代用可能? ランニングタイツをヒートテックで代用するのはアリか?
ランニングタイツは、それなりの値段がするものです。
だから、初心者が買うのにはある程度抵抗もあるでしょう。
だから代用できるものをさがしたいという方も多いでしょう。
多くの方が代用品としているものとして、ヒートテックがあげられます。
でもそもそも、ヒートテックをランニングタイツの代用品として使用するのはアリなのでしょうか?
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目次
ヒートテックはなしではない
結論から言うと、ヒートテックをランニングタイツの代用品として使うのはなしではないと言えます。
ランニングタイツの代用品としてヒートテックを使う事で、まず何よりも暖かさを確保することができます。
ランニングタイツを履くことには、いくつかの目的がありますが、その一つの目的として保温性に優れているという事があります。
たとえば冬にランニングをする時には、どうしても足は冷たくなりがちです。
それではやはり走っていても気持ちよく走ることは出来ないでしょう。
もちろん暖かさを確保するということは、走ることに快適さをもたらすということだけにメリットがあるわけではありません。
足に暖かさを確保することで、怪我の予防にも役立つのです。
足が冷えていると怪我もしやすくなる
当然ながら、筋肉などは、冷えている状態の方が、温められている状態に比べて怪我しやすいと言えます。
でも、ヒートテックでしっかりと保温してあげれば、そうして怪我をする可能性を少しでも少なくしてあげることができるようになるのです。
ランニングタイツには、ケガ予防の効果もあります。
もちろんヒートテックではそこまでの高い怪我予防の効果は有りません。
ですが、温めることでの怪我予防の効果は有るでしょう。
だから、意外と代用品としては正解だったりもするのです。
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ヒートテックは値段が安いのでたくさん用意できる
ランニングタイツは、だいたい一つ買うと、10000円くらいはするでしょう。
でも、ヒートテックは場合によっては1000円以下くらいで買えることもあります。
それはつまり、10分の1位の値段で仕入れることが出来るということになります。
10分の1で仕入れることが出来るのであれば、当然それだけたくさん用意することも出来るでしょう。
ヒートテックでもランニングタイツでも、はいて洗濯してを繰り返していくと、それによってどんどんサイズ感がゆるくなっていきます。
そうしていつしか、きちんとした機能を発揮できなくなるでしょう。
それは、洗濯ペースが速くなればなるほど、そういう状態になりやすくなると言えます。
でも、値段が安くたくさん仕入れることができていれば、一度履いたものはしばらく休ませることができるようになるでしょう。
ということは当然、ダメになってしまうペースも遅くなります。
結果的に、コスパの面では圧勝出来るのです。
ダメになった後買い替えるのも簡単
ランニングタイツは、それなりに高いので、ダメになった後に買い替えるのも簡単ではありません。
でも、ヒートテックの場合は、ダメになった後に買い替えるのもすごく簡単だと言えます。
1枚1000円以下くらいで買えますから。
ということは、そもそも何枚も用意しなくても問題ないということにもなるでしょう。
何枚も用意するのもアリですし、初期投資にそこまでお金をかけたくないのであれば、そうしないでダメになる度買い替えるようにするというのもアリです。
そうした選択ができるというのも、ランニングタイツにはない利点でしょう。
ヒートテックではダメな人もいる
ただすべての人がヒートテックで良いというわけではありません。
ランニングタイツを履く目的の中に、走りのフォームを疲れづらくするというものがあります。
疲れづらいフォームで走ることができるようになれば、当然ながらそれだけ長い距離を走ることも楽になるでしょう。
ということはつまり、長い距離を走る人にとっては、ヒートテックでは代用が効かないことがあるのです。
ヒートテックは、ランニングの為に作られたものではありません。
だから当然走るフォームをどうこうするような効果は有りません。
むしろ、どんなフォームにでも対応するように高いストレッチ性があるとすらいえるでしょう。
なので、悪いフォームのまま走ることもできてしまうのです。
でもそれでは長い距離を走った時に足に異変が起こったり、直ぐに疲れてしまったりするでしょう。
もちろん長い時間も走りやすい
長い距離走りやすいということは、ほぼほぼイコールで、長い時間も走りやすいということになります。
長い時間走ることが必要な人は、ランニングをする人には多いでしょう。
ランニングをする目的というのは人それぞれではありますが、一番多いのはやはり、ダイエットの為に走るという人なのではないでしょうか?
