祐徳薬品の薬用入浴剤「アビアントK」で、寒い冬も盛夏の時期も腰痛改善
冬の寒い時期は、温かい寝具を用意して眠ろうとしても寝付けない時は、手足や腹部が冷たくなっていませんか?
体の冷えは筋肉を緊張させて寝つきを悪くさせます。
睡眠がしっかり取れないと、体のいたるところに不調があらわれます。
慢性的な疲れで引き起こされる症状の一つに腰痛があります。
疲労回復や慢性的な腰痛には入浴で体を温めて質の良い睡眠を取ることも有効です。
そこで、寒い冬だけではなく、盛夏の頃に使っても気持ちがいい、私がおすすめする温浴効果が体に心地良い入浴剤をご紹介します。
目次
私が「アビアントK」を使い始めたきっかけ
10代の頃、ニキビがひどく、病院で内服薬と塗り薬を処方されて治療しました。
そんな私の肌に良いものはないかと思ってくれた母が薬局でニキビやアトピーに効くとすすめられて「アビアントK」を買ってきてくれました。
はじめは皮膚のために「アビアントK」を使い始めたのです。
ニキビが治ってからは、ちょっとお値段がいいので「アビアントK」は買っていなかったのですが、腰痛持ちの生活がはじまってからは、夏になると「アビアントK」を使っています。
夏は手足の露出が増えて、汗もかきます。
夕方や夜になって、腹部や腰まわり、膝下の冷えを感じると太ももや背中の筋肉の張りを感じます。
そういう時に、「アビアントK」のお風呂に入ると、筋肉の張りが取れて、体も温まります。
なんといっても、お風呂上りのさっぱり感はどの入浴剤よりも私にとっては一番良かったです。
肌がさらっとして、汗の引きが良いのです。
寝る前に「アビアントK」のお湯につかると、清潔感でスッキリし、温浴効果で筋肉の張りが取れるのでリラックスしてぐっすり眠ることができました。
私は10代後半で腰椎椎間板ヘルニアを患い、20代でヘルニアが再発しました。
腰痛とは今でも付き合いがあります。
ヘルニアの炎症があるときは、お風呂で体を温めると炎症を悪化させるおそれがありますので控えます。
しかし、筋肉の張りや鈍痛、軽いシビレがあるときにぬるめのお湯で「アビアントK」につかるととっても体が楽になりました。
腰痛がなくても、慢性的な疲労を抱えている方、手足の冷えがつらい方にも、短い時間で温浴効果を得られるので「アビアントK」の入浴剤はおすすめです。
ご自身の体調や、皮膚の状態に合わせて入浴剤の量を調整できるので、使いやすいですよ。
痛みを和らげる主力製品を販売している祐徳薬品の薬用入浴剤「アビアントK」の効能
祐徳薬品工業さんといえば、主力商品に鎮痛消炎剤「パスタイム」、救急絆創膏「カットバン」があります。
「パスタイム」は、腰痛持ちの方であれば、使ったことがあるという方もいらっしゃるかもしれませんね。
「パスタイム」の有効成分として使われている「フェルビナク」という成分は、非ステロイド性抗炎症薬です。
「フェルビナク」は、痛みを感じる患部の皮膚から浸透させて、酵素の一つである「シクロオキシゲナーゼ」に作用します。
すると、炎症によって痛みを引き起こす「プロスタグランジン」という物質を抑制します。
これにより、つらい肩こり、腰痛、膝などの関節痛の痛みに効きます。
祐徳薬品さんは、体の「痛み」を和らげることに特化した製品の取り扱いがある会社さんです。
そんな祐徳薬品工業さんから販売されている薬用入浴剤「アビアントK」は、腰痛やリュウマチ、神経痛にも効果があります。
けして「フェルビナク」が入っているわけではありません。
しかし、薬用成分を皮膚から浸透させる技術は素晴らしいなと個人的に感心しています。
ドラッグストアやホームセンターの入浴剤のコーナーであまり見かけることがないかもしれません。
薬剤師さんが常駐しているカウンターや、湿布などの置かれた棚の近くで見かけることが多いです。
入浴剤のコーナーで見かけないときは、薬剤師さんに聞いてみると棚から取り出して見せてくれます。
薬用入浴剤「アビアントK」の効能と成分
タンパク分解酵と生薬、そして6つのハーブが使われています。
皮膚の汚れを分解し、血行促進をはかり、お肌をしっとりさせてくれます。
入浴剤の香りはオリエンタルブーケです。
入浴剤を入れたお湯の色は、美しいミントグリーンです。
私の湯上り後の感想ですが、香りは清々しく、ボディパウダーを全身にまとったような、サラサラとした感じがしました。
汗がすぐ引くのにポカポカが継続します。
寒い冬の夜、寝る前に「アビアントK」のお湯につかると、体も温まり、気持ち良く眠れます。
特別な清涼感はないのですが、私は冬よりも夏に好んで「アビアントK」を入浴剤として使っています。
■効能
●疲労回復
