マットレストッパーってどういった寝具?上手く利用する方法は?
昔は寝具と言えば、敷布団に掛布団と言うシンプルさでしたが、今や安眠のための寝具の種類は大変に多くなっています。
しかも日進月歩で新しい品が開発されていますから、久しぶりに寝具売り場などに行くと目移りしてしまいますね。
さて近年話題のマットレストッパーですが、まだよくご存じない方もおいででしょう。
一体どういった寝具なのか、ちょっと見てみましょう。
12年間腰痛の私が絶対おすすめするマットレス・敷布団ベスト16ランキングはこちら
目次
寝具選びは慎重に
寝具は安眠のために欠かせない大事な道具です。
生活の疲れを取るためにも、出来るだけ慎重に選びたいものです。
特にあまり長く睡眠時間を取れない忙しい人の場合、限られた睡眠時間の中で出来るだけ上質な眠りを手に入れなくてはなりません。
とは言え、寝具と言うのは決して安いものではありません。
しかも長く使うことを前提とした場合、やはりいい品を購入することに越したことは無いでしょう。
中でも身体の体重を預けるマットレスや敷き布団は、充分に自分の体に合った素材で選びたいものですね。
しっかりと寝返りが打てて、しかも覚醒後に疲れを残さないような素材です。
選ぶのは大変ですし時間もかかりますが、妥協せずに選べばそれだけの価値はあるものです。
特に身体は百人百様ですので、口コミでいいとなっていても実際に使用して見ないと分からない、と言うのが難しさに拍車をかけます。
それでも理想の睡眠のために、理想の寝具を選んでいきましょう。
12年間腰痛の私が絶対おすすめするマットレス・敷布団ベスト16ランキングはこちら
理想の寝具だって永久ではありません
そうやって苦労の末選んだ理想の寝具も、永遠に使用できるわけではありません。
特にマットレスや敷き布団の場合、全体重がかかりますし、腰の部分などは特に重さがかかりますので、段々とヘタレてきてしまいます。
寿命が来てしまうわけですね。
こればかりはどうにも防げるものではありませんので、これはまた何とかしなくては行けなくなってしまいます。
また、寝具はまだまだいけそうなのに、どうも近頃寝苦しいと言う事もあります。
こちらの場合は、寝具では無くご自分の身体が変化して、それまでの寝具に合わなくなってしまったと言う事になった結果でしょう。
人間の身体は日々変化しています。
運動をしていなかった人が始めれば、明らかに筋肉も変化します。
逆に運動していた人がしなくなれば、これまた筋肉も骨格も変化していきます。
そこまで極端でなくても、加齢による変化と言う事もありますので、これまた寝具が合わなくなって当然でしょう。
出来れば寝具を新しく変えたい
こういった場合、出来れば身体のためにも新しい寝具を手に入れたいものです。
しかし寝具と言うのは、特にマットレスや敷き布団と言うのは、決して安価なものではありません。
加えて古い寝具の処理にもお金のかかる昨今です。
ここはちょっと我慢して、と言う方も少なくないでしょう。
しかしそれで身体が休まらなくなっては、あまりに悲しいものがあります。
身体の下に敷く、マットレスや敷き布団は安眠のために欠かせない寝具です。
出来れば何とかしたい、と言う方のためにマットレストッパーがあるのです。
マットレストッパーってベッドパッドと違うの
ベッドでマットレスを使用している場合、多くの方がベッドパッドも使用していらっしゃると思います。
ベッドパッドは割と薄手で、中綿をキルティング加工した品です。
これをマットレスの上に敷いて、汚れを防ごうとするわけですね。
特に夏の場合は、睡眠中に大量の汗をかきますので、この汗を吸い取る役目もあります。
汗が直接マットレスに吸い込まれてしまうと、マットレス自体が汚れて不衛生になりますし、マットレスを干すのはかなり大変です。
しかしベッドパッドなら簡単に洗濯できて干せますので、寝具を衛生的に保つことも出来ます。
ただしベッドパッドの場合は、薄手に作ってあるもので特にクッション性などは無いのが普通です。
