サブスリーランナーである私のランニングシューズの履き分け方
ランニングシューズには様々な種類があり、練習内容の違いやレースなどによって履き分けることが大切です。
特にランニングを始めたばかりの方は、ランニングシューズの履き分け方が分からないことでしょう。
そこでここでは、サブスリーランナーである私のランニングシューズの履き分け方を紹介します。
サブスリーランナーである私の履き分け方に興味のある方は、ぜひご覧ください。
目次
ランニングシューズの種類
ランニングシューズと一言でいっても様々な種類があるため、ランニングを始めようと思っている方は、どれを選んだらよいのか分からないかと思います。
ランニングシューズは、性能の違いによって大きく分けると3つに分けることができます。
1つ目は、一般的に初心者用ランニングシューズといわれているもので、ソールが厚く、クッション性が高く、片足300~330gくらいの重めのシューズです。
2つ目は、一般的に上級者のレース用シューズといわれているもので、ソールが薄めで、その分クッション性は低く、片足130~190gくらいのとても軽いシューズです。
3つ目は、一般的にトレーニング兼レース用シューズや、トレーニング兼スピード練習用シューズなどといわれているもので、ソールの厚さやクッション性は適度にあり、片足250gくらいのシューズです。
そのように、ランニングシューズのタイプの違いによりクッション性や重さは異なり、フィット感や着地の時のブレを抑える性能などもシューズの種類の違いによって異なります。
状況に応じて履き分けることが大切
軽いシューズほど形状はスマートで、足の動きを邪魔せず動きやすくなるため、スピードは出しやすくなります。
そして、基本重めのシューズほどクッション性は高くなっており、足へかかる負担は少なくなるため、怪我をするリスクは低くなります。
ですが、重めのシューズはちょっとゴツイ感じの形状をしており、その形状や重さもあって、スピードは出しにくくなっています。
ランニングシューズは、タイプの違いによりスピードの出しやすさやクッション性などは異なるため、練習内容の違いやレースによって履き分けることが大切です。
私が持っているランニングシューズ
サブスリーランナーである私は、先程説明した3タイプのランニングシューズを持っています。
上級者のレース用である軽いランニングシューズは1足、初心者用といわれているクッション性の高いシューズは2足、トレーニング兼レース用といわれているシューズは2足、初心者用のかなり劣化してるシューズは1足持っています。
そのようにタイプの違うシューズをいくつか持つことにより、練習内容によってシューズを変えることができます。
また、ローテーションを組んで履くことで、ランニングシューズの寿命を延ばすこともできます。
私がゆっくり走る時に使用しているシューズ
私が軽いジョギング用シューズとして使用しているのは、一般的に初心者用といわれているクッション性が高い重めのシューズです。
初心者用シューズはソールが厚い分重くなっており、スピード練習には向いていいません。
ですが、ゆっくり長く走ることには向いています。
軽いジョギングでは、スピードを出して走る必要がないため、初心者用シューズを履いています。
初心者用ランニングシューズはクッション性に優れているので、着地の時にかかる衝撃を大きく軽減してくれます。
衝撃を大きく軽減することで、怪我をするリスクが少なくなったり、疲労が溜まりにくくもなります。
ゆっくり走る時は疲労を抜くことも目的としているため、クッション性に優れた初心者用ランニングシューズが軽いジョグには適しているのです。
私がスピード練習で使用しているシューズ
当たり前のことですが、スピード練習ではスピードを出して走ります。
長距離走のスピード練習には、インターバル走・ペース走・ビルドアップ走などがありますが、スピード練習では足の動きやすいランニングシューズを選ぶことが大切です。
また、練習なので、足にかかる負担のことも考えなくてはいけません。
一見、スピード練習には上級者のレース用シューズが合っているような感じがしますが、そのシューズではクッション性が比較的低いため、足にかかる負担が大きくなります。
練習で足を痛めても仕様がないので、スピード練習の時は、トレーニング兼スピード練習用の片足250gくらいのシューズを履いています。
片足250gくらいのシューズなら、初心者用ランニングシューズよりもスピードが出やすく、上級者の軽いシューズよりもクッション性があります。
つまり、トレーニング兼スピード練習用のランニングシューズは、スピード練習に丁度良いのです。
私がマラソン大会で使用しているシューズ
マラソン大会では、いつも自己ベスト更新を狙っており、入賞も狙っています。
そのため、マラソン大会では一般的に上級者のレース用といわれている、とても軽いランニングシューズを履いています。
そのシューズは、他のタイプのシューズよりもクッション性は劣りますが、とても軽く、比較的スリムな形状をしているので、足が動きやすくなります。
そのことにより、いつもよりもピッチは速く、ストライドは広くすることができます。
上級者用の軽いシューズはクッション性が劣るため、着地の時の足へのダメージは大きくなります。
ですが、自己ベスト更新を狙ったり、入賞を狙うためには、着地のダメージは気にしてられません。
私は、マラソン大会の時はダメージ上等で上級者のレース用シューズを履いています。
私が雨の日に使用しているシューズ
私が雨の日に履いているランニングシューズは、初心者用の古くなったシューズです。
では、なぜ雨の日に初心者用の古いシューズを履いているのかというと、雨の日に新しいシューズや比較的綺麗なシューズを履くのが勿体ないからです。
雨の日に履いたシューズは、濡れた砂や土などで汚れやすくなります。
また、ビショビショに濡れることで劣化しやすくなります。
それらのことから、新しいシューズや比較的綺麗なシューズは雨の日に履かないようにしています。
古いシューズなら汚れても劣化しても特に問題ないため、そのシューズを履いて練習しています。
ですが、雨の日は足が滑りやすくなり、古いランニングシューズを履くと更に滑りやすくなります。
それは、ソールが削れて溝がなくなっているためです。
そのため、雨の日は足が滑らないように十分注意して走っています。
初心者はレースでも初心者用ランニングシューズを履こう
初心者は、走る脚ができていないため、クッション性の高い初心者用ランニングシューズを履くことが大切です。
ランニング初心者が軽いシューズを履くと足を痛めやすいため、スピード練習やマラソン大会の時も初心者用ランニングシューズを履くことをおすすめします。
マラソン大会で、どうしても軽いシューズが履きたいという場合は、トレーニング兼レース用の片足250gくらいのシューズを履くと良いでしょう。
そのシューズなら初心者用ランニングシューズよりも軽いため、走りやすくなります。
また、クッション性もそれなりにあるため、上級者用の軽いシューズよりも怪我をするリスクは低くなります。
ですが、ランニング初心者は、どのような場面でも初心者用ランニングシューズを履くことが基本になります。
まとめ
私はランニングシューズを6足くらい持っており、軽いジョグ用やスピード練習用、レース用として履き分けています。
雨の日では古いランニングシューズを履いているといいましたが、雨の日に古いシューズを履くことはおすすめできません。
それは、古いシューズはソールの溝がなくなっており、滑りやすいからです。
そのため、雨の日はグリップ性の高い、古くないランニングシューズを履くことをおすすめします。