ボンネルコイルとポケットコイルはどっちが腰痛にいいの?

マットレス・敷き布団

コイル

子どもの頃からずっと畳にお布団の暮らしだったのですが、それから大人になって引っ越しした先に畳がなくて、フローリングのお部屋にお布団を敷いていました。

すると敷布団がジメジメして、よく見ると黒い点々のカビが生えてるではありませんか。

これは急いで、寝る環境を整えなければと思いまして畳にお布団から、憧れのベッドへとチェンジを決心しました。

ベッド選びも大切ですが、まずはベッドにのせるマットレスを1番に考えたいと思ったことがマットレスについて詳しく知りたいと思うきっかけとなりました。



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ボンネルコイルとポケットコイル

マットレスなんて初めてです。

旅行先のホテルのベッドでしかマットレスに寝たことがないのでマットレスに種類があるなんでひとつも知りませんでした。

お布団と違って、買い換える頻度も少なそうだからマットレスの種類や特徴をしっかり理解して「よりよいお買い物をしなくては」と思いました。



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ボンネルコイルの連結されたコイル

マットレスはふかふか弾みがあるから、中にバネが入っているのはなんとなく想像がついていました。

ボンネルコイルのマットレスの中は、コイルという螺旋状の金属が連結されて、それが1枚の大きな金網のような状態になって入っています。

連結されて1枚となったマットレスが、全面で体を支えてくれます。

コイルが連結されているため、部分的な沈み込みが少ないようです。

ポケットコイルの独立されたコイル

ポケットコイルのマットレスは、ひとつひとつバラバラのコイルを、布の袋(ポケット)で包んで、それを一面に隙間なく敷き詰めた状態です。

ひとつひとつ布の袋に入れられているので、きしむ音が少ないようです。

ボンネルコイルとポケットコイルの違いをひと言で言うならば、コイルが連結されているか、ひとつひとつ独立されているか、ということなのですね。

そしてこのことで、二つのマットレスの寝心地や耐久性の違いがでてくるのです。

ボンネルコイルマットレスの寝心地

ボンネルコイルは、コイルが連結されているため、マットに横になった時に「体重がかかる箇所だけが沈む」ことがないから、マット一面全体で体を支えられている感じです。

そのことでマットが硬めに感じられる人もいるようですが、それは「畳にお布団を敷いている感じ」に近いと感じられる人もいるようですので、適度な硬さを求められる場合はボンネルコイルがおすすめです。

そして連結されたコイルは、マットレスの一面が全体的に湾曲している状態だから寝返りが打ちやすいようです。

もし同じマットレスに誰かと一緒に寝ていたら、隣の人の寝返りが自分に伝わって気になることもあるようです。

そして、自分も相手への配慮で、自分の寝返りを気にしてしまうあまり、よく眠れなかったってこともありそうです。

でも、部分的な箇所の沈み込みがないので、腰からおしりにかけて沈んでしまうことが少なく、腰痛をもった方には好まれるようです。

それは、適度な硬さと寝返りのしやすがさよいのでしょうね。

ポケットコイルの寝心地

ポケットコイルは、コイルがひとつひとつ独立しているので、マットに横になった時に体重がかかる場所と体重があまりかからない場所とでのマットの沈み具合が違ってきます。

そのために、マット全体がやわらかく、しなやかに感じるようです。

「マット全体にやさしく包み込まれた感じ」です。

ただポケットコイルは、体重がかかる箇所が部分的に沈むので、寝返りが打ちにくいこともあるようです。

だけど部分的に沈むことで、隣に寝ている人の振動は感じにくいようです。

それならば、お子さんやパートナーと一緒に寝るときは、ポケットコイルがおすすめです。

そしてコイルがひとつひとつ袋に包まれている分、きしむ音も抑えられているようです。

マットレスの管理

お布団はお天気のいい日に気軽にお外に干せるけど、マットレスにはそれはなかなか難しいことです。

でも、そんなに頻繁に買い換えるものではないので、できるだけ長く使いたいと思われるはずです。

マットレスを使う環境や使い方、素材によってその寿命はさまざまです。

6~7年とも言われれば、長くても10年というようにも言われます。

価格の違いはもちろんありますが、そこはやはり、マットレスの管理による差もでてきます。

マットレスも他の寝具と同じで、湿気やカビから守ってあげることが大切です。

外に運び出すことは難しいことですので、天気のいい日に窓を開け、壁に立てかけるなどして、マットの風通しをよくすることで湿気やカビを防ぎます。

マットを長く使うため、マットの上下、裏表を置きかえるなどして同じ箇所の沈みを防ぐことができます。

それは、その頻度が多いほど効果があるようです。

また、マットレスを洗うことはできないので、選択が可能なベッドパッドを敷くことで、汗や汚れからマットレス自体を守ります。

基本的に風通しをよくしておけば、マットレスの管理はそんなに難しくないようです。

まとめ

人は人生の約3分の1を睡眠時間に費やしていると聞きました。

それならば、その睡眠時間を大切に思う気持ちをしっかりと受け止めていたいです。

ただ寝ているだけではなく、身体や脳の疲れを回復させてくれている時間です。

身につけるもの、お部屋を飾るものも大切ですが、明日のために回復しようと休息している睡眠の時間も同じように、それ以上に大事にしたいものです。

心地よく眠れ、気持ちよく目覚める、自分の大切な寝る環境を整えたいです。

数々の寝具をはじめ、マットレスにもたくさんの違いや特徴がありますが、特徴をしっかり理解して、納得したものを選びたいです。

睡眠という大切な時間、ついつい価格を見比べてしまいがちですが大切なのは自分の寝ている身体を支えてくれることです。

自分の身体に合ったマットレスをしっかり見極めて、よいお買い物ができることを望みます。