ママチャリは内装変速と外装変速どっちがいい?

ママチャリ・シティサイクル

変速機

今や環境配慮や交通費節約のため、通勤や通学、買い物に自転車を利用する人が増えています。

その中でもお手軽に購入して利用できるのが、シティサイクルすなわちママチャリです。

ママチャリの魅力は、やはり価格が安いことや高額なスポーツバイクに比べ、多少メンテナンスフリーな部分があります。

基本的に、ブレーキやチェーンのメンテナンスを行えば、長い期間使用することが出来ます。



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1.外装変速機ってどんなもの?

自転車に詳しくない方にとって、『外装変速機』や『内装変速機』と単語を並べられても、イマイチ想像がつかないと思います。

そのため、ママチャリを購入する際、多段変速を購入することとなりますが、実際に使用しないギアがあります。

そもそも、変速段数が多い方がトクといった考えもある筈です。

しかし、6段変速以上になると、基本的に外装変速機が使用されています。

外装変速機とは単純に言うと、リアホイールの横に変速機が剥き出し状態で設置されているものであり、メカメカしいものと考えると良いです。

外装変速機を使用している場合、変速時に『カチャカチャ』といった音がして、ギアが変更されます。



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2.内装変速機ってどんなもの?

さて、内装変速機はどんなものかというと、リヤホイールの軸部分(ハブと呼ばれる)にドラム式のものが取り付けられています。

一見すると、フロントホイールに取り付けられている、ハブダイナモにも似ていますがこの中に変速機構が収まっています。

ママチャリに使用される内装変速機の多くは、3段変速のものが多く、車体価格に比例して変速段数も増えます。

内装変速機の場合、変速機本体内部でギアが切り替わるため、非常にスムーズな変速が行われることや停車中でも変速が出来るといった特徴があります。

3.どちらがおすすめなの?

では、外装変速機と内装変速機のどちらがママチャリに向いているかというと、街乗りでの使用が多く、信号での停車が多いほど内装変速機が向いています。

その理由はやはり、『停車時でも変速が出来ること』や『坂道の途中でも変速できること』が強いです。

実際に、外装変速機はチェーンの位置を変速機により変化させているため、チェーンが動かないとギアが変更されません。

その結果、信号待ちや坂道でギアを変更しても切り替わりが遅いといった問題があります。

一般的に通勤や通学、買い物に使用するのであれば、内装変速機の方がストレスフリーの変速機構と言えます。

また、外装変速機の場合、転倒時に破損する可能性があり、駐輪場で自転車がドミノ倒しになった際、走行不能になる可能性があります。

4.耐久性はどっちが良い?

ママチャリのメンテナンスは非常に面倒という方が気にするのは、どっちが頑丈かです。

ズバリ、内装変速機の方が壊れにくく、変速機自体のメンテナンスはあまり必要ないものとなっております。

外装変速機はギアが剥き出しになっているため、泥汚れが巻き込まれ安く、ギアに土がこびり付いたり、サビたりします。

そのため、定期的に清掃を行ったり注油をしたりと手を入れる必要があります。

一方、内装変速機の場合は、変速機構自体がケースの中に納められ、内部に水や泥が浸入し難くなっています。

そのため、雨の日に走行したとしても汚れたり、サビたりするのはチェーン部分となり、防錆剤配合の潤滑スプレーを吹き付けるだけで長く利用することが出来ます。

5.メンテナンス依頼は自転車店へ!

外装変速機や内装変速機のメンテナンスですが、基本的に自転車店へ依頼することがおすすめです。

外装変速機の場合は、チェーンの位置を微調整する必要があり、素人が調整すると変速機がものの見事に変速しなくなります。

また、内装変速機は構造が複雑なため、自転車整備士へ任せてしまいましょう。

内装変速機の場合、内部へのグリス注入を適切に行うことでスムーズな変速を取り戻します。

まとめ

ママチャリは、非常にお手頃な乗り物です。

荷物が積めることや、子供乗せ対応車であれば大人1人、子供2人が乗車することが出来ます。

しかし、変速機の選択を誤ると非常に乗り難いと感じることや壊れやすいと考えることもあります。

そのため、購入する際は自分の目的にあったママチャリの購入が重要なポイントとなります。

しかしながら、街乗り主体の場合は断然、内装変速機が良いでしょう。