産前産後に緩みやすくなる骨盤を矯正するのにおすすめの骨盤ベルト
女性は妊娠をすると、骨盤が開きやすくなります。
妊娠によって開いてしまった骨盤は、出産後3~5ヶ月くらいかけて少しずつ元の正しい位置に戻っていきます。
しかし、筋力低下などが原因となって、骨盤が自然に戻ることが難しくなります。
そんな時便利なものは「骨盤ベルト」です。
骨盤ベルトを出産後に使用すると、開いた骨盤を元の位置に戻す手助けをしてくれます。
それでは、骨盤が歪んでいるのか確かめる方法や、産前産後におすすめのな骨盤ベルトを紹介します。
目次
骨盤が開いたり歪んだりしてしまうと
妊娠や悪い姿勢などにより骨盤が開いたり歪んだりしてしまうと、様々な悪い症状を引き起こします。
骨盤が歪むことによって体幹や血流も悪くなります。
そのことにより、冷え性や便秘やむくみ、腰痛や膝痛や股関節痛、生理不順や不妊、そして疲労回復能力の低下や肌荒れが起きてしまいます。
また、基礎代謝も低下し、太りやすくなります。
骨盤が歪んでいるのか知る方法
骨盤が歪んでいるのか知る方法は色々あります。
それではその方法について紹介します。
片足立ち
骨盤が歪んでいるのか知る方法として、まず片足立ちがあります。
やり方は簡単です。
目をつぶって片方の足で立つだけです。
この体勢で10秒以上立っていられない場合は、骨盤が歪んでいるのかもしれません。
その場で足踏み
この方法は、最初床に印をつけます。
その印の上に立ち目をつぶり、その場で足踏みを30回くらいしましょう。
そして、目を開けた時に印よりもずれていたら歪んでいる可能性が高くなります。
右側に進んでいたら右に、左側に進んでいたら左に、前に進んでいたら前に骨盤が歪んでいるかもしれません。
印よりも少しだけずれているのであれば問題ありませんが、1m以上進んでいたら歪んでいる可能性があります。
椅子に座って確かめる
姿勢を正しくし、椅子に座ります。
そして、力を抜き両手をぶら下げます。
この状態で、左か右どちらかの膝が前に出ていたら、膝が出ている方向と反対に骨盤がねじれているかもしれません。
椅子に座って確かめるその2
まずは椅子に座り足を組みます。
その次は反対の足を組みます。
右か左のどちらかが組みにくかったり、違和感があったりするとを感じたら、骨盤が歪んでいる可能性があります。
例えば左の足が組みにくい場合は、右に骨盤が向いています。
出産後の骨盤の歪みを治す方法
骨盤の開きや歪みを元に戻す方法は色々あります。
その中でも手軽にできるのは、エクササイズとストレッチになります。
エクササイズは、まず、床に座って足を伸ばし、お尻を使って前と後ろに進むことにより、骨盤が矯正されます。
それと、足を肩幅よりも少しだけ狭くして立ち、胸のところで腕を交差します。
そして膝の間に丸めたタオルを挟んで内側の筋肉を意識しながら、スクワットをすると骨盤が矯正されます。
ストレッチの方では、床に座って片膝を立て、膝と反対側の腕を、立てた膝の外側に置きねじることで骨盤が矯正されます。
これらのエクササイズやストレッチの他にも、整体などで骨盤を矯正してもらえることもできます。
そして、もう一つおすすめの方法は、骨盤ベルトになります。
出産後に骨盤ベルトがおすすめの理由
出産した後は、赤ちゃんの面倒を見たりしなくてはいけないので、エクササイズなどの運動は面倒だったりします。
また、気軽に整体に行くこともできないので、骨盤ベルトを使用することはおすすめです。
出産後に骨盤ベルトを使用することにより、骨盤が元の位置に戻り、出産後の様々な悩みや症状などを改善させる手助けをしてくれます。
自分に合った骨盤ベルトの見つけ方
自分に合った骨盤ベルトを見つけるには、サイズを測ることが重要です。
それには、だいたいではなく正確に正しく測ることが大切です。
サイズの測り方ですが、まずは床に横になって仰向けになりましょう。
そして、クッションや座布団などを腰の下に置きます。
