ナイキのバッシュ、おすすめはどれ?
実際にバスケットをやっている人から普段履きの人まで、幅広く使用できるのがバッシュのいいところです。
街でもバッシュを履いている人を結構見かけます。
今回はバッシュの選び方から、メンテナンス、ナイキのおすすめシューズまで幅広く紹介していきたいと思います。
部活やストリートでバスケをやっている人から普段履きの人まで、楽しんで読んで下さい。
バッシュに興味をもったきっかけ
私が、バッシュに興味をもったきっかけはNBAです。
当時は、衛星放送で視聴していました。
ブルズ黄金時代の1990年代です。
もう、かなり昔の事になりましたね。
その当時はマイケル・ジョーダンが現役バリバリで活躍していました。
彼のバッシュである「エア・ジョーダン」がブームになったのもこの頃です。
その後、衛星放送が見られなくなったため、しばらくバスケットから離れる事になりました。
ペプシのCM
再びバスケットに興味を持つきっかけになったのは、動画サイトで見たペプシのCMです。
2015-16年シーズンを制したクリーブランド・キャバリアーズにおける「BIG3」の一人、カイリー・アービングが出演しているコマーシャルと言えば、ご存知の方も多いでしょう。
彼が、特殊メイクを施し「ドリューおじいさん」としてアマチュアのストリートバスケットに乱入します。
アマチュアといっても、バスケットに心得のある人たちです。
「ドリューおじいさん」は、最初緩慢なプレイを連発し、周囲の失笑を買います。
しかし、そこはNBA屈指のポイントガードです。
後半からはスーパープレイを連発し、コート周辺はお祭り騒ぎになります。
音声を聞いていると、アマチュアのプレーヤーの一人が「Get out of here!」と言っているのが聴き取れます。
これは「出て行け」という意味ではありません。
「信じられない!」とか「嘘でしょ!」といった意味です。
この時、「ドリューおじいさん」ことカイリー・アービングの履いていたシューズがナイキです。
面白いCMなので興味のある方は、ぜひ一度見て欲しいと思います。
私自身、この動画を見て再びバッシュに興味を持つようになったのです。
バッシュの各部分の説明
バッシュを購入しようとネットを見ても専門用語が使われており、わかりにくいケースが多いと思います。
そこで、シューズ各部の名称を説明していきましょう。
・アッパーシューズの甲の部分を包んでいる部分の総称です。
この部分には主に生地素材や皮革素材が使用されています。
・アウトソール靴底、特に地面と接地する部分を指します。
・ミッドソールいわゆる「中間のソール」です。
アウトソールとアッパーに挟まれている部分の事です。
・ヒールシューズのかかと部分です。
・トゥシューズのつま先部分のことを指します。
・シューレス靴ヒモのことです。
・シューホール靴ヒモを通す穴のことを指します。
バッシュの選び方
まず自分の足の幅を把握しておきます。
足の幅は個人差が大きいので一概に足のサイズでは測れません。
またサイズ合わせは、午後にする事をおすすめします。
人間の足は0.5~1.0cmくらい夕方の方が大きくなります。
これは立って活動しているうちに、重力の影響で血液が下にうっ血してくる事が原因です。
必ず試し履きはしましょう。
つま先部分は約1.0cm前後の余裕が必要です。
あまり余裕がないと、負荷がかかった時に、足の指の骨折や爪が剥がれる原因になります。
また、ヒール部分は、かかとを包み込むようにフィットするのがベストです。
ジャンプした時ヒール部分が脱げてしまうようでは着地の時、捻挫のような怪我をする恐れがあります。
このあたりは、お店の人と相談しながら決めていけばいいでしょう。
バッシュの手入れ
足は、1日にコップ一杯分の汗をかくと言われています。
そしてそのうちの30%が、靴にしみ込むと言われています。
当然、メンテナンスをしなければ雑菌が繁殖し、臭いや汚れの原因になります。
細菌の消毒に便利なのが、次亜塩素酸水のスプレーです。
強烈な除菌力を持っていますが、手に触れても安全なため市販のスプレーとしても販売されています。
もう一つおすすめなのが、消毒用エタノールです。
スプレー容器に入れ毎日吹きかければ、一週間程度で効果を実感できると思います。
バッシュの洗い方
汚れや臭いがひどくなってくれば、当然洗わざるを得なくなります。
まずは、シューズブラシを用意します。
シューズブラシは、百均でも2本一組で売られています。
バケツのような容器にぬるま湯を入れ、少量の洗濯用洗剤を溶かします。
あとは、洗剤を溶かしたお湯を使用しシューズブラシでバッシュを洗っていきます。
あまりゴシゴシやるとアッパー部分の生地などは、すぐに傷んでしまいます。
丁寧にやるようにしましょう。
シューズの内部も、つま先やかかとの部分を念入りに掃除します。
臭いの原因になっている場合が多いからです。
ある程度汚れが落ちたら、次は洗濯ネットに入れ洗濯機で洗います。
この時は、短時間モードを使用して下さい。
あまり長い時間浴槽内で撹拌すると、シューズが傷んでしまうからです。
また洗う時は重曹を使います。
洗濯用洗剤を使ってしまうと特有の生乾き臭が残ってしまうからです。
あとは風通し良い日陰に干しておけばいいのですが、盗難などの恐れがあれば部屋干しでも構いません。
また靴用のハンガーやスタンドなども販売されているので、そういうものを利用してもいいでしょう。
ここで紹介したのはあくまで自己流の洗い方です。
洗浄する時は、自己責任で行って下さい。
不安がある場合は、履きつぶしたシューズなどで一度やってみるといいと思います。
ナイキおすすめのバッシュベスト4
ナイキといえば、往年の名選手や現役のスーパースターの名を冠したモデルが多い事で有名です。
今回は、その中から4つのバッシュを選んでみました。
シューズ名の末尾についている「EP」というのは、「Engineered Performance」の略で、足型が幅広のモデルです。
欧米人より足の幅が広い、日本人向けのモデルと考えればよいでしょう。
ちなみにアメリカでは、ナイキのバッシュを履いている人が多く、日本ではアディダスを履いている人が多いそうです。
ジョーダンCP3.X
伝説の名選手マイケル・ジョーダンにちなんだモデルです。
側面と足裏部分に彼の滞空時間の長いダンクのデザインが施されています。
足の甲の部分には、継ぎ目のない光沢感のある生地を使用しています。
靴底のNike Zoomエアユニットが着地時の衝撃を吸収します。
ジョーダン自身がオールラウンダーであったようにガードからフォワードまで、ポジションを選ばない汎用性のあるバッシュです。
レブロンソルジャー10EP
現代におけるNBAのスーパースター、レブロン・ジェームズのモデルです。
彼自身のポジションがスモールフォワードという事もあり、強靭さと俊敏性にこだわったモデルとなっています。
特徴は、やはり3つのストラップ構造で足を固定する独特のデザインでしょうか。
この部分を見ただけでレブロンのモデルだとわかります。
個人的には、接触プレイの多いセンタープレーヤー向けのシューズだと思います。
カイリー 2 EP
ペプシのCMで紹介したカイリー・アービングのモデルです。
丸みのあるアウトソールが特徴ですね。
足の甲の部分を、ストラップでしっかり固定できます。
フィット感は良好で、一歩目が速く踏み出せる印象です。
まさにポイントガード向きのバッシュといっていいでしょう。
ただ、つま先やかかとの部分が丸みを帯びていて独特な形状をしています。
実際履いてみると合わない可能性もあるので、試し履きは必須のシューズといえるでしょう。
コービー 11
名門ロサンゼルス・レイカーズに在籍し、20年間にわたりリーグ最高選手の一人として活躍し続けたスーパースター、コービー・ブライアントにちなんだモデルです。
彼のポジションはシューティングガードでした。
カットインやペネトレイション(エリア内への切り込み)など、急な方向転換と加速に耐えうる仕様となっています。
コービーの名を冠したモデルは、全体的に見てオーソドックスでスマートです。
通気性に優れ軽量なので履き心地も快適です。
まとめ
どのバッシュを購入するか理由は様々です。
ただ、お気に入りの選手と同じモデルを購入するというのも理由としては有りだと思います。
私も今年のNBAファイナルを見て血が騒ぎ、前述した「カイリー2 EP」を購入してしまいました。
現在、普段履きとして使用していますが、このシューズを履いていると、どこまでも歩いていけそうな気分になれます。
この記事を参考にして、ぜひお気に入りのバッシュを見つけていただきたいと思います。