マットレスからダニを追い出せ!安眠のためにできること

マットレス・敷き布団

マットレスは布団と違って気軽に干したり洗ったりすることができません。

毎日使うマットレスは実はダニがとても発生しやすい環境なのです。

マットレスにダニが住み着くと噛まれたり、アレルギーの原因になったりしてしまうことがあります。

マットレスにダニを寄せ付けない、そして追い出すためにはどうしたらいいのかについて紹介をします。



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マットレスのダニは怖い

マットレスはとてもダニの繁殖しやすい環境です。

ほこりや人間の汗が垢、フケなどを栄養にしