ランニングタイツで体が引き締まる効果とは? 3つのメリットと注意点

ランニングタイツは、走るときによく使用されるアイテムのひとつです。

その特徴は、体にぴったりフィットし、適度に引き締めることになります。

この引き締めは、走るときに3つのメリットを与えてくれるものです。

ランニングタイツが重宝されている大きな理由が、それらのメリットになります。

では、ランニングタイツで体を引き締めると、具体的にどんな効果があるのでしょうか。



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フォームを維持できる

ランニングタイツによる引き締めは、体をしっかり支えて、走るときの姿勢を安定させてくれます。

これは、効率のよい動きをするためには、とても大切なポイントです。

フォームを安定させることで、長い距離を速いスピードで走ることも可能になります。

というのも、フォームが安定すると、無駄なエネルギーを使わず、楽に走ることができるからです。

走ることに慣れていない場合、どうしてもフォームは乱れがちになりますが、崩れたフォームでは、無駄な力を使うことになってしまい、さまざまな不具合が出てきます。

フォームが悪いことで、極端に疲れやすくなったり、足を痛めたりするのです。

しかし、ランニングタイツを履いていれば、適度な圧迫で体が支えられ、理想的なランニングフォームを長く維持することができます。

骨盤がポイント

ランニングタイツによるフォームの安定は、骨盤の周辺が引き締められることがポイントです。

走るときに大きな役割を担う部位といえば、足ばかりを想像しがちですが、骨盤も同じくらい大切な働きをしています。

足をしっかり動かすには、まず骨盤が安定している必要があるのです。

走る動きでは、足だけを使っているわけではなく、体全体の動きが影響してくるため、骨盤がある程度固定されていなければ、うまく走ることができません。

もし骨盤周辺がブレていたりすると、足の動きも乱れてしまいます。

そのため、ランニングタイツによる引き締めは、とても重要です。

圧迫で骨盤をがっちり固定し、足の動きをスムーズにすれば、力が無駄になることはなく、効率のよい走り方ができます。



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疲れの軽減と回復

ランニングフォームが乱れることによる影響は、筋肉の揺れ方にもあります。

走るときは、足を大きく動かすため、大なり小なり筋肉は揺れているものですが、その揺れがあまりに大きいと、エネルギーが無駄に消費されてしまうのです。

慣れている人はフォームが安定しており、筋肉の揺れも最小限に抑えていますが、初心者の場合は、それがうまくできません。

どうしても筋肉の揺れが大きくなるため、疲れやすくなってしまいます。

また、その疲れがどんどん蓄積され、さらに乱れた動きになるという悪循環も起こるのです。

そんなときは、ランニングタイツによる引き締めが役立ちます。

下半身をしっかり包み、適度な圧迫を与えてくれるランニングタイツは、筋肉が無駄に揺れ動くことを防いでくれるのです。

それならば、初心者でもエネルギー消費を抑えられるため、疲れにくい走り方ができます。

疲労回復を助ける

ランニングタイツによる引き締めは、筋肉の揺れを軽減すると同時に、血流をよくする効果もあります。

筋肉には、血液を運ぶためのポンプとしての役割もありますが、ランニングタイツの圧迫は、その働きをサポートしてくれるのです。

これにより、走っているときの疲れだけでなく、その後の疲労回復も早くなります。

そして、より疲労回復の効果を高めるためには、足首まで覆うロングタイプの商品がおすすめです。

ランニングタイツには、丈の短い商品もありますが、疲労回復の面では、あまり期待できません。

なぜなら、血流をよくするには、足首からふくらはぎ、太ももという具合に、上に向かって引き締める必要があるからです。

なるべく下の方から圧迫することで、血液が押し上げられ、より流れをスムーズにすることができます。

走った後は、翌日まで疲れを引きずってしまい、辛い思いをすることもありますが、その対策をするなら、ランニングタイツを積極的に使っていきましょう。

怪我のリスクを軽減できる

ランニングでは、怪我をしないように、安全を意識して取り組むことが大切です。

特に、フォームが安定していない初心者は、膝を痛めてしまう可能性が高いので、十分注意しなければなりません。

また、足腰が弱ってきている年配の方も、無理をするのはやめましょう。

腰の筋肉が衰えていると、走ったときの負担に耐えられず、腰痛になってしまうことがあるのです。

そこで役立つのが、ランニングタイツの引き締めによるテーピング効果になります。

走っているときは、関節のねじれや骨盤の傾きがあると、怪我をしやすくなるものです。

下半身を圧迫するランニングタイツは、テーピングをしたときと同じような効果があり、膝の関節や骨盤を保護することができます。

それならば、怪我のリスクを軽減し、安全に運動をすることができるのです。

痛みを和らげる

体の引き締めによるテーピング効果は、怪我の予防だけでなく、痛みの軽減にも役立ちます。

膝や腰を痛めているときは、その痛みを和らげる工夫をしないと、うまく走ることができません。

そんなとき、ランニングタイツのサポートがあると、膝や腰への負担が減り、痛みを弱めてくれます。

この方法は、それ以上の悪化を防ぐこともできるので、ぜひおすすめです。

注意点

ランニングタイツは、体を引き締めることで運動のサポートをしてくれます。

しかし、ぴったり体にフィットしているため、注意すべき点もあるのです。

ランニングタイツを使うなら、その注意点を意識して、適切な方法で使うようにしましょう。

下着との組み合わせに注意

ランニングタイツを履くときは、「下着をどうするか」という点で悩んでしまうことがあります。

ぴったりしているため、履く下着によっては、邪魔になるように感じてしまうのです。

そのため、あえて下着をつけずに、ランニングタイツを直に履いてしまう人もいます。

しかし、直に履いた場合、かなり蒸れてしまうというがデメリットがあります。

また、縫い目などで擦れるのも、肌にはあまりよくありません。

したがって、ランニングタイツを使うときは、やはり下着も履いておくべきなのです。

ただし、どんな下着でもよいわけではありません。

ランニングタイツの下に履くなら、スポーツショーツのような、薄くぴったりした商品を選びましょう。

下着も体にフィットしたものを履けば、引き締めの効果を妨げる心配はありません。

履くときは少しずつ

ランニングタイツは、ぴったりしているため、履くときも注意が必要になります。

うまく履くコツは、座ってゆっくり行うことです。

焦って履こうとすると、立ったままで強引に引っ張ったりすることがありますが、そうした無理な履き方をすると、すぐ破れてしまいます。

ランニングタイツの生地は、薄く繊細なので、乱暴な扱いは避けなければなりません。

履くときは、いったん座り、つま先の方から少しずつ引き上げていくようにしましょう。

このとき、ねじれている部分がないか確認しながら引き上げるようにすると、うまく履くことができます。

慣れないうちは、鏡を見ながら行うのもおすすめです。

また、すべて引き上げたら、最後にもう一度、全体を確認することも忘れないでください。

ランニングタイツは、正しく履いてこそ効果を発揮するものなので、シワなどが残らないよう、丁寧に確かめておきましょう。

まとめ

ランニングタイツは、走ることをサポートする機能が多く備わっており、運動には欠かせない商品です。

これをうまく活用すれば、走るときに余計なストレスを感じることはありません。

商品の名前は知っていても、「本当に必要だろうか」と迷っている人は、ここで紹介したメリットをぜひ参考にしてください。

正しく使えば、より快適に走ることができます。