マットレストッパーはこれとは一味違い、ウレタンなどが内部に入っているクッションと言う感じです。
パッドより厚手で、汚れなど防ぐだけでなく、寝心地の改善も出来る物と考えるといいでしょう。
マットレストッパーで出来ること
ではこのマットレストッパー、どういった場合に上手く利用できるのでしょうか。
へたってしまったマットレスなどの寝心地の改善に
マットレス自体が劣化してしまったけれど、でも新しいマットレスを購入するだけの余裕がない、と言うような場合にマットレストッパーで多少の改善が可能です。
勿論硬くなってしまった敷き布団などにも、効果的です。
マットレストッパーの場合大体厚みが、3cmから5cmくらいです。
出来るだけ寝心地を改善したい場合には、5cmの厚みのものがおすすめです。
それほどではないので、出来るだけ干したりするのに楽な方がと言う方には3cmの物で充分でしょう。
このトッパーの上にベッドパッドを重ねれば、汚れはかなりパッドが引き受けてくれるので、洗うのが少し難しいトッパーには効果的です。
それでもマットレスやトッパーの汚れが気になると言う方の場合には、トッパーの上にマットレスプロテクターを敷くことをおすすめします。
へこんでしまったマットレスの上に敷いてカバー
マットレスや布団の場合、一番体重がかかるのが腰の部分です。
そこだけへこんでしまうと言う事、無いでしょうか。
腰の辺りがへこんでしまって、どうも腰が落ち込んでしまって起きた時にだるい、もしくは腰痛が来てしまったなどの場合、さすがに新しいマットレスを購入も悔しい所です。
特に他には異常がないマットレスだったら、何とかしたいものですね。
こういった時にもマットレストッパーで、寝心地の改善がある程度出来ます。
へこんだ部分をタオルなど使用して、盛ります。
出来るだけ他の部分と高さの差が無いように、注意して盛りましょう。
この上にマットレストッパーを敷くわけです。
タオルを盛っただけでも勿論、マットレスのへこみは解消出来ますが、全体の寝心地が変わってしまいます。
それをマットレストッパーで、均一にするわけです。
マットレストッパーの素材にはどんなものが
これも現在は様々な素材が見受けられます。
ウレタンは勿論、高反発と低反発が揃っています。
ファイバーやラテックスなどの素材の物も、多く出ています。
これらのどれにするかは人によって違いますので、一概にどれが一番いいとは断言できません。
簡単なヒントとしては、それまで使用していたマットレスと同じ素材が無難でしょう。
もし今までの素材がどうも合わなくなってと言う場合は、逆の素材にしてみるのもよろしいでしょう。
例えば低反発のウレタン使用していたのがイマイチとなったら、高反発の物にしてみると言う感じですね。
気をつけたいこととしては、ウレタンなどは洗濯出来ませんので汚れに注意したいと言う事です。
ファイバーの場合洗濯出来ますが、サイズと厚みでかなり大変なので洗濯は出来ないという方向で考えたほうが、面倒はありません。
マットレストッパーのお値段はどのくらい
素材と厚みによってお値段にかなり差が出てきます。
勿論素材の質によっても、お値段の差が出ます。
大体のところでは、安いもので5000円台から見受けられますし、高いものだとその10倍の50000円台の物もあります。
安いものが悪いというわけではありませんが、やはり厚みに欠けますので寝心地改善ならそれなりの投資が必要です。
またマットレストッパー自体の寿命も考慮に入れれば、それなりのお値段の物を選ぶことをおすすめしたいです。
まとめ
まだ聞き慣れないという方のために、マットレストッパーについて簡単に解説しました。
正直寝具の寿命と言うのは、一概に何年と言えるものではありません。
寝ている人の体重や筋肉、寝返りの頻度などによっても変化するものなのです。
しかし起きた時に疲れを感じることが多くなったり、腰痛を感じたりしたらそれがマットレスや敷き布団の寿命を知らせるサインかもしれません。
そんな時に上手く、マットレストッパーを利用してみてください。