自分に合ったバッシュを選ぼう!初心者でも失敗しない8つのコツ
バスケットボールに欠かせないアイテムと言えば、やはりバッシュです。
なるべく自分に合った使いやすいものを選べば、よいプレーができるでしょう。
しかし、バッシュにも多くの種類があるので、初心者は選び方で失敗してしまうことがあります。
そこで、初心者でも失敗しないための、バッシュ選びの8つのコツを紹介しましょう。
目次
足の形に注意しよう
バッシュを選ぶ際は、まず、自分の足の形を知っておかなければなりません。
足の形も人それぞれなので、幅が広かったり、細かったり、偏平足だったりする人もいるでしょう。
そうした特徴がわかっていれば、自分に合うバッシュを見つけやすくなります。
例えば、足の幅が広い人は、横幅に余裕のあるバッシュであれば、快適に使うことができます。
また、偏平足の人は、アーチクッションに注意して選ぶことが大切です。
このように、足の形をしっかり把握しておけば、選ぶときの基準になります。
しかし、自分の足とはいえ、普段はあまり意識しないことも多いので、選ぶ前に、改めて確認しておくことをおすすめします。
自分の足をよく見て、特徴をつかんでからバッシュを選びましょう。
実際に履いて選ぼう
バッシュを選ぶときに最も大切なことは、実際に履いて確かめることです。
見ただけでは、履いたときの本当の感触まではわからないので、購入後に「思っていたものと違う」と感じてしまうことがあります。
そうした失敗を避けるためにも、しっかり試し履きをして選ぶことが大切です。
したがって、バッシュを購入するなら、通販よりも店舗の方をおすすめします。
通販は、場所や時間を選ばずに購入できますが、試し履きができないことはデメリットなのです。
少し手間ではありますが、失敗するリスクを減らすためには、実店舗に足を運びましょう。
また、履いてみるならば、しっかり両足で試してみることが大切です。
片足だけでも十分と思われがちですが、人間の足は、サイズや形が左右で微妙に異なる場合があります。
そのため、より確実に失敗を防ぐには、両方の足で確かめる必要があるのです。
サイズが合っているか確かめよう
試し履きをした際、注意しておきたいのは、そのフィット感です。
足に合うようでなければ、うまく動けなかったり、疲れやすくなったり、血行が悪くなることも考えられます。
また、大きすぎるサイズだと、足が中で動いてしまうため、捻挫の原因にもなります。
逆に、小さすぎる場合は、足の指を痛めてしまうこともあるのです。
そのため、サイズが合っているかどうかは、とても重要なポイントです。
一般的に、ちょうどよいサイズというのは、自分の足よりも0.5~1.0cm大きいものとされています。
大きすぎるサイズはよくないですが、少しは余裕も必要ということです。
つま先部分に隙間があり、指を自由に動かせるようなら、足を痛めることもないでしょう。
動いて確かめよう
試し履きをする際は、サイズを確かめただけで満足してはいけません。
履いてみたら、その後は必ず動いてみましょう。
歩いてみたり、ジャンプしたり、片足で立ってみたりと、いろいろな動きをしてみてください。
それでも違和感がなければ、自分にぴったりのバッシュと言えるでしょう。
これは、動くことで圧力がかかり、足の大きさが少し変わることがポイントです。
体重による圧力で、足底の接地面積は広くなります。
そのため、履いた時点では問題がなくても、動くときつく感じたり、歩きにくかったりすることがあります。
違和感がなく、スムーズに動けるものなら、安全に使うことができるでしょう。
購入は午後がおすすめ
足の大きさに注目するなら、時間帯も選ぶようにしましょう。
というのも、人間の足というのは、午前中よりも、午後の方が少し大きくなっているためです。
これは、立って動いているうちに血液が足に下がってくること、そして、足底のアーチ部分が体重で広がることが原因となっています。
つまり、午前中に履いたときと、午後に履いたときでは、微妙に違いがあるわけです。
こまかいことのようですが、朝と夕方では、1cmほどの違いが出る場合もあります。
そのため、より確実に選ぶなら、できるだけ午後に試し履きをしてください。
足が大きくなる時間帯で合わせておけば、あとできつく感じるようなことはありません。
ソールの硬さに注意しよう
バッシュを選ぶときに注目すべき点は、サイズやフィット感だけではありません。
ソールの硬さにも注意しておかないと、足に負担をかけることがあります。
硬さは、かかとを持って、つま先を押すようにすると、簡単にチェックすることができます。
それでどの程度の曲がり方をするか、よく見てみましょう。
ほとんど曲がらないような場合は、硬すぎるバッシュです。
硬いバッシュには、俊敏な動きができるというメリットがありますが、フォームが安定していない初心者が使うと、足に大きな負担をかけてしまいます。
そのため、初心者が使う場合は、ある程度の柔らかさが必要になるのです。
これは、試し履きをした際に、足の裏が曲がるかどうかでも判断できます。
中で足裏を曲げられるくらいの柔軟性があれば、ちょうどよい硬さです。
また、ソールが柔らかいバッシュというのは、踏み込んだときに少し沈むので、自然と強く踏ん張ることになります。
これは、瞬発力を鍛えるトレーニングになるので、初心者向きのバッシュと言えるでしょう。
甲の高さを確認しよう
サイズやソールの硬さをチェックしても、甲の高さというのは、意外と見落としていることが多いです。
しかし、甲が低すぎるバッシュは、そこだけダメージが大きくなり、壊れてしまうこともあるので、必ず確認しておく必要があります。
これは高すぎた場合も同じで、甲の部分の劣化が早くなってしまいます。
つまり、高すぎず低すぎず、ちょうどよいものを選ぶことが大切なのです。
そのためには、きちんと日本人用のバッシュから選ぶようにしましょう。
日本人は、欧米人よりも甲が高いので、専用に作られたものでないと高さが合わないのです。
日本人に合わせたものであれば、甲の高さでの失敗は少なくなります。
最初はローカットにしよう
初心者がバッシュを選ぶときは、ローカットとハイカットで悩むこともあるでしょう。
どちらにもメリットはありますが、初心者が使うのであれば、おすすめはローカットのバッシュです。
これには、初心者のフォームが関係しています。
先述したように、初心者のフォームはまだ粗削りなので、あまり安定していません。
その状態だと、足首を固定するハイカットは、怪我の原因になることがあるのです。
ハイカットのメリットは、足首の固定により靴との一体感を出すことですが、これが有効なのは、ある程度の経験を積み、フォームが整っている人の場合です。
フォームが不安定だと、変に固定されることで、足首に大きな負担がかかってしまいます。
そのため、最初のうちはローカットの方が安全なのです。
慣れてフォームが安定してきたら、ハイカットを使ってみるとよいでしょう。
まとめ
バッシュは、合わないものを使っていると、うまく動けないだけでなく、怪我をする可能性もあります。
そのため、バッシュを選ぶなら、決して安易な考えで決めてはいけません。
選ぶときは、ここで紹介したコツを参考にして、じっくり検討してみてください。
自分にぴったりなバッシュが見つかれば、バスケットボールをより楽しむことができるでしょう。