子どもが使うべきランニングシューズについて。
ランニングは老若男女問わず、多くの人がしているスポーツの一つです。
そして小学生あるいは幼児でもランニングをしている子が多くいます。
しかしながら、そのような子ども向けのランニングシューズはなかなかふさわしいものがなく、また足に合っていなかったり質の悪いものを履いてランニングすると成長するにあたっていろいろと障害が出てくることがあるので、子どものランニング時のシューズ選びには注意が必要です。
子ども向けランニングシューズは販売数が少ないです
ランニングシューズというと、スポーツ用品店に行けば数多くのものが販売されています。
しかしそれらはほとんどが大人向け、もしくは中学生以上向けのものであり、子ども向けのランニングシューズはそれ専用として販売されていることはほとんどありません。
ランニング専用のシューズとして販売されているのは、ほとんどが20cm以上からなのです。
特に小学生低学年で陸上クラブに所属しているような子どもは、ランニングをする際は市販のシューズの中では短距離向けのランニングシューズを使用している場合が多いです。
子どものランニングシューズこそきちんとしたものを
小学生低学年以下の子どもはこれから成長期になり、身長が伸びていきます。
もちろん足も成長していくことになります。
しかしながら、ランニングという比較的ハードな運動をするにも関わらず、ランニングシューズを適当なものにしてしまうと後々膝や足などに大きなスポーツ障害をかかえることになりかねません。
なので現在小学生以下の子どもが陸上クラブに所属していたり、自主的にランニングをしている場合にはきちんとしたランニングシューズを履かせる必要があります。
ランニングシューズを選ぶときに気を付けたいこと
そのような子どもに履かせたいランニングシューズについてですが、特に20cm以下のサイズの子どもの場合、ランニング専用のシューズとして販売されているものがほとんどないので、一般的にスポーツに使えるようなシューズの中から条件に合ったものを選ぶことになります。
気を付けたいこととしては、まず何よりも子どもの足のサイズに合わせたシューズを履くことです。
子どもは成長が著しいので、ちょっとくらい大きなサイズのシューズを履いていてもすぐ大きくなるから大丈夫だと思ってはいけません。
足のサイズに合わないシューズを履いたままランニングをすると、転倒の危険性が高まり大けがをしたり、膝などに負担がかかってしまうことでけがの原因を作ってしまいます。
またデザインがかっこいい、かわいいことを優先して選ぶのもよくありません。
デザインよりも、ランニングにふさわしい作りになっているかを優先してシューズを選ぶべきです。
子どもにとっておすすめのランニングシューズとは
子どもにとっておすすめのランニングシューズには、いくつかの特徴があります。
まず、足のかかとの部分がしっかりしていることです。
足のかかとの部分が異様に柔らかかったり底の部分が極端に薄かったりすると、着地をした時に足に大きな負担がかかります。
その結果、足の成長に悪影響を及ぼしたりけがの原因になったりします。
また足の裏の部分に安定性を維持するための金属や樹脂がつけられているものは、体のバランスを崩さずに走ることができるのでおすすめです。
また日本人の足は外国人の足と比較して幾分かの違いがあり、それは子どもも同じなのでできれば国内のメーカーが作ったシューズをランニングシューズとして使用するのが望ましいです。
まとめ
小さい子どももランニングをすることは多いですが、現状としてはそのような小さい子ども向けのランニングシューズがほとんど販売されていません。
そのため、スポーツ用のシューズでランニングをする必要がありますが、スポーツ用であれば何でもいいかというとそうではありません。
子どもの足の成長を妨げないような、あるいはけがの原因になりかねないようなシューズの着用は避け、ランニングに適したシューズを履く必要があるのです。