ダイエットの為にランニングをするということは、最低でも40分くらいは走っていないとならないということになります。
というのも、有酸素運動で脂肪が燃え始めるのは、運動をはじめてから20分くらいたってからだからです。
なので、20分くらいのランニングでやめてしまっていては、あまり運動の意味がないと言えるのです。
もしヒートテックを履いて悪いフォームのまま走っていたら、そのせいで疲れてしまい、40分も走り続けることができなくなることも多いでしょう。
だから、ヒートテックを履くのもナシではないですが、出来ればランニングタイツを履くのがおすすめです。
関節が弱い人もヒートテックだと良くない
関節が弱い人も、ヒートテックだと良くないです。
関節が弱いというのは、たとえば膝の怪我をしたことがあるとか、そういう人です。
ランニングは、やはり関節への負担がすごく大きいです。
ましてや都会でのランニングになると、なおさらです。
たとえば近くに土手が合ったりして、その上のさらに土の上を走るというのであれば、そこまで膝には負担にならないかもしれません。
でも、固いアスファルトの上を、何のサポートもナシに走るのであれば、当然膝への負担はすごく高くなるでしょう。
だから、走ろうと決意しても、結果それを続けているうちに走ることができなくなってしまう可能性が出てくるのです。
それではすごく勿体ないでしょう。
ランニングタイツはそれを防ぐサポートをする
ランニングタイツは、そうした膝の怪我を防ぐサポートをしてくれる力があります。
もちろんだからといってすべての膝の関節の怪我を予防できるわけではないのですが、それでもヒートテックに比べるとはるかにその力は高いでしょう。
だから、ある程度は安心して走ることが出来るようになります。
また、締め付けも強いので、それによるプラセボ効果も期待できるでしょう。
プラセボ効果とは、それが何の変哲のないサプリだったとしても、薬だと言われて飲み続ければ、薬と同じ効果を発揮するという、思い込みによる力になります。
ランニングタイツの締め付けは、なかなかきついです。
それだけきつければ、怪我の予防に役立っているだろうと感じるのが自然です。
そうして実際の効果とプラセボ効果、二つの面から怪我を予防していけるようになるのです。
だからやはりランニングタイツはおすすめできます。
慣れてきたらヒートテックにするのが一番おすすめ
一番おすすめなのは、最初、初心者のうちはランニングタイツで走るようにして、慣れてきたらヒートテックに変えるという方法です。
最初からヒートテックにすると、走りのフォームの問題や怪我の問題がありますが、最初にランニングタイツを履いて、最初の段階から正しいフォーム等を身体に覚えてさせて、それなしでもただしく走れるようになれば、途中からそれをヒートテックにかえたところで、怪我せず、長距離、長時間走ることが出来るようになるでしょう。
だから、初心者こそ最初にランニングタイツを購入して、慣れてきたらヒートテックにするべきだと言えるのです。
それがあることでスイッチも入る
ランニングタイツとは、ヒートテックとは違い走るための道具だと言えます。
ヒートテックは、防寒のために日常的に履いているでしょう。
だからいざソレを履いても、走るという気持ちがわきあがることはそうそうないでしょう。
でも、ランニングタイツというのは、走るための道具に他なりません。
だから、それを履くと、これから走るのだというスイッチが入りやすいです。
スイッチが入りやすいということはそれだけモチベーションが保ちやすいという事です。
初心者の敵はモチベーション
初心者の敵は、まず間違いなくモチベーションです。
モチベーションが上がらないから、走りたくなくなり、次第に走ることを辞めてしまうのです。
ランニングタイツを買う際に不安なのは、安くはないランニングタイツを買って、それなのに走らなくなったら勿体ないという事でしょう。
でもそれがスイッチになり、モチベーションになるのですから、それを買った方がむしろ走ることを続けやすいのです。
確かに何も買わないでいれば、走らなくなっても損をすることはないように思えるかもしれません。
でも、間違いなく損はしているのです。
一度走ろうとして走ったりしたその時間は、目的を達成する前にランニングを辞めてしまったら、無駄以外の何物でもありません。
つまり、そこに費やすための時間を無駄にしていると言えるのです。
それは実は、お金の無駄と同じくらいに勿体ないことです。
だから、モチベーションが失われやすい初心者こそ、ランニングタイツは買った方が良いと言えるのです。
慣れてきたらランニングタイツなしの人も多い
ランニングしている人の中には、ある程度慣れてきたのでランニングタイツをなしにしようと考える人が多いです。
やはりランニングタイツにはコストもかかりますし、足をしっかりとサポートしてくれるので、走りやすくなりすぎてしまう事があるのです。
そういうことを嫌って、自分の力だけで走りたくなることも多いのが、ベテランランナーなのです。
フォームも出来ているので、あえてランニングタイツで矯正しなくても大丈夫なことも多いですし。
でも、何もなしで走ると、やはり足は冷えがちになります。
冷えたら怪我をしやすいというのは、ベテランのランナーであっても、初心者であっても変わりはありません。
だから慣れてきて、ランニングタイツを脱ぎたくなったら、それの代用としてヒートテックを履くのが良いのです。
そうして、冷えから身体をまもりましょう。
エアリズムでもあり
冬場には、ランニングタイツの代用はヒートテックですが、夏場にはどうしたら良いでしょう。
夏場には、ヒートテックではなくエアリズムにすると良いでしょう。
こちらもヒートテックと同じくユニクロの賞品ですが、通気性に優れていて、速乾性も高いです。
ですので、紫外線が直接肌を傷つける事を防ぎつつ、快適に走ることが出来るようになるでしょう。
夏にはUVカットも重要
夏場のランニングタイツでは、UVカットの力もすごく重要になります。
もちろん冬場のランニングタイツ同様に足をコンプレッションして、関節をサポートしたり、正しいフォームを作ることに協力したりはしてくれますが、UVカットという目的も重要なのです。
夏場の紫外線というのはやはり強いです。
だから、しっかりとタイツを履いていないと、足が焼けすぎてしまう可能性が出てくるのです。
夏場の日光を直接浴びて焼けたら、それはもはや日焼けというよりも火傷といった近いというような状態になることがあります。
それではやはりシミができたりもしてしまうでしょう。
だから、夏でもランニングタイツが必要なのです。
そして、それを叶える為の代用品がエアリズムというわけなのです。
取り入れ方はヒートテックと一緒
当然こちらも、いきなり最初からエアリズムで走るというよりは、最初はランニングタイツにして、慣れてきたらエアリズムにするということがおすすめです。
ただ、冬場から走り始めて、そもそも走ることに慣れていて、フォームもきちんと出来ている場合、あえて一度ランニングタイツを挟む必要はないでしょう。
まとめ
ランニングタイツの代用品としてヒートテックを使用するのはアリですが、ある程度慣れている人が代用するというのが、一番おすすめです。
それがここでの結論になります。
安い買い物ではないかもしれませんが、ランニングタイツにはそれだけの価値はあると言えるでしょう。
だから、まずは試しに一つ購入してみてはいかがでしょうか?