ランニングタイツにはどんな機能が備わっているか?5つの機能とおすすめランニングタイツ
マラソン選手でも野球選手でもサッカー選手でも、トレーニングをする際にランニングタイツを履いているのをよく見かけます。
さらにプロのスポーツ選手でなくても、ランニングやウォーキングの際にランニングタイツを履く人が多くなっています。
ここでは、ランニングタイツにはどんな機能が備わっているかを説明していますので、購入の際に自分に必要な機能が備わっているタイプのものを選べるように参考にしてください。
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機能1 疲労軽減
運動する時に疲れるのは当然ですが、体の機能を向上させるために疲労をできるだけなくして、続けて運動できる体作りをすることがとても大切です。
疲労回復を促進する方法の一つは、血流を良くすることです。
血流を良くして酸素をできるだけ早く多く体の隅々まで行き渡らせることによって、エネルギーの不足を防ぎます。
さらに、血流が良くなることにより老廃物や二酸化炭素を素早く排出し、体が倦怠感を感じるのを防ぐことができます。
ランニングパンツは、適度な圧力をかけることによって血流を促すように設計されています。
この効果はコンプレッション(圧縮)効果と言い、ランニングパンツの最大の特徴、機能と言ってもいいでしょう。
C3fit インスピレーションロングタイツ
C3は、Compression(圧力)、Conditioning(コンディション)、Comfort(快適さ)の3つの機能をコンセプトにして設計されています。
その代表的な製品である、インスピレーションロングタイツの最大の特徴は段階着圧設計です。
着圧設計とは、足首から太ももに向けて段々着圧を弱めて足全体の血流の流れを刺激する設計のことです。
この設計は、適度な圧力を感じながらも動きやすいという絶妙なバランスが一番のセールスポイントです。
ロングタイツなので、膝の部分もカバーしておりランニング時に疲れが溜まりやすい膝裏の疲れを軽減するのをサポートするのを助けるので、初心者にもおすすめのタイプになっています。
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機能2 パフォーマンスを向上
ランニングパンツは疲れを軽減させるだけでなく、筋肉の機能を向上させ最大のパフォーマンスを発揮できるようにサポートします。
ランニングパンツは、骨盤を正常な位置にキープし筋肉のパワーを最大限に引き出せる姿勢に矯正します。
最近では上半身の姿勢の矯正を助けるシャツの販売も右肩上がりで、ランニング時に姿勢の矯正などでパフォーマンスを向上できる効果が期待されています。
アシックス MMS LONG TIGHT2.0
スポーツ用品と言えば、アシックスを思い浮かべる人も多いでしょう。
パフォーマンスを向上させる事に特化したのが、アシックスのMMS LONG TIGHT2.0です。
特に注目したのが、太もも前側からふくらはぎにかけての筋肉を重点的にサポートして、運動時に筋肉がブレずに腰が安定した姿勢をキープできるように助けます。
太もも前側の筋肉をサポートすることによって、膝の伸び縮みを最大限に運動できるように設計されています。
正しい姿勢を保つサポートによって、パフォーマンスの向上とケガの防止を同時に達成することができます。
本格的にスポーツに取り組んでいる人は、是非とも購入を検討してみてください。
機能3 紫外線を防ぐ
女性にとって紫外線対策は、ランニングウェアを選ぶにあたって大切なポイントになるはずです。
健康な体を作るために運動するわけですが、同時に紫外線対策を十分に施してメラニン生成による肌のシミや荒れ、黒ずみを回避したいところです。
また、美容だけでなく強い日差しから守る事で体温の過度の上昇を防ぎ、熱中症を予防できます。
体温が上昇すると疲れも感じやすくなるので、紫外線を防ぐことは運動を効率よく行うことにも関係しています。
UVカットが施されたタイプやセラミックが繊維に組み込まれているタイプは、紫外線を防ぎやすくなっているので材質をよく確認するようにしてください。
アディダス テックフィット CHILL
UVカットに特化しているランニングパンツもありますが、紹介したいのはアディダスのUVカットに加えてCHILLという機能が付随したタイプです。
アディダスの公式サイトでも説明されていますが、吸汗速乾性、通気性、冷却性能に特化しているというのがCHILLのいう機能です。
素材は「サブゼロヤーン」と「ポーラーファイバー」という特殊糸を採用しています。
運動時に紫外線をカットするのと同時に、ランニングウェアの素材によって温度を調節することによって、運動機能が低下しないようにサポートしてくれます。
紫外線の防止対策は季節を問わず行いたいので、特に女性はこのタイプを選ぶといいかもしれません。
機能4 寒さを防ぐ
寒い時期にはランニングパンツによって、寒さを防ぐと使い方もあります。
寒い冬の時期には筋肉がスムーズに動かないので、防寒機能、保温機能があるタイプものはケガの防止にもつながります。
防寒タイプのランニングウェアの温度の調節には限界があるので、ランニングウェアの上にさらにウィンドブレーカーなどの着用によって大きなお温度差に対応することが一般的です。
ランニングウェアの選び方ですが、運動中には汗をかいているので、体温を保ちながらも通気性と吸水性が高いものを選ぶ必要があります。
TESLA(テスラ) 冬用起毛タイプ
防寒には色々なタイプのものがありますが、ここで紹介するのは裏側が起毛タイプになっているタイプです。
裏側が起毛になっていて、ウェアと皮膚の間に空気の層ができるため、そのエアポケットによって抜群の保温を提供しています。
運動していくと熱くなりすぎるように感じるかもしれませんが、吸汗速乾設計、しかも防臭加工してあるので運動しても不快に感じる事はないでしょう。
寒さに弱い人や、運動前に体を早く温めたい人はこのタイプを使うことができるかもしれません。
機能5 ケガを防ぐ
ランニングパンツはケガを防ぐテーピングと同じような効果もあります。
一般にテーピングは、ケガした部分を守るために使用すると思われがちですが、ケガを防止するために用いることもあります。
筋肉や関節の可動域を制限するテーピングですが、同じ効果がランニングパンツにもあるのです。
膝や靭帯などにケガをしたことがある人はケガの再発防止にも役立つでしょう。
さらに、ケガした人の中には再発を心配している人もいるかもしれません。
テーピングをすることによって、精神的に楽に走ったりプレーしたりできるという効果もあります。
このように、ランニングタイルのテーピング効果はケガの防止と再発を防ぐという一面も持ち合わせているのです。
CW-X EXPERT
CW-Xはまさに「テーピング原理をタイツに組み込む」というコンセプトを掲げています。
ワコール人間科学研究所でのデータをベースに、下着設計の技術も取り入れ人間の動きにフィットしたスポーツウェアに製造に取り組んでいます。
その中でも EXPERTというタイプは、スポーツ選手に多い膝のケガを防ぐことに特化しています。
スポーツ中の膝への衝撃を緩衝材のような働きがあり、同時にふくらはぎもサポートします。
膝のケガをしたことがある人や、これからスポーツを始めるという人が着用するなら足全体のケガを事前に防止するのをサポートしてくれるでしょう。
まとめ
ランニングタイツの5つの機能についてまとめてみました。
もちろん、ひとつのランニングタイツにはいくつもの機能が備わっています。
ですが今回紹介したランニングタイツからも分かるように、それぞれのランニングタイツには特化した部分があります。
それでランニングタイツを選ぶ時には、まず自分の運動スタイルや運動レベルをきちんと把握しましょう。
そうするなら、自分にピッタリのランニングタイツを見つけ出せるはずです。