バッシュを選ぶときのよくある失敗は?避けるべきNGポイント6選
バッシュを購入するときは、適当に選んだりしてはいけません。
間違った選び方をすると、自分に合わない製品を引き当ててしまう可能性があります。
バッシュは、バスケットボールをするときの重要なアイテムですが、合わないものを選んでしまうと、快適に使うことはできません。
では、失敗を回避するために、NGとなるポイントについて詳しく説明していきましょう。
つま先がぴったりなものを選ぶ
バッシュを選ぶときは、「自分の足に合うぴったりなサイズを見つける」ということを意識して見比べていくものです。
それは間違いではありませんが、つま先の隙間には十分注意してください。
ぴったりなことにこだわりすぎていると、つま先にまったく余裕がない製品を選んでしまうことがあります。
つま先にほとんど隙間がないものは、走っているとかなり窮屈に感じるものです。
それでは、思う存分動くことができません。
余計なストレスを防ぐためには、あまりぴっちりしたものではなく、少し隙間のある製品を選んでおいてください。
つま先の隙間は大事
自分の足に合うバッシュを見つけようとすると、ぴったりフィットする製品を探してしまうこともありますが、適度な隙間は必ず確認しておくべきです。
まったく隙間がないものだと、窮屈に感じるだけでなく、足を痛めてしまうことがあります。
これは、つま先が強く圧迫されるような状態になるためです。
走ることで大きな圧力がかかり、痛みのために履いていられなくなることもあります。
そのため、「自分に合う=隙間なくフィットする」という考え方はやめてください。
自分に合った使いやすい製品というのは、ちょうどよい隙間があり、足の負担を少なくできるものです。
そのようなシューズを履いていれば、窮屈さや痛みなどを感じることなく、のびのびとバスケットボールを楽しむことができます。
少し大きめを狙う
足に負担のかからない本当にぴったりな製品を見つけるためには、つま先に約1cmの余裕があるものを探してみてください。
それくらいの隙間がある少し大きめのサイズなら、動きの激しい運動をしても、足が圧迫されることはありません。
ただし、大きすぎるものだと失敗してしまうので、2cm以上の隙間ができるものは避けておきましょう。
適度な大きさなら問題はありませんが、無駄に隙間が多いものは、足が安定しなくなります。
そうなると、動きにくく感じることも多いのです。
また、脱げそうになって足をひねるような事故にもつながります。
大きめを狙うとしても、極端なサイズを選んだりせず、動きやすさをしっかり押さえておいてください。
幅のきつさを優先しすぎる
バッシュを選ぶときは、幅のチェックも重要なポイントになります。
履いたときの足の遊びを少なくするためには、なるべくぴったりフィットするものが欲しいところです。
走っている途中で脱げかかるようなことを防ぐなら、ジャストフィットする幅は外せないチェックポイントですが、やりすぎはよくありません。
足が中で遊ばないことや脱げないことを重視していると、かなりきつめの幅を選んでしまうことがあります。
しかし、つま先の場合と同じで、きつすぎるものは痛みの原因になります。
脱げることがないとしても、履いていて足が痛くなるようでは、快適に使うことができません。
足の痛みが気になって転倒するようなことがあれば、怪我も防げなくなってしまいます。
余裕がありすぎるものは避けるべきですが、足を締めつけるほどきついタイプもNGなので、十分注意してください。
硬さをチェックしていない
バッシュの底は、少し柔らかい方が動きやすいものです。
そのため、硬さのチェックは忘れないようにしてください。
サイズが合っていれば、それだけで決めてしまいたくなりますが、靴底が硬すぎるものだと、速く走れない可能性があります。
硬さをチェックするときは、つま先とかかとに手を添え、軽く押してみましょう。
そのとき、硬すぎてほとんど形が変わらないものは選ばないようにしてください。
ある程度しなる製品の方が、走ったときに加速しやすくなります。
そうした屈曲性もしっかり確認して、思い通りに動けるものを見つけましょう。
甲の高さを見落としている
サイズを確認するときは、つま先や幅をチェックしていても、甲の部分はそれほど注目しないことがあります。
つま先と幅が合っていれば問題ないように思えてしまいますが、自分の足の甲と合わないものは、意外に窮屈さを感じてしまうものです。
そのため、足の甲と合っていることも、忘れずに確認しておいてください。
甲との相性がよいものを選ぶときは、シュータンの厚さが重要になります。
シュータンというのは、履いたときに甲に当たる靴紐がある部分です。
足の甲が高い場合、シュータンが薄いものを選ぶと、紐を締めることで強い圧迫感を感じることがあります。
ときには痛くなることもあるので、甲が高いなら、あまり薄い製品は避けるべきです。
甲の高さをしっかり考慮して、なるべく厚みのあるタイプを選んでおきましょう。
最初からローカットを選ぶ
バッシュを選ぶときは、足首の高さを考えることも大切です。
ローカットやミドルカット、ハイカットなど、足首にあたる部分は、製品によって違いがあります。
その違いをよく見て、自分に合ったものを選ぶようにしましょう。
ここで注意したいのが、初心者の選び方です。
バスケットボールを始めたばかりで、あまり慣れていないときは、体がうまくついていかず、足首をひねりやすいものです。
その点を考慮するなら、いきなりローカットのバッシュを選ぶのはよくありません。
初心者なら、足首を守ってくれるミドルカットかハイカットの製品がおすすめです。
バスケットボールに慣れるまでは、安全性をしっかりと確保しておいてください。
座ったまま試す
バッシュ選びで失敗しないためには、やはり試し履きをすることが一番です。
数字をチェックすることも大切ではありますが、それだけでは少し足りません。
足に負担をかけないものや走りやすいものを確実に見極めるには、試しに履いてみて、実際の感覚を確かめる必要があります。
そうすることで、わずかな違和感などにも気づきやすくなり、合わない製品を避けることができるのです。
ただし、試し履きの方法には注意してください。
ずっと座ったままで試していると、失敗することがあります。
バッシュは立って使うものなので、試すときにも必ず立つようにしてください。
足の広がりを含めて
立ち上がったときは、体重がかかって広がることで、足が微妙に大きくなります。
試し履きをするなら、なるべくそのときの感覚を確かめておくべきです。
座ったままだと体重のかけ方が足りないため、正確に判断することができません。
使うときに近い状態で試しておけば、間違いなく自分に合うものを購入することができます。
足裏が浮かないか
試し履きで立ち上がったときは、かかとを上げて、足裏がしっかり底についていることを確かめておいてください。
もし足裏が離れているようなら、サイズが合っていないということです。
ブカブカにならず、うまい具合にフィットしている状態なら、足が浮くことはありません。
まとめ
バッシュを選ぶときは、ここで紹介したようなNGポイントをしっかり避けるようにしましょう。
つま先や幅を適当にチェックしたり、きちんと立たないで試し履きしたりすると、自分に合わないものを選んでしまう可能性があります。
失敗しやすい選び方を避けて、足に合っていることを慎重に確かめて行けば、本当に使いやすいバッシュを購入することができるのです。
参考URL(文献)・根拠など
https://sakidori.co/article/238870
https://matsumidou.com/shoes.html
https://my-best.com/5155
https://td-basket.com/free/shose
https://sposhiru.com/2751
https://www.tottio.net/basketball-shoes-bassyu/