重い方が良い? 軽い方が良い? 重いバッシュと軽いバッシュのそれぞれのメリット

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バッシュには、重たいバッシュと軽いバッシュがあります。

でも、軽いバッシュと重いバッシュ、どちらを使うのが良いのでしょうか?

一般的には軽い方がよく見えるものですが、重たいバッシュもメリットがあるからこそまだ売られているのです。

そこでここでは、重いバッシュと軽いバッシュのそれぞれのメリットについて紹介していきます。

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軽いバッシュは疲れづらい

軽いバッシュの一番のメリットは、疲れづらいというところにあります。

靴を履くというのは、足におもりをつけるようなものです。

そうして足におもりをつけたら、当然足は疲れやすくなります。

そのおもりは、重たければ重たいほどに足を疲れやすくさせてしまうでしょう。

だから、重たいバッシュは足を疲れやすくさせて、軽いバッシュは足を疲れさせづらいという特徴があると言えます。

終盤にすごく効いてくる

軽いバッシュで足が疲れづらいというのは、終盤ですごく効いてきます。

何故なら、バスケというのは足にすごく負担がかかるスポーツだからです。

他のスポーツでも足には負担はかかります。

でも体育館というすごく足に悪いところで、全力でダッシュしたりジャンプしたり踏ん張ったりをずっと止めることなく繰り返さないとならないバスケでは、足への負担がすごくかかるのです。

そうして足への負担が強くかかる状態が長く続けば、次第にちょっとした重さでもすごく重たく感じるようになるのです。

そんな時に少しでも軽かったらどうでしょう。

少しでも楽に動くことができると言えます。

だから、軽い靴は終盤にすごく有利だと言えます。

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軽い分俊敏性が出やすい

軽いバッシュは、そもそもの靴が軽い分俊敏性が出やすいと言えるでしょう。

もちろんその差は微々たるものです。

でも、何度も言うように、靴というのは身体につけるおもりのようなものです。

300グラムの重りをつけて走るのと、500グラムのおもりをつけるのだったら、同じ人が走った場合必ず前者の方が有利になるでしょう。

もちろんコンディションやスタートの良さなどにより、実際にタイムを測ったら逆の結果になることもあるでしょう。

でも、理論上はどう考えてもおもりが軽い方が早く走れるのです。

ましてや風の影響などを受けるわけではない体育館の話です。

明らかに軽い方が有利だと言えるでしょう。

バスケでは俊敏性が大切になる

バスケというスポーツは、100メートルのダッシュをするスポーツではありません。

5メートル10メートルの短いスペースでのダッシュ力が要求されるスポーツです。

それはつまり、ほんの少しのおもりの差が、大きな差になってしまうということの現れです。

他のスポーツでは、ちょっとした重さの差などスピードには大きな影響を与えないかもしれません。

でも、バスケのように短いスペースでダッシュするスポーツの場合には、その差は大きいのです。

だから、スピードを重視するのであれば、軽いバッシュを履くのが良いでしょう。

元々スピードで勝負するタイプだったり、ある程度のスピードがあるという場合には、特に軽いバッシュがおすすめです。

重たいバッシュは踏ん張りやすい

では、重たいバッシュのメリットはどんなところにあるのでしょうか?

重たいバッシュの一番のメリットは踏ん張りやすいという事でしょう。

重たいバッシュは、重たい分グリップがしっかりしているので、グッと踏ん張ることができます。

バスケは、俊敏性も大切ですが、踏ん張る力というのもすごく大切になります。

たとえばリバウンドでのポジション争いでは踏ん張る力がないと話になりません。

すぐに良いポジションを奪われてしまい、全然使えなくなってしまうでしょう。

さらにそれだけではなく、高く飛ぶ為にも踏ん張る力は必要です。

人は、高く飛ぼうと思ったら、一度グッと踏んばらないとなりません。

それはいうなれば助走のようなものです。

重たいバッシュの方が高く跳べることが多い

つまりどういうことかというと、重たいバッシュの方が高く跳べることが多いという事です。

高く跳べるというのは、バスケにおいてはすごく大切な能力でしょう。

バスケでは高く跳ばないとならないようなシーンもすごくたくさんあります。

そんな時高く跳べないバッシュでは、ほんの少しの差でかっさらわれてしまう可能性が高くなります。

高く跳ぶ必要があるポジションの人は、チームのかなめとも言えますから、そこで負けてばかりいたらチームが弱くなってしまいます。

そういうこともあるので、そういうポジションの人は重たいバッシュを選ぶことをおすすめします。

重たいバッシュはひざなどへの負担が少ない

重たいバッシュと軽いバッシュでは、実は重たいバッシュの方がひざなどへの負担は小さいと言えます。

重たいおもりと軽いおもりをつけていたら、どう考えても重たいおもりをつけている方がひざへの負担は大きく見えるものです。

でも重たいバッシュには重いだけの理由があり、その理由こそが、膝への負担を和らげてくれているのです。

それが、クッション性です。

重いバッシュは、クッション性に優れているのです。

軽いバッシュはクッション性はあまりない

軽いバッシュは、軽さを追求しています。

もちろん最低限のクッション性はあるでしょうが、それでも重いバッシュのそれに比べると、そのクッション性は弱いと言えます。

だから、ジャンプしたりストップアンドダッシュを繰り返したりしているうちに、ひざへの負担が強くなっていくのです。

最後まで全力で動くための負担は小さいかもしれませんが、そうしてひざなどに負担をかけて行くと、いつか大きな怪我に繋がることもあります。

クッション性があると衝撃が少ない

当然ながら、重たいバッシュのようにクッション性に優れていると、衝撃がすくないという事になります。

衝撃が少ないという事は、それだけ負担が少ないというのも当然です。

あまり縦にジャンプしないひとであれば、あまりこのクッション性というのは気にしないでいいかもしれませんが、縦にジャンプする人にはクッション性というのはすごく大切なことです。

なので、そういうポジションの人はやはり、重たいバッシュを選ぶことをおすすめします。

ポジションやプレースタイルで決めるのが吉

重たいバッシュと軽いバッシュのどちらを選ぶべきかというのは、ポジションやプレースタイルで選ぶのが正解と言えます。

重たいバッシュの場合は、ジャンプ力が求められたり、たくさんジャンプしないとならないポジションの人に、軽いバッシュの場合は、スピードが求められて、最後まで全力で俊敏に動きたい方にぴったりになります。

こうして選んでいけば、バッシュ選びで間違えることはないでしょう。

こうした差は確かに微々たるものではありますが、メンタル的にはその微々たる差も、すごく自分に味方してくれます。

そういう意味でも、重たいバッシュを選ぶべきか軽いバッシュを選ぶべきかというのは、自分のポジションやプレースタイルに合わせて選んでいくべきだと言えるでしょう。

まとめ

重たいバッシュにも、軽いバッシュにもそれぞれにメリットがあり、それぞれのバッシュに向いている人がいるのです。

だから、どちらの方が優れているバッシュということはなく、どちらもある人にとってはすごく優れていると言えます。

自分にとっての優れたバッシュを選び、それによりさらにプレーの質を高めていってください。