まくらを干さないと危険な理由!洗い方や干し方も詳しく紹介
まくらを定期的に洗濯して干さなければ、健康に良くないと言われていますが、その怖さを知らない方は意外と多いです。
なぜ、まくらを洗濯して干さなければ危険なのか?
その理由や、まくらの洗い方や干し方を詳しく紹介します。
まくらは中材も洗える種類もあるので、これを機会にしっかりとまくらを清潔にして健康的な毎日を送れるように参考にしてみて下さい。
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まくらには多くのダニが?
まくらを洗濯して干さなければいけない理由として、まくらには多くのダニがいる事があげられます。
このダニによってダニアレルギーになる事があるので、まくらを清潔にする事は重要です。
そこでダニがまくらにいる理由やダニアレルギーの怖さについて紹介しましょう。
ダニがまくらにいる理由
ダニは布団に32万匹も生息していると言われており、その布団からまくらのほうへダニは移動しやすいと言われています。
なぜなら、ダニは人間の頭についているフケが大好物なのでまくらのほうへ移動してくるのです。
もしも横向きになって寝ていたら、鼻や口がまくらに近い位置にあるので、ダニを吸いやすくなってしまいます。
そうなれば、ダニアレルギーを発症しやすくなるので注意が必要です。
そして寝返りを打ったら、布団にいるダニが宙に舞ってしまい、多くのダニがあなたの体へ向かってくるのです。
しかし、以前までならダニアレルギーになる方は少なかったのですが、現在ではダニアレルギーを発症する方は増えています。
その理由が寒い冬の季節でも、遮断効果の高い家が増えた事で室温が下がりづらくなってきたのが大きく関係しているのです。
ダニの生息条件として、適温が20~30度と言われているので、室温が下がらないのはダニを増やす原因になっています。
そのように考えたら、まくらを定期的に洗濯をして干す事はダニ退治のために重要と言えるでしょう。
ダニアレルギーの怖さ
まくらを清潔にしていなければ、ダニアレルギーになる危険性が高くなって、ダニアレルギーの症状に苦しめられる場合があります。
ダニアレルギーの症状は、湿疹・鼻炎・皮膚炎・咳などがあります。
特に子供は免疫力が弱いので、大人よりダニアレルギーを発症しやすくなるので注意が必要です。
ダニアレルギーで、目に見える症状として肌が赤くなる湿疹で、見た目が悪くなるだけでなく肌のかゆみを感じてしまいます。
ダニアレルギーによる鼻炎は、鼻水が止まらなくなるのですが、花粉症になっている方はダニアレルギーである事が気づきにくくなるので注意が必要です。
ダニアレルギーによる皮膚炎は、ダニの死骸や糞から出てくる物質が肌に付着して炎症を起こすと言われています。
ダニアレルギーで咳が出てしまう原因は、のどや気管支の粘膜などへ異物が入った時にそれを吐き出すために咳が出てしまうのです。
ダニアレルギーの症状は、どれも辛いものばかりなので、まくらのダニには気を付けなければなりません。
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枕の洗い方を紹介
まくらを洗濯機に入れて洗った場合でも、残念ながらダニの成虫を退治する事は難しいと言われています。
しかしダニの卵やフンは洗い流せるので、まくらを洗濯する事は重要なので、その洗い方を詳しく紹介しましょう。
まくらカバー
まくらカバーを洗濯する場合は、他の服と一緒に入れても大丈夫なので難しい事ではありません。
ただし色落ちしやすい服と一緒に洗濯した場合は、その色がまくらカバーに付く場合もあるので注意したほうが良いです。
そしてまくらカバーをあまり洗濯していなかったら、頭皮の皮脂がまくらカバーに付いてシミになる場合があります。
もしもシミになった場合は洗濯機に入れて洗っただけでは、シミが落ちません。
