骨盤ベルトはお年寄りや妊婦だけでなく子供の段階から必要だった
骨盤ベルトを子供がしているとしたら、何かの病気なのかなと間違いなく考えると思います。
骨盤のゆがみは、ある程度の年齢の方や産後の女性を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
しかし、骨盤のゆがみは子供の頃からすでに始まっていて、骨盤のゆがみの悪影響は子供の頃から現れていることに我々が気づいていないだけなのです。
骨盤のゆがみを助長する生活習慣
想像以上の負担
最近は子供から大人までスマホ、ゲーム、パソコンを使用する時間が増える傾向にあって、姿勢の悪い状態を続けてしまいがちになっています。
悪い姿勢は本来の骨格の安定性ではなく骨格と筋肉に負担をかける形で成り立っていますから、スイカとほとんど同じ重さの頭を支える状態を無理な姿勢で続ければ骨格や筋肉にかなりの負担をかけることになってしまうのです。
スイカを両手でもっているだけでもしんどい感じが思い浮かびます。
日本人は欧米人に比べると骨格が華奢であるため頭の重さを骨格で支える続ける事が出来ずに筋肉に頼ってしまいます。
筋肉にかかる負担は相当なものになるため、様々なバリエーションの悪い姿勢を次々と投入してその場しのぎで負担を回避し、その結果として個性的な悪い姿勢を生み出すことにつながっていつのです。
知らぬ間に忍び寄る
筋肉にかかる負担は感じ取ることができても骨格にかかる負担は自覚しにくいため、知らず知らずのうちに蓄積されていきます。
この知らず知らずのうちに蓄積されていく骨格への負担の中で最も大きな影響を体に及ぼすものが骨盤のゆがみなのです。
骨盤のゆがみはホルモンバランスの乱れや自律神経のバランスを崩すことによる体の不調によるトラブルの原因、ひいては脳梗塞、脳出血の危険因子にもなりえるのです。
子供の頃の骨盤のゆがみは人生を左右する
学習能力と運動能力の低下
子供の頃のちょっとした癖や習慣は、姿勢の悪い状態を恒常化しやすく骨盤のゆがみを助長し、成長期であるがゆえにその後の影響は大きなものとなります。
姿勢が悪いから骨盤がゆがみ、骨盤がゆがんでいるから更に正しい姿勢がとりにくくなるという姿勢悪化のスパイラルにおちいり、自覚症状のない首や肩周りの血流の悪化による脳の栄養不足による、勉強しているときの集中力の低下や、勉強がはかどらなくなることによる勉強習慣の定着の阻害だけでなく、背骨の土台である骨盤のゆがみによって背骨のカーブが損なわれると、筋力の低下やバランス感覚の低下などの運動能力の低下をも引き起こす可能性があり、さらには脳の正常な発達を妨げることにもつながりかねないのです。
親の責任といっても過言ではありません
気付かぬうちに蓄積されている骨盤のゆがみによって、勉強嫌いや運動嫌いという性向になってしまう危険性は大いにあるのです。
加えて、子供の頃に定着したゆがみの根本原因である不良姿勢を矯正するのは非常に困難で、時間がかかるものとなってしまいます。
インターネット社会における避けようのない心身へのストレスからくる姿勢の悪化。
それが原因で骨盤がゆがみ、子供の将来に著しい影響を与えてしまうかもしれないとすれば、子供の骨盤の矯正は親の責任と言っても過言ではありません。
大人になっても厄介な不調の原因に
まさか骨盤のゆがみが
骨盤のゆがみの影響は体のさまざまな部分に現れますが、直接的な原因となっているものから骨盤のゆがみによって症状が悪化するものまで多岐にわたります。
具体的な症状としては、肩こり、腰痛、冷え性、むくみなどが挙げられますが、例えばむくみは、後頭部にある後頭骨と骨盤が連動しているため顔のむくみを起すことがあるというもので、この様なまさか骨盤のゆがみから起きている症状とは想像しにくいものが多いのです。
一番メジャーな症状である肩こりを例にとると、肩こりというと一般的には肩や首の周りの筋肉の緊張による頭痛を伴うような血行の悪化というイメージですが、骨盤のゆがみにより引き起こされている肩こりの場合には、いくら肩を回しても温めても効果がなく、そのうちに首がガチガチに固まってしまって回せなくなってしまったという人もいるくらい普通に考えたらまさかの根本原因ですから、それに気付かずに効果のない改善方法をこれでもかというくらい試して徒労に終わったという人が少なくありません。
骨盤のゆがみは隠れ潜んでいるだけ、気付きずらいだけの様々な体の不調の原因の有力候補なのです。
肩こりは国民病ゆえに
骨格が華奢な日本人は骨格で正しい姿勢を維持することが難しく、筋肉に頼ってしまうために肩こりが起きやすく国民病と言われたりもしていますが、それ故に様々な肩こり解消法や解消グッズが氾濫しているため、骨盤のゆがみによる肩こりの場合根本的な原因を治さずにその他の解消方法に振り回されてしまう肩こり難民となりかねない状況にあるのです。
