冬のランニングタイツはどう選ぶ？失敗しないための5つのポイント
ランニングタイツは、運動をサポートしてくれる優れたアイテムであり、走るときはよく使われています。
冬に使うときも、きちんと季節に合った製品を選ぶことで、快適に走ることができるのです。
とはいえ、初めて選ぶときは、どんなところをチェックすべきかわからず、なかなか決められないこともあります。
ここでは、冬のランニングタイツを選ぶときのポイントについて、詳しく説明していきましょう。
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保温性
冬に使うランニングタイツを選ぶとき、最も注目しておきたいのは、やはり暖かいことです。
せっかく履いても、あまり暖かさを感じられないタイツでは、快適に走ることができません。
寒さに震えながら走るようなことになれば、ストレスのために、すぐやめたくなってしまう可能性もあります。
そのような事態を避けるためにも、なるべく保温性の高い製品を選んでおくようにしましょう。
裏起毛
履いていて暖かいものを選ぶなら、裏起毛があるタイプをおすすめします。
裏起毛の製品は、裏の表面が毛羽立っているため、通常よりも多くの空気を含ませることができます。
それが、高い保温性につながるポイントです。
空気の層が薄いと、寒さを感じやすくなってしまいますが、多めに空気を含んでいるものなら、気温の低い環境でも暖かさを感じることができます。
裏起毛は、ランニングタイツに限らず、冬用のトレーナーやパーカーなど、暖かさを重視した製品にはよく使われているものであり、寒い時期にはぴったりです。
選ぶときはしっかりチェックして、見落とさないようにしておきましょう。
長距離を走るときは注意
保温性が高いと、冬に使うなら最適な製品のように思えますが、場合によっては、少し不便になることもあります。
基本的には快適に使えるようになっていますが、長い距離を時間をかけて走るようなときは、「ちょっと暑すぎるな」と感じてしまうのです。
体質にもよりますが、あまりにも体温が上昇するようだと、走りにくくなってしまいます。
長い時間動いていると、必要以上に暖かくなる可能性は十分あるので、「どのような走り方をするのか」ということも考慮して選ぶようにしましょう。
短距離を走ってすぐ終わるなら問題はありませんが、マラソンなどで使うことを考えているなら、通常の製品も選択肢に入れておいてください。
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速乾性
走るときは汗をたくさんかくので、ランニングタイツ選びでは、乾きやすいことも重要なポイントになります。
速乾性は、夏の方が重要になるイメージがありますが、寒い冬であっても、あまり軽視してはいけません。
大量の汗が乾かず、そのまま体に残り続けるようだと、熱を奪うことになるため、余計に寒さを感じてしまうのです。
そのような事態を避けるためには、汗をかいても、すぐに乾くタイプの製品が役立ちます。
体に残りそうな汗を片っ端から蒸発させてくれるものだと、変に冷えすぎるようなことはありません。
寒すぎて風邪をひいたりしないように、速乾性もしっかりと押さえておきましょう。
不快感の軽減
汗を長く残さず、素早く乾かしてくれるものは、体の冷えだけでなく、べたつきも抑えることができます。
大量に汗をかいたときは、常に体がべたべたしてしまうため、走っているときもずっと不快感がつきまとうものです。
快適に走るためには、そのようなストレスを少なくしておく必要があります。
速乾性が高いタイプの製品なら、汗がいつまでも残ったりしないため、べたつく不快感をかなり軽減することができるのです。
汗の対策ができるものを選び、気持ちよく走れるようにしておきましょう。
サイズ
冬用の製品を選ぶときは、保温性ばかりに注目してしまうことも多いですが、サイズも必ずチェックすべきポイントになります。
いくら体を温めることができても、サイズが合わないものを買ってしまうと、正しく履くことができません。
あまりきついものだと、体の動きを妨げてしまい、うまく走れなくなることもあるのです。
そのような失敗をしないためにも、自分に合ったサイズになっているか、きちんと確認してから決めるようにしてください。
幅をチェック
サイズの確認をするときは、サイズ表を見ながら身長に合わせる方法もありますが、より確実性が高いのは、幅に合わせる方法です。
身長を基準に考えても、サイズ表にうまく当てはまらない場合は、ちょうどよいものを見つけられないことがあります。
そんなときは、幅が合っていることを優先して選んでみてください。
男性の場合はウエストに、女性の場合はヒップに合うものを探していけば、自分にぴったりなサイズを選択することができます。
性別に合ったものを
小柄な人がサイズをチェックするときは、「男だけど女性用がぴったりなのでは？」と考えることがあります。
確かに、体が小さいなら問題なく使えそうな気もしますが、その選び方はおすすめできません。
ランニングタイツは、性別による体の形まで考慮して設計されているため、男性が女性用のものを使うと、本来の性能を発揮できなくなります。
安易に性別を無視したりせず、必ず自分に合ったものを選ぶようにしてください。
試着してから決める
サイズ選びで失敗しないための一番確実な方法は、やはり実際に試してみることです。
幅を確認するとしても、見た目を丹念にチェックするより、履いてしまった方が手っ取り早く、間違いも起こりません。
そのため、自分に合ったものを選ぶためには、必ず試着してから決めるようにしましょう。
「これなら合うかもしれない」といった曖昧な考えで購入すると、使うときになってから困ることがあります。
しっかり試着しておけば、実際のフィット感を知ることができるので、買ったあとのギャップに戸惑うことはなくなります。
機能
冬に使うなら、最も優先すべきは暖かいことですが、それ以外の優れた機能も見落としてはいけません。
ランニングタイツは、体にぴったりと密着して適度に圧迫することで、体の動きをサポートする機能があります。
その機能は、製品によって異なる場合があるので、必要なものをチェックしておいてください。
例えば、筋肉の疲労をなるべく少なくしたいときは、疲労回復効果の高いコンプレッションタイプがおすすめです。
体の圧迫によって筋肉の揺れを最小限に抑え、無駄に疲れることを防いでくれます。
また、関節の負担を減らして怪我を防ぐなら、フォームを安定させるサポートタイプに注目してみましょう。
よい姿勢を保つことで安全性を高めてくれるため、走ることに慣れていない初心者にはぴったりです。
自分の求める機能が備わっていることをきちんと確かめて、失敗を防いでいきましょう。
デザイン
ランニングタイツ選びでは、「デザインより保温性や機能が重要」と考えてしまうこともありますが、まったく無視していると失敗してしまうので、しっかり見ておくようにしましょう。
特に注意しておきたいのは、丈の長さです。
製品によって丈の長さには違いがあるため、適当に選んだりすると、短いものを引き当ててしまう可能性があります。
季節に合わせて、最も相応しいデザイを選ぶようにしてください。
まとめ
ランニングタイツは便利なアイテムですが、よくわからないまま適当に選んだりすると、デメリットの多い製品を買ってしまうこともあります。
冬に使うランニングタイツを購入するなら、ここで紹介したポイントをしっかりチェックして、本当に便利で使いやすものを見極めるようにしてください。
保温性やサイズなど、重要なポイントを慎重に確認していけば、自分に合う優れた製品を選ぶことができます。