そこで、洗面器に食酢と水を入れて、まくらカバーを手洗いしましょう。
この方法でシミを落としてから、洗濯機で洗ったほうが良いです。
パイプまくら
まくらの中材には様々な種類がありますが、その中でもパイプタイプは洗う事が出来るので、パイプまくらを使用している方は、健康のためにもパイプも洗ったほうが良いです。
パイプの場合は、洗濯ネットに入れて、他の服と一緒にしないで単体で洗濯機で洗うようにして下さい。
パイプはまくらカバーとは違って、干すだけでは乾かずにパイプの中に水が残っている場合があるので、干している間に1~2時間に1回はパイプまくらを少しゆらして水を切るようにしましょう。
まくらを干すタイミング
まくらを干す際に注意すべき点として、季節や時間帯に気を付けなければいけません。
そこで、まくらを干す時期やタイミングを紹介しながら、その理由を詳しく説明します。
花粉症の方が注意すべき時期
花粉症の方が注意すべき点として、花粉が飛んでくるシーズンを覚えておく必要があります。
花粉の種類には、ハンノキ・スギ・ヒノキ・シラカンバ・イネ・ブタクサ・ヨモギ・カサムグラなど様々なものがあります。
この種類にはそれぞれ飛来する量が多い時期があるので、花粉症が発症する時期は個人差があるのです。
そこで花粉症の方は、花粉症を発症する時期だけ、まくらを室内で干す事が重要です。
そうすれば、まくらに花粉が付く事を防げるので、花粉症を発症する危険性を低くしてくれるでしょう。
理想的な時間帯
まくらを干す時間帯も重要で、その時間帯は9時~15時と言われています。
この時間帯が太陽の光が当たりやすくて、まくらを乾かしやすい時間帯です。
夏場であれば問題ないかもしれませんが、その他の季節では15時以降はせまくらが冷えてしまうので、ダニを生息しづらくするためにも15時までに取り込んだほうが良いでしょう。
まくらの干し方
まくらを干す道具として有名なのが、針金ハンガー・洗濯ネット・強力まくら干しなどです。
この3つの種類には、それぞれ干し方が異なるので、詳しく説明しましょう。
針金ハンガー
針金ハンガーでまくらを干す場合には、2つの針金ハンガーを使って、針金ハンガーの間にまくらを通して干します。
まくらが薄型の場合であれば、針金ハンガーの間へ通せるはずです。
そして、薄型ではないまくらを干す際には、針金ハンガーの間を広げて下さい。
針金ハンガーの場合であれば、少し力を入れたら、簡単に針金ハンガーの間を広げる事が出来ます。
ただし広げてしまった針金ハンガーを元の状態へ完璧に戻すのは難しいので、まくらを干す専用のハンガーとして考えたほうが良いです。
洗濯ネット
針金ハンガーを広げたくない方におすすめなのが洗濯ネットを使う方法になります。
大型の洗濯ネットにまくらを入れて、その洗濯ネットを洗濯バサミで干せば、問題なくまくらを干す事が出来るでしょう。
もしも、まくらに入れられるほど大型の洗濯ネットがない場合は、他に代用出来る袋をまくらに入れても問題ありません。
ただし、その場合には、通気性のある袋でなければ、まくらを乾かしづらいので注意して下さい。
セリア強力まくら干し
100円ショップ『セリア』で販売されているもので『強力まくら干し』があります。
この強力まくら干しは、2つのパーツに分かれており、使用する際には連結させる必要があります。
この商品には、ハンガーのようにかけられるようになっているので、この商品をまくらの下側から支えるような形でまくらを干す事が出来ます。
まとめ
まくらを清潔にしておかなければ、ダニアレルギーを発症してしまい健康によくありませんが、まくらの干し方が分からなくて、まくらを干さない方は意外と多いです。
しかし、まくらの干し方は意外と簡単なので、その方法さえ分かれば、それほど面倒な事ではありません。
ダニアレルギーを発症したら、様々な症状で苦しんでしまう事になるので、定期的にまくらを洗濯して干すようにしましょう。