解決策となりえない多くの解消方法に貴重な時間とお金を費やしてしまう回り道を回避するためにも、なるべく早い時期からの骨盤のゆがみのケアという意識を持つことが大切です。
骨盤は誰でも必ずゆがむ
健康生活に必須の骨盤矯正
骨盤のゆがみは病気のように、なる人とならない人がいるものではなく、すべての人がゆがむものなのです。
しかし、いったんゆがんだとしても、骨盤のゆがみの原因、運動習慣や適正な筋力の維持等の理由からリセットできる人もいるのですが、現代人の生活習慣は老若男女問わず骨盤のゆがみを完全にリセットするするには不十分な条件の生活を送ってしまいがちです。
いつも姿勢が良くて、毎日スポーツをしていて、三食とも栄養バランスの取れた食事をしているというような人は少数派で多かれ少なかれ骨盤のゆがみを招くような生活習慣に傾いていきます。
骨盤のゆがみの原因習慣はそのままで、運動する機会が減り、加齢による筋力の衰えが進めば何らかの体に現れた症状が悪化した状態で骨盤のゆがみを知ることになり、マイナスから骨盤矯正を始めなくてはなりません。
骨盤矯正は改善ではなく予防から取り組むことが、快適健康生活を送るためには考えている以上の大きな効果を与えてくれるのです。
健康だけでなく美容にも
骨盤の矯正は快適健康生活だけでなく美容効果をも手に入れることが期待できます。
骨盤が歪んでいると、骨盤の中を通っている太い血管が圧迫されるため血流の悪化をまねき、ひいては腰回りの筋肉を硬化させ全身の柔軟性が低下しかねません。
骨盤の矯正により血流の促進や姿勢の改善が促されることによって、代謝がアップして脂肪が燃焼しやすくなったり、前屈みでは緩んでしまう胸の筋肉を使用するようになりますから、バストアップにつながり、正しい姿勢の維持には背中、お尻、お腹の筋肉も使うことになり、くびれやヒップアップにも効果があります。
さらに、骨盤が開き気味で臓器が下がってしまうことでポッコリお腹になっていた人はポッコリお腹も解消されます。
何かと前屈みになりがちな作業の多い主婦の方でも、骨盤の矯正によって正しい姿勢の維持が容易になることで、日常生活がプロポーション良くしてくれるような作用を持ち始めるのです。
なぜ骨盤ベルトがおすすめなのか
子供の頃から骨盤矯正の意識を持つことがベスト
骨盤矯正は長く付き合っていけばいくほどその効果は人生をより良い方向に変えてくれます。
ですが、整体に通い続けるには費用が高くなりますし、骨盤矯正ストレッチ等は、やり方の学習や継続してやり続ける根気が必要となのハードルは比較的高いものになります。
その点骨盤ベルトは正しい装着の仕方で使用するだけでよいこと、買うベルトの選択を間違えなければ一生のうちにそういくつも買う必要はありません。
中には一生モノというくらい自分に適したものを愛用している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
装着感も古いタイプの骨盤ベルトのように不快なものではなく、子供用、男性用、妊婦用等の様々なタイプが発売されていますから自分にとって最適なものを見つけ出すことは難しいことではありません。
骨盤ベルトの選び方
まず絶対に避けるべきなのは、安価なものをとりあえず試してみるということです。
安価なもので効果を実感できたらそれなりのものをと考えるのは誰しも同じですが、安価なもので骨盤ベルトの本当の効果を実感する事はかなり難しいでしょう。
最低でも5000円以上の定価のものでなければ、骨盤ベルトの良さを知り使い続けていくという流れにはなりづらいと考えられます。
そして購入するならネットショップを利用することがおすすめです。
量販店でも安価なものは品揃えが豊富ですが、5000円以上の物の品揃えはネットショップに軍配が上がります。
寝る時の使用を考えると伸縮性のあるものが良いのですが、伸縮性が良すぎる状態を避けるための滑り止めがついているものがベストです。
幅の広すぎるものは締め付ける力が弱くなってしまいますのでなるべく避け、出来れば固定する部分が二本のベルトになっていて、計4箇所で固定できるようになっているものを選んでください。
まとめ
子供の段階から骨盤ベルトをつけること、によってもたらされる事になるであろうメリットはかなり大きなものがあります。
骨盤ベルトを使用することで骨盤の位置を正しく保つという意識を持つことができれば、正しい姿勢の方が楽なんだということを早いうちに身をもって知ることができますから、このことを実感した後は次第に姿勢がいいのが当たり前な人になれることは間違いありません。