愛用のランニングシューズ、長く使うためのお手入れ方法や洗い方は?

毎日のランニングのお供をしてくれて、毎日苦楽をともにしているランニングシューズです。

できれば長く使用していきたいものですね。

しかし勿論、使用する以上はくたびれてきますし汚れても来ます。

出来るだけきちんとお手入れをして、長く愛用していきたいものですね。

そのために注意しておきたいこと、おさらいしてみましょう。





正直な話ランニングシューズって

ランニングが趣味だったり、大会で走ることが生きがいだったりすれば、これはもうきちんと走るための準備を整えなくてはなりません。

特にシューズに関しては、これが記録の良し悪しを決めると言っても、過言ではありません。

そのために皆さん、自分の足にあったシューズを選ぶのに時間をかけているのですね。

でもまあ、実際のところこのランニングシューズ、結構お財布に厳しいお値段なのも事実です。

普通のスニーカーに比べると、かなりお高いというのは、まあ機能的に仕方のないことかもしれません。

とは言え、気に入ったシューズなら勿論のこと、できるだけ長く使用したいと思うのは当然です。

加えてお財布のためにも、それがベストでもあるのです。





ランニングシューズのお手入れはこまめにしたい

お手入れは勿論、できるだけこまめにしたいものです。

と言っても、普段のお手入れならそれほど時間がかかるものではありません。

帰宅してすぐにやるように習慣づければ、どうということのない時間で済みます。

なのでまずは、帰宅してすぐシャワーを浴びたいと思っても、自分よりもシューズを優先することを習慣にしてしまいましょう。

そうすればそれだけ、シューズの寿命も伸びるというものです。

面倒だから後で、はご法度と心得ておきましょう。

具体的には日々のお手入れは

では具体的にはどうお手入れをすればよいのか、簡単に説明しておきますね。

本当に、5分もかかりません。

ブラシでさっと汚れを落とす

普段は舗装路を走っている人の場合、見た目はそれほど汚れを感じないかもしれません。

しかし細かいホコリ等が付着しているのは明らかですので、とりあえずブラシでさっとシューズを払ってください。

シューズの布に傷をつけないように、軽く使用するのがコツです。

柔らかめのブラシが、おすすめですね。

また柔らかい布で汚れを落とすのも、布を傷めない方法です。

インソールを外し靴紐は緩めて陰干し

一見特にどうということのないように見えるランニングシューズですが、走り終わった後は勿論汗などを吸い込んでいます。

特に濡れたように見えなくても、陰干しは忘れないようにしたいものですね。

この時インソールは外し、靴紐は緩めておきます。

風通しの良い直射日光が刺さない場所で、しばらく干しておいてください。

毎日走る人なら、次の日にそこからスタートすればいいだけのことです。

何足も持っていて、取り替えつつ走っている場合は、陰干しの状態のままで靴箱へ移動させてください。

汚れが目に見えて溜まってきたら

日々お手入れをしていても、それでもやはり汚れはついていくものです。

そうなった場合、ここはやはり洗濯をして綺麗にしておきたいものですね。

洗濯前の準備として

洗濯前にはまずは、普段のお手入れであるブラシかけもやっておきましょう。

表面の汚れを落としてから洗濯というのが、正しくまた汚れ落ちがしやすいので心得ておいてください。

その時にインソールや靴紐なども、外せるものは全部外しておきます。

洗濯前にここまでは、やっておいてください。

まずは水かぬるま湯で

まず水はぬるま湯を用意して、そこにランニングシューズを浸けておきます。

こうすることによって、汚れが浮き出してきますので、洗剤で洗う前にしばらく浸しておいてください。

ただぬるま湯を使用した時に、湯温が高かったり長時間浸けすぎると、色落ちや色移りの原因になることがあります。

素材が痛むことも、無いとは言えません。

まあこれも、何度か洗っているうちに大体の勘がつかめてきますので、最初のうちは手探りから始めてくださいね。

使用する洗剤は専用のものかもしくは

さて使用する洗剤ですが、専用の洗剤であるシューシャンプーの使用が最もおすすめです。

しかし手元にない場合は、中性洗剤でも代用ができます。

これを使って、汚れを落としていきます。

ここでもブラシを使用してが一般的ですが、同じくシューズの素材を傷めないように、柔らかめのブラシで優しくこするようにしてください。

焦ってゴシゴシこすったりすると布に傷が付き、そこから劣化してしまうことがあります。

長期に渡っての使用を考えている場合、洗濯も優しくしてあげてください。

すすぎは充分にしておきたい

洗剤で洗い終わったら、次はすすぎです。

このすすぎが不完全だと、素材の劣化や変色につながってしまうことがあります。

匂いが残るのが気になるという人もいます。

洗う時以上に時間と注意を払って、すすぎを行ってください。

またその後の水切りも、しっかりとしておきたいですね。

乾かすのは自然乾燥で

早く乾かそうと思って、ドライヤーを使用してしまう、などというのはご法度です。

というのも、ランニングシューズの命であるクッションは、熱に弱いからです。

また素材も、直射日光や熱で劣化を招くことがあります。

水切りした後は、風通しの良い日陰でよく干すのがおすすめです。

どうしても早く乾かしたい場合は、扇風機を使用するのも手ですね。

風で乾きは早くなりますので、おすすめです。

ドライヤーと違って熱も出ませんので、そちらの心配もなく済みます。

また型くずれを防ぎたい場合は、吸水性のいい新聞紙など詰めて乾かしてください。

ランニングシューズの匂いが気になる人に

さてこのランニングシューズの洗濯ですが、きれいになったとは言え何か他に気になることはありませんか。

何と言っても気になるもの、それは靴の匂いですね。

この匂いに対抗するのに適したものが、日用品にあるのです。

普通の洗剤だと中々落ちない匂い

一家には必ずあると言っていい、重曹を使ってみませんか。

この重曹、家の洗浄剤として近年注目されていますが、特に油を除去するのに力を発揮します。

つまり、ランニングシューズの匂いの除去に適しているということですね。

外側の汚れにも対応ができますが、特にシューズ内側の汚れに重曹は力を発揮します。

というのも、シューズ内側の汚れはかなりの割合で、油だからです。

靴の内部の汚れと匂いは、脚から出る油が原因になっています。

重曹ならこの油を、しっかりと流してくれるのです。

どう使用するのがおすすめ

他にも目立つ汚れがあった場合は、まず普通に洗濯してください。

でも匂いだけが気になる場合は、シューズ全体に重曹をふりかけて、その後ぬるま湯に浸けます。

そのまま30分位の放置で充分です。

後はシャワーなどで洗い流せば、臭いのもとはスッキリと消えてくれます。

この重曹を使用しての匂い落としの場合も、色落ち等のは最初充分に注意してください。

浸け置きになりますので、その分注意が必要です。

まとめ

ランニングシューズのお手入れは、走リ終わったらサクッとやっておくと、その後の洗濯なども楽になります。

まとめて汚れを落とせばいい、と考えていると結果逆に面倒なことにもなります。

走ったらブラシをかけて干す、これだけで寿命がぐっと伸びます。

それでも落ちない汚れを洗剤で、匂いを重奏でとお手入れをしてください。