とっても便利で快適なランニングタイツ、でも何時でも履けばいいというわけでも
関節部のサポートをしてくれたり、保温や紫外線カットの効果もあるランニングタイツは、ランナーさんたちには欠かせないウエアになっています。
走る時には必ず履いて、という人も多いはずです。
とはいえこのランニングタイツ、あまりに履きすぎるのも実は良くないこともあるのです。
つまり、頼りすぎですね。
履かずに済ませる状況も、しっかり見極めたいものです。
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目次
ランニングタイツの機能は本当に役立つ
冬は保温を、夏は出た汗を吸い取ってくれるランニングタイツです。
勿論他にも機能はたくさんありますね。
関節部のサポートをしてくれるのも、その一つです。
また筋肉のサポート効果で、疲労軽減にも役立ってくれます。
ついつい忘れがちな、脚全体の紫外線カットにも一役買ってくれます。
これほど便利なランニングタイツですから、一旦履いたら手放せないと思う人も、決して少なくないはずですね。
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何しろ走るという行動は
走るというのはほとんど、ジャンプと同じ様な運動になります。
小走りに走ることは普段の生活の中でもありがちですが。
普通の生活をしている上でジャンプというのは、あまりないことです。
しかし走ることがイコールジャンプとなれば、実は結構日常でもジャンプしていることになりますね。
このジャンプ、陸上をやっている人もバレエなどをやっている人も、欠かせない動きですがそのためにかなりの準備をしてから飛ぶというも事実なのです。
バレエを例に取ってみますと、まず床でストレッチをした後、バーレッスンをしてその後、バーのないセンターでのレッスンに進みます。
そしてこのセンターレッスンの後半になって初めて、ジャンプが出てくるのです。
クラス開始から1時間位経ってやっと、なのですね。
これを普段、準備運動もなしにやってしまう、信号が変わりそうだからと小走りにというのは、実は結構危険なのです。
ランニングも同じことで、これは時間が長いだけにもっと気をつけなくてはいけない行動なのです。
下半身の関節部への負担は大きい
走ると歩くを比べた場合、下半身の関節部にかかる負担は、勿論走るほうが多大になります。
これを長時間というのですから、筋肉の用意ができていないと問題が起きて当然ですね。
子供が走っている時に、かなり足音がバタバタドタドタと聞こえませんか。
ベテランランナーの場合、足音が小さいと言うか、タッタッタという感じですね。
これは筋肉がサポートして、体重を墜落させないようにしているからなので。
子供の場合まだ筋肉がしっかりしていないので、どうしても体重が着地とともに落ちます。
ランニングを始めて間もない人も、同じ様な状態になることがあります。
またベテランの場合でも、ストレッチや筋トレを怠ると同じようなことになりかねません。
一旦故障してしまった関節部は、治すのは難しい、もしくは諦めるということになってしまいます。
これは何とかしたいものですね。
なのでランニングタイツの出番が
しかし元々、人間は早く長く走るようには出来ていません。
どうやってもある程度の故障は、免れないのです。
その故障を未然に防ぐ、関節部への負担を軽くするためにも、ランニングタイツは役立ってくれるのです。
また故障を起こしてしまった場合でも、サポート効果のおかげである程度楽に走ることが出来るのです。
まだ走り始めて間もなく、走るフォームも安定していなかったり良くなかったりする場合、下半身の関節への負担は大きくなってしまいます。
それを軽減するためにも、新人ランナーのランニングタイツ使用は、おすすめしたいところです。
備えあれば憂いなし、と言ったところですね。
また勿論、ベテランランナーの場合はすでに、いくつか故障を持っていたりしますので、ランニングタイツにサポートしてもらうのもおすすめですね。
これだけ便利なランニングタイツなので逆に
さてこれだけ便利に使えるランニングタイツですが、使用のし過ぎは逆効果ということにもなります。
新人ランナーの場合は特に
新人ランナーの場合、脚の保護のためにこのランニングタイツは役立ってくれます。
しかし保護されすぎた場合、筋肉がしっかり作れないということも無いではありません。
つまり、筋トレやストレッチは勿論ですが、実際に走ることによって筋肉は出来ていくものなのです。
それがサポートされすぎると、それに頼ってしまって実際の筋肉がしっかり作れないこともあります。
これは注意ですね。
短い距離なら履かないとか、筋肉の調子もいいし気温もいい時は履かないで走るとか、ある程度緩急つけた使用をしてみるといいですね。
ランニングタイツを履かないで走ることが出来ない、ということにならないようにしたいものです。
疲れは身体の赤信号なので
ランニングタイツの効果の一つに、疲労軽減があります。
これについては個人差がありますので、人によっての効果は違ってきます。
しかしある程度の効果は感じられるので、翌日に疲れを残さないなどは大変に助かりますね。
さてこの疲労、また次の日の筋肉痛というのは、ある意味体が出している信号でもあるのです。
これがランニングタイツの疲労軽減効果で、もう少し行けると、無理してしまうことがあるのですね。
身体の信号を無視して運動しても、結局その後に問題が起きてきたりもします。
時には履かずに走って、本当の疲労はこの程度の距離と速さで感じるのだと、実感してみてください。
重く感じたら履かないのも一つの手
サポート効果や疲労軽減の効果のため、ランニングタイツのストレッチはかなり強めになっています。
なのでこれまで履いていなかったという人が履いた場合、動くのにいささか力が必要と言うことも無いではありません。
もし故障が原因で、今まで履いていなかったのに履いた、という場合はともかく、あまり重く感じたら履かずに済ませるのも手です。
またサポート効果を期待して、例えば膝のサポートで履いたら動かしづらく感じた、などという場合は距離を短くするなどの工夫が必要です。
助けにするために履くのであって、無理するために履くのではないということも、忘れないでください。
筋肉を鍛えたいのでじゃあランニングタイツを履かなかった場合
特に関節部に問題もないし、筋肉を鍛えたいのでじゃあランニングタイツは履かないで走ろうと思った場合、でも紫外線カットとかどうしようと悩む人もいますね。
脚の保温や紫外線のカットに関しては、普通のタイツでその手の機能がついているものが、かなり市場に出回っています。
量販店や衣料品店でも扱っていますので、特にサポート機能は必要ないという人は、探してみるのがおすすめです。
まあどちらにしろ、ストレッチのあるタイツを1枚履いた場合、ある程度の圧がかかりますので、サポートも軽く入ってくれます。
それほどのサポート力は必要ないけど、でも脚の保護のために生脚はちょっとという人は、普通のタイツを履いて走ってみてください。
ただこの場合、速乾性や発汗性通風性に優れた素材のものをしっかりと選ぶことが大事です。
機能性ランニングタイツの場合、これらの機能は当たり前ですが、普通のタイツの場合は確認するに越したことはありません。
まとめ
大変に役立ってくれて、脚のためにも履いたほうがいいランニングタイツですが、場合によっては履かずに走ったほうがいいこともあるのです。
勿論新人ランナーの場合、その見分けを付けるのも難しいのですが、そこはコーチやトレーナーに相談の上、着脱を考えていくのがおすすめです。
皆が履いているから自分も、ではなく、自分だけの使用法を見つけていってくださいね。