ランニングタイツとランナーの関係とおすすめランニングタイツ3選
昨今ではランニングがブームとなっております。
皇居ランや東京マラソンなど走るイベントが盛りだくさんです。
しかし、ランニングをすると下半身への負荷が通常時よりも最大で5倍もかかっているのをご存知ですか?
そのような負荷がかかり続けてしまうと、早かれ遅かれ怪我につながってしまいます。
そのようなランナーと怪我の視点で、ランニングタイツをご紹介します。
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効果
ランニングタイツを履くとどういう効果が期待できるのでしょうか?
ランニングタイツを履く目的としては、疲労軽減と疲労回復の2点です。
ランニングをするにあたって、走るフォームがとても大切です。
しっかりとしたフォームを作るには、体の筋肉をバランスよく使い下半身で上半身を支えます。
しかし、長距離を走っている人やランニングを初めて期間がまだ浅い方はフォームが崩れがちです。
それは股関節周りの筋肉が疲れて、本来あるべきところに股関節がなくそれに伴い下半身の動きがバラバラになってしまうのです。
このバランスの崩れにより、下半身がバラバラに動き始めより疲労を蓄積してしまいます。
この筋肉の無駄な動きを支えてくれるのが、ランニングタイツです。
股関節周りの筋肉が特にランニングには大切で、この筋肉に無駄な動きをさせないことによりよりタイムを伸ばすことが可能になるのです。
さらに、ランニングタイツを履くことにより股関節周りだけでなく、ふくらはぎや太ももの筋肉も圧迫されます。
このようなことから、着圧ランニングタイツとも呼ばれます。
下半身の筋肉を圧迫することで、血液循環の助けをしてあげることが可能です。
走っていると、どんどんと血液が重力で足元へたまってしまいます。
この血液を、心臓で戻すのですが圧着タイツがその助けをしてくれます。
この心臓へ戻る力を手助けてあげることにより、疲労感がたまりませんし、血液の流れが良くなることで乳酸などの運動からくる老廃物を取り除いてくれる効果もあるのです。
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膝や腰へのサポート
通常の生活をしていると、人間の体には1gの力がかかっております。
これは重力による力で、自分の体重分が足にかかっています。
しかし、走っている場合だとこの力が3倍から5倍も足にかかってきます。
それは、走っている惰性や上下運動からくるものです。
この衝撃を下半身はどこで吸収しているのかというと、足首、膝、腰などです。
これらをクッションのように使うことで、3倍から5倍もの強い力をうまく逃がしてあげているのです。
この負荷をうまく逃がしてあげられないと、怪我に繋がるのです。
また、負荷を数回受けただけでは壊れない関節も、長期間のトレーニングにより故障してしまうケースもあります。
この中で、ランニングすると一番故障しやすいのが膝です。
ランナー膝とも言われるように、特にランナーに多い故障になっています。
せっかく健康のために走っていても、故障してしまっては本末転倒になってしまいます。
誰しも、極力怪我から避けてランニングを楽しみたいものです。
ランナー膝は膝の靭帯の炎症で、膝の外側が痛みます。
クッション性の高い靴を履いたり、柔らかい地面の上を走ったりするのもいいですが、ランニングタイツを履くことでも軽減されるのです。
靭帯にかかる負荷を、ランニングタイツの伸縮性が補ってあげるからです。
ランニングタイツの温度管理機能
ランニングタイツはピシッとした着心地で、あまり温度調節が難しいのではないかとお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、ランニングタイツは汗をかけばポリエステルの素材が使用されている場合は、汗を吸収して蒸発するときに気化熱で熱を奪い取って、体温を下げてくれる効果があります。
冬場の寒い時期には、風をさえぎって体温を維持してくれる役目があるのです。
なので、年間を通してランニングタイツは万能であると言えるでしょう。
サイズ選び
ランニングタイツはSサイズ、Mサイズ、Lサイズと数段階にしか分かれておりませんが、どのサイズを買ったらいいのでしょうか?
サイズ選びのポイントは、求める効果を意識することです。
ランニングタイツを履くことによって、圧力で血液が心臓に戻りやすくなるといいました。
この効果を得るためには、ある程度の圧迫感が必要なのです。
なので、タイツの丈の長さでランニングタイツを選ぶのではなく、腰やヒップ周りでタイツを選ぶといいでしょう。
身長が高い方でも、細身の方だと腰やお尻周りが細くSサイズがちょうどかもしれません。
また、女性用と男性用に分かれているので、男女兼用で使用するのはやめましょう。
男性と女性では骨格が違うので、それぞれの骨格の特徴に合わせてタイツが作られているからです。
デザインが男女兼用でも、効果が期待できなくなってしまいます。
おすすめタイツ
世の中には色々なタイツがありますが、その中で何点かおすすめのものをご紹介します。
ワコールのCW-Xジェネーターモデル
これは、メジャーリーガーのイチロー選手や田中投手も愛用しているタイツです。
ランニング以外にも、登山やスノーボードなどのスポーツを楽しむときにも着用できます。
それは、デザイン重視で作られたのではなく、テーピングの技術を応用して作られたからです。
テーピングは必要な箇所の筋肉のサポートをするためにアスリートが使用しております。
どこにどんなサポートが必要か知っている専門家たちによって作られたので、どのような動きを人間の下半身はするのか研究されています。
その技術を取り込んだのが、ワコールのランニングタイツです。
女性物もあるので心配ないです。
ミズノ BG8000バイオギアタイツ
ミズノは野球などのスポーツ用品のメーカーです。
特に野球用品には強く、多くのプロ野球選手がグローブからバットまで愛用しています。
このタイツの特徴としては、立体裁断によって作られていることです。
人間工学を元にして作られ、他のタイツとの違いは股上が深くなっていることです。
これにより、背中側とお腹側両方からの、圧着力が増しました。
よって、走っている時のサポート力が増しただけでなく、UVカットなどランナーにとって嬉しい機能も追加されています。
カラーリングにも力を入れており、基本色から派手な色までお好きな色を楽しめます。
また、日本のメーカーなので日本人の体をよく知っているのも特徴です。
C3fit パフォーマンスロングタイツ
このタイツは一部医療機器にも認定されている優れものです。
着圧効果が認められて認定されたものです。
通常サポート力が高ければ高いほど、着圧力が高くなってしまい足が突っ張る感覚になります。
しかし、このタイツは快適性と疲労軽減に特化しているので、不必要なつっぱり感は感じにくいです。
なので、走るだけではなく競技自転車用として履いても利用できるところが特徴です。
さらなる特徴としては、他の2つと比べて生地が薄いので、体を大きく使う競技に向いています。
動きが抑制されない分ランニング以外でも使えるので、ランナー以外からも愛されている商品となっております。
まとめ
今の時代、非常に多くのランニングタイツが販売されております。
それぞれの目的や作られた経歴を見ると、自分の求めているランニングタイツが見つかると思いますし、ランニングタイツという名前でも、ランニング以外のスポーツにも兼用で使えるものがあります。
今回あげた何点かの注意点を生かして、ランニングタイツを選び怪我なくスポーツを楽しんでみてはいかがでしょうか。