これは、骨盤の位置を心臓よりも高くするために行います。
その後、骨盤ベルトをする場所(大転子)をメジャーで測ります。
これで、サイズの測り方は大丈夫です。
また、妊娠している時に8㎏以上増えてしまった場合は、1つ上のサイズを選び、8㎏以下の場合は妊娠する前のサイズで問題ありません。
それと、サイズの他にも骨盤ベルトの硬さを選ぶようにしましょう。
硬めの骨盤ベルトは、矯正する力が強くなっていますが、少々動きにくいところがあります。
それとは逆に柔らかい骨盤ベルトは、装着感がとても良いのですが、骨盤を矯正する力が弱めになっています。
それらを考慮して、自分に合う骨盤ベルトを選ぶと良いでしょう。
骨盤ベルトの締め方
骨盤ベルトを締める要点は、大転子と恥骨になります。
大転子とは、骨盤にある股関節、大腿骨の外側の出っ張った部分が大転子といいます。
これを分かりやすく言うと、太腿の外側を膝から上になぞっていくと、股関節の横らへんに少し出っ張った骨があります。
それが大転子となります。
そして恥骨の位置は、おへそから真っすぐ下に向かって触れていくと、股の上の辺りで硬いものがあります。
それが恥骨になります。
以上説明した、大転子から恥骨のラインに骨盤ベルトを巻くようにします。
締め具合は、恥骨の場所辺りに手が軽く入るくらいにして巻くのがおすすめです。
でも、緩すぎると効果が薄れてしまいますので注意が必要です。
また、逆にきつく巻いてしまうと。
血の流れが悪くなり、逆に腰痛を起こして、むくみなどを起こしてしまいます。
それと、動いているとずれてしまうことがありますので、日常の生活でずれていないかチェックすることも必要です。
産前産後におすすめのな骨盤ベルト
それでは、産前産後におすすめの骨盤ベルトを紹介します。
トコちゃんベルトⅡ
産前前から使用できる骨盤ベルトとしておすすめの物は「トコちゃんベルトⅡ」になります。
この骨盤ベルトは、妊娠や出産や出産後まで、健康的な体を維持する骨盤ケア商品になります。
妊娠している時の骨盤が緩むのを防止し、出産後の骨盤の緩みを改善させます。
この骨盤ベルトの効果はその他にも、お尻の痛みや腰痛、出産後に大きいお尻になることやO脚の軽減にもなります。
そして、痛いところはないけれどトイレが近くなり、恥骨部分が緩んでいないが恥骨が傷むような方にもおすすめとなっています。
トコちゃんベルトⅡの効果
妊娠をすると、リラキシンというホルモンが分泌され、このホルモンが原因となり骨盤が開きやすくなってしまいます。
妊娠中、程々に骨盤が開くことは問題ありませんが、骨盤が開きすぎてしまうと出産後に元の正しい位置に戻すことが困難になります。
そしてその影響で様々な症状を引き起こしてしまいます。
そんなことが起こらないようにするのがトコちゃんベルトⅡです。
先程も言いましたが、トコちゃんベルトⅡは骨盤関節が緩むのを防止し、骨盤が緩むことによって起こる症状を防止します。
トコちゃんベルトⅡはいつから使用できるのか?
トコちゃんベルトⅡは、妊娠していなくても使用することができます。
そして、産前産後にも使用できるのでおすすめです。
妊娠をすると骨盤が緩みやすくなりますので、早めに使用すると良いでしょう。
また、寝る時にトコちゃんベルトⅡを使用しても問題ありません。
切迫早産で安静にするように言われている方や、トコちゃんベルトⅡがなかったら寝返りが打てない方、そして起き上がるのが難しい方は寝る時もトコちゃんベルトⅡを巻くことをおすすめします。
寝る時に巻く場合は、ずれることを防止するパーツを付けましょう。
まとめ
女性は男性と違って子供を産むことができます。
出産は苦しいけれど、これは女性の特権となります。
しかし、そのことによって骨盤が開きやすくなり、色々な症状を引き起こしてしまいます。
そんな症状を防止するためにも、骨盤ベルトを使用すると良いでしょう。
以上紹介した「トコちゃんベルトⅡ」などの骨盤ベルトを使用し、産前産後の生活を気持ちよく送りましょう。