枕はどれくらい使えるの? 寿命は? また、上手な保管方法。
毎日、寝るときに必ず必要とされるまくらですが、どれくらいの期間使用されているでしょうか?
かなりの長期間つまり3年以上は同じまくらを使い続けているという方がアンケート調査ではわかっています。
この枕でなければ熟睡できないという方も多くいるのが現状です。
しかし、長期間使い続けることにはどのようなリスクがあるのでしょうか?
また、衛生的にも上手に保管する方法とは?
さらに、枕の適正な寿命についても調べてみました。
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枕どれくらいの期間使っている?または、使い続けたい?
枕に寿命があるとは考えにくいものです。
その大きな理由の一つは毎日、枕とともに過ごしている分、気づかないことが多いからだといえます。
毎晩、頭を支える枕は当然、消耗や摩耗されていくもので、頭は全体重の8%もあることを考えるならその消耗度は大きなものといえます。
全体的にどれくらいの年月、枕を使用し続けているのでしょうか?
約60%もの方々が3年以上は使い続けておられるようです。
そして、興味深い数値として10%もの方々がまくらを10年近く使用しておられます。
10年ですから1回の人生に7から8個ほどの数の枕を使用するという計算です。
では、枕はいろいろな種類の素材でできていますから、それぞれはどれほどの寿命なのでしょうか?
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枕の寿命とは、そもそもどれくらいなのか?
枕の寿命はそれぞれの素材によって大きく異なってきます。
そこで、枕の素材ごとにどのようなのかを見てみましょう。
1.3年ほどの寿命は羽根タイプ、低反発タイプの素材、そして綿です。
2.5年いわゆるポリタイプのものは少し長めです。
3.1年はソバガラの枕で自然素材なので短いです。
この寿命年数を見るならばある程度は納得されるはずです。
この年数以上を使ったがために枕がペッチャンコなんてことはあるはずではないでしょうか。
どのような変化が見られるなら枕の替え時なのか?
上記のようにある程度の目安となる年数についてご紹介しましたが、これはあくまでも平均的な数字であって絶対的なものではありません。
そこで、それぞれの素材を見て実際にどのような変化が見受けられるなら替えるべきかをご説明します。
ポリタイプ-基本的にポリそのものがペッチャンコになった時なので、そうなるとボリュームがなくなるのならこれは替えるべき時であるといえます。
そして、枕の中にダストが溜まるのを防ぐために洗うことをおすすめしますが洗うことができないタイプであるのなら替えるべき期間はさらに短くなります。
低反発タイプの枕-やはり、あの反発感がなくなった時こそ替えるべき時です。
この低反発こそが圧を分散させる効果があり、そこに低反発枕のだいご味でもありますから反発もなく形が崩れてしまっては意味がありませんので、そのような時こそ替え時です。
ソバガラ-こちらは自然のものとして安心してお使いいただけるものですが、消耗されるとそばの粉が出て体には良くないもので、替え時を知ってそうすべきなのは重要であるといえます。
もし、枕から黒っぽい粉が出るようですと、これは替え時のサインです。
枕使用の正しく、長く使っていただくための方法
では、長く使うためにどのように枕を使用すべきでしょうか?
まずは、洗うことができる素材なのかどうかを知っておく必要があります。
では、どのような素材が枕として洗うことができるのでしょうか?
次の素材が洗うことが可能な素材です。
ポリ系のわた、洗いオッケーなビーズ、パイプ、ボールなどです。
では、どのような枕素材は洗うことはNGなのでしょか?
ソバガラ、低反発のもの、洗えないと表示されているポリ系のわた、ビーズ、羽根などは基本的に駄目です。
では、どのように衛生的に使えるようにきれいにすることができるのでしょうか?
このようなタイプの枕は日干しや陰干しがすすめられています。
では、洗えるタイプはどのように洗うべきなのでしょうか?
