重が重い人ほど膝の故障のリスクは大きくなります。
初心者においても、日常的に運動していない場合は膝周りの筋肉が未発達で、怪我のリスクはその分大きくなります。
ランニングタイツは加圧して締め付けると同時に、関節の動きをサポートします。
具体的には、膝を曲げたときにまっすぐ伸ばそうという力が働きます。
これは着地したときにクッションになろうとする筋肉の負担を軽減する効果と、踏み出すときの筋肉の動きをサポートする効果があります。
エキスパート向けにこの効果を大きくしたランニングタイツもありますが、ビギナーやダイエット目的のランナーにおいてもメリットは大きくなります。
まとめ
このようにランニングタイツには、走るための機能のほかにも様々なメリットがあります。
関節痛といった怪我はもちろん、ダイエットして見た目を良くしたい方には肉割れなどを避ける効果のメリットは大きくなるでしょう。
ブームに合わせて低価格化しているこのタイミングで、ぜひランニングタイツを活用して快適にランニングに挑戦してみましょう。