足や踵(かかと)を痛めやすい人におすすめのランニングシューズ
学生時代、陸上競技をやっており、主に5000m~10000mの種目に出場していました。
お気に入りのシューズは、NIKE(ナイキ)のTERA(テラ)でした。
しかし、シューズのつま先部分が破れてしまい別メーカーのものに買い替えたのです。
そのシューズは靴の底の部分が薄く、結局それが原因で、足の裏や踵(かかと)を痛め競技を断念せざるを得ませんでした。
当時は、クッション性よりも軽さが重視されていて、靴底の弾力性や反発性を重要視したシューズはなかったのです。
しかし、近年その傾向が見直され、軽さよりも靴底のクッショニングに重きを置いたシューズが続々と発売されています。
そこで今回は、「足や踵を痛めやすいランナーにおすすめのランニングシューズ」を、紹介したいと思います。
目次
一流のランナーはどんなシューズを使っているのか?
正月に箱根駅伝を見ている人は多いと思います。
私も、元ランナーなのでほとんどの区間を見るようにしています。
特に山登りの5区は見逃せない区間ですよね。
実は、私が真っ先に見るのが、選手たちの履いているシューズです。
ほとんどの選手がソール(靴底)の薄い軽いシューズを履いています。
彼らは、1kmあたり3分を切るようなペースで、約20kmを走破します。
一流のランナーにとっては、シューズの軽さこそが重要なのでしょう。
一般のランナーに最適なシューズとは?
私は、フィット感とクッショニングに優れたシューズこそが一般のランナーに最適だと考えています。
普通のランナーにとっては、まず走ること、そして走り続ける事が重要だからです。
その過程で足や踵を痛めてしまっては、走る事を断念せざるを得ません。
走り続ける事ができたなら、ミニマラソン、ハーフマラソン、そしてフルマラソンと、どんどん夢は広がっていくのです。
おすすめのメーカーはNIKE(ナイキ)
ずばり、おすすめのメーカーはNIKEです。
他のメーカーと比較して、シューズのフィット感やソール(靴底)の反発性を重視しています。
その代わり、やや軽量性は犠牲になりますが、競技会に出場し上位入賞を狙うようなレベルでない限り問題はないと思います。
では、NIKEでもどんなランニングシューズがいいのか、私の独断と偏見で選んだベスト3を紹介してみたいと思います。
ランキング1位NIKE エアズームペガサス 33
何と言ってもクッショニングが抜群です。
伸縮力のある素材が衝撃をやわらげ、元の形に回復することで、地面から強力な反発力を得る事ができます。
この反発力を走りによって、推進力に変える事ができれば、かなりのスピードアップも期待できます。
フィット感も秀逸で、慣れてくると足の一部と化します。
一般にサブ4(フルマラソン4時間以内)向けランナーのシューズとされていますが、走りによっては、それより上のレベルも目指せると思います。
価格も手頃で、おすすめNo1のランニングシューズです。
ランキング2位NIKEルナグライド8
ソール(靴底)の一部に弾力性のあるルナ素材を採用しているので、非常にやわらかいクッショニングが特徴です。
ナイキのランニングシューズの中でもクッショニングに特化したモデルのため、これからランニングを始めるビギナーにとって最適な一足ではないでしょうか。
ただ、反発力を使って、走りを追求したい方にとってはやや物足りないかもしれませんね。
ランキング3位NIKEエアズームストラクチャー20
エアズーム特有の弾力性を担保しつつ、安定性を両立させたモデルです。
ピッチ走方でしっかり地面を捉えながら、長距離を走りたい人に向いているシューズだと思います。
その意味では、初心者よりも中級者向けのモデルですね。
ランニングシューズのメンテナンス方法
ランニング中は当然汗をかきます。
それが原因で、シューズからイヤなニオイがする事があります。
そんな時、役に立つのが次亜塩素酸水のスプレーです。
マスキング(強い香りによってイヤな臭いを消す事)ではなく、イヤなニオイの元になっている菌自体を除いてくれるので、大変重宝します。
ドラッグストアに行けば400円程度で入手できます。
シューズの臭いに悩んでいる方は、試してみてはいかがでしょうか。
まとめ
シューズ一つで、ランニングは苦しくも、楽にもなります。
自分に合った最適なシューズを履いた時は、どこまでも走って行けそうな気がします。
良いランニングシューズというものは、走りのレベルを引き上げてくれるのです。
ここで選んだシューズはあなたにとっては、あくまで参考です。
ぜひショップに足を運んで、店員さんと話し合いながら、お気に入りのシューズを見つけてください。