洗って枕をしっかりメンテナンスする為のおすすめの方法
洗う前に、当然のことながら洗っても良いものかどうか確認する必要があります。
洗濯機で良いのなら、洗濯用ネットに入れます。
洗剤は中性洗剤を使用し、洗濯機のモードは弱いモードで洗ってもらうようにしなければいけません。
次に、手洗いのみでオッケーの枕ではこちらも洗濯ネットに入れて中性洗剤で洗います。
洗い終わった後はしっかりと洗剤を取り出すようにしなければいけません。
では、ここで知りたい洗ってはいけない枕のおすすめのきれいにする方法とは?
水洗いNGの枕のメンテナンスの方法とは?
水洗いがダメなソバガラなどでは、日干しや陰干しといった方法でメンテナンスすることが唯一の方法です。
まず、陰干しにすべきか、日干しにすべきかを見極めなければいけません。
陰干しで進められている素材が、ビーズ、低反発のもの、羽根といった素材です。
そして、日干しに良いとされているのがソバガラ、ポリわた、パイプといった素材のまくらです。
ここで、おすすめしたいのが次にご紹介している、枕干しアイテムです。
タダプラShee黒枕干し袋
こちらはブラックという色を利用して太陽光による熱を吸収して、しっかりと殺菌する効果を期待できます。
さらに花粉やほこりが枕にくっつかないようにしっかりとカバーされているのも特徴の一つです。
意外に侮れない枕干しの重要性、こちらのアイテムは要チェックです。
ここで、おすすめしたい比較的長めにつかえる枕
それでは、ここで寿命も長くメンテナンスもし易いおすすめの枕を幾つかご紹介します。
特に寿命が長くがテーマですが、日ごろからメンテナンスすることは、さらに重要なことで、これによって枕を使用できる期間も異なってきます。
しっかりとメンテナンスできるタイプの枕をご紹介します。
六角脳枕
こちらは驚きの形態での枕で、形は六角形ですが、そこにポイントありです。
人はただ、仰向きで眠るだけではなく横向きでも寝ます。
そこで、この形態によってどの寝方にも対応でき快眠をサポートしてくれます。
さらに、この枕は低反発のウレタン使用にこだわりを見せています。
独自の開発により完成されたもので、マイクロウェーブ素材で日本人に体に合った材質を使用しています。
また、この枕が長持ちする大きな要因として保冷素材を用いて無駄に汗をかくということを防いでいます。
実は、この冷却する構造が大きなポイントで人の体は脳が冷えたほうが快眠を促します。
つまり、汗をかいて枕をダメにするということもなく快眠をサポートするということです。
こちらは、暑さで寝苦しい、また枕を長く使いたいという方に自信をもっておすすめできる枕です。
ぽにょぽにょまくら
こちらは、女性におすすめしたい枕で、メンテナンスも簡単な色もピンクをベースにデザインされています。
体をまるごと包み込んでくれる三日月のような形をした大きめの枕ですが素材そのものが流動性のあるわたなので快適にやすむことができます。
また、衛生面でも枕を丸ごと洗濯機で洗いが可能なのも大きなメリットです。
高級枕ですが、長く使っていただくためにもおすすめできる女性向けの枕です。
横向き専用まくらYOKONE
こちらは、名のとおり横向きに十分に対応した枕で、肩こりや腰痛に対応したりいびき改善に横向きは大切という人間工学から横向きの重要性に重点をおいて開発された枕です。
そして、こちらの枕の素材もウレタンなので当然、長い間使用していただくことは可能です。
しかし、従来の低反発系のウレタンではなくリラックスウレタンという特殊素材によってつくられた枕です。
腰痛や肩こりに悩みながらも長年使いたいという方におすすめしたい枕です。
まとめ
枕はやはり短期間のスパンで交換するより質の良いものを上手にメンテナンスしながら使い続けることのほうが良いと結論できます。
毎日のことなので、すぐには変えることができないのが現状ですから良きパートナーと出会うことは快眠のための重要ポイントです。
枕は基本的に定期的に洗うことや日干しあるいは陰干しすることによって衛生状態を保つことができるので、賢く管理してできるだけ長く活用することにしましょう。