●腰痛
●リウマチ
●神経痛
●肩のこり
●冷え症
●あせも
●痔
●荒れ性
●にきび
●しもやけ
●ひび
●あかぎれ
●しっしん
●うちみ
●くじき
●産前産後の冷え症
■ 有効成分が皮膚の汚れを分解して血行を促進します。
●蛋白分解酵素
●炭酸水素Na
●生薬(ウンシュウミカン・柚子・レモン合剤粉末)
■その他の成分が肌のうるおいを守ります。
●キューカンバーエキス(1)
●アルニカエキス
●セイヨウキズタエキス
●パリエタリアエキス
●ゼニアオイエキス
●セイヨウニワトコエキス
●硫酸Na
●無水ケイ酸
●スルホコハク酸ジエチルヘキシル
薬用入浴剤「アビアントK」の容量と値段
浴槽のお湯180〜200ℓに「アビアントK」を20g入れるのが適正量です。
「アビアントK」は、細かい粉末状の入浴剤です。
計量方法は、入浴剤の入っている容器のキャップを使います。
チャップの内側に線がありますので、目分量でその線まで粉末を入れます。
線まで入れた粉末を浴槽のお湯に入れるようになっています。
しかし、ご自宅の浴槽の形や大きさでお湯の量は実際にどのくらい入っているかはかわかりづらいですよね。
なので、私はお湯にとけた入浴剤の色の濃さで量を決めています。
色が薄すぎると、普通の入浴時間では温浴効果を感じにくかったので、けっこう濃いめに入れています。
すると、短い時間でもしっかりあったまることができて、お風呂上りもさっぱりします。
ただし、半身浴や、長風呂をする予定の方は薄めに入れることをおすすめします。
お肌が本当にきれいになるのですが、私の場合、2時間くらい入っていると指先や手の甲の皮が早めにふやけてしまうことがありました。
皮膚の皮が薄めの方が長時間お風呂につかるときは、「アビアントK」を薄めに入れることをおすすめします。
入浴剤が薄めでも、半身浴や長風呂の場合は十分温浴効果を上げてくれます。
入浴剤の量を調整できるので、「アビアントK」は使い勝手が良くて私は気に入っています。
■容量と値段
●400g入りで約20回分が980円(税抜き)
●850g入りで約42回分が1,900円(税抜き)
●業務用(キャップ付きボトル容器ではなく粉末を箱買いになります)5キロ入りが11,000円(税抜き)
●業務用(キャップ付きボトル容器ではなく粉末を箱買いになります)15キロ入りが28,000円(税抜き)
女性におすすめ!
ローズヒップやバラエキスが入った「アビアントKR」で美肌を目指そう
「アビアントK」には6種のハーブが使われていますが、ピンクのボトルに入った「アビアントKR」には11種類の天然植物エキスが入っています。
保湿成分が高くなっているので、美肌を目指す女性に特におすすめです。
■「アビアントKR」の有効成分
●蛋白分解酵素
●炭酸水素Na
●硫酸Na
●ウンシュウミカン
●柚子
●レモン末
■「アビアントKR」その他の成分
●ローズヒップ油
●バラエキス
●アルニカエキス
●オドリコソウエキス
●オランダカラシエキス
●ゴボウエキス
●セイヨウキズタエキス
●ニンニクエキス
●マツエキス
●ローズマリーエキス
●ローマカミツレエキス
●リパーゼ(1)
●フェノキシエタノール
●L-グルタミン酸ナトリウム
●無水ケイ酸
●水
●BG
●黄5
●赤106
●香料
●d-δ-トコフェロール
●ジパルミチン酸アスコルビル
小分け包装で使える「アビアントKR」の容量と値段
「アビアントKR」はキャップ付きボトル容器の他にキャップ1杯分の容量を1包ずつ包装して販売もされています。
しかし、業務用は販売されていません。
「アビアントK」にはない、アロマ系ローズの香りやお湯の色の違いを楽しんでみるのはいかがでしょうか。
容器や箱の包装がピンクでかわいらしいですよ。
■容量と値段
●1包25g入りで1箱10包入りが1,200円(税抜き)
●キャップ付きボトル容器は850g入りで1,900円(税抜き)
まとめ
酵素を使った入浴剤はなかなかありません。
祐徳薬品さんで販売している「アビアントK」と「アビアントKR」にはたんぱく質分解酵素が入っているので、皮膚の汚れを落としやすくしてくれます。
血行を促進する生薬と、ハーブや植物エキスを使っているので、体に優しい入浴剤です。
湯上りは、汗の引きが早く、体が冷えにくいです。
寒い冬はもちろん、夏の意外な冷えにも最適な入浴剤です。
体を温めることで、筋肉の張りが和らぎ、慢性的な腰痛も軽く変わります。
お風呂の前に、20分から1時間程度の散歩やストレッチをすると、腰痛改善に効果的です。
「アビアントK」とご一緒に軽い運動を取り入れて腰痛と上手に付き合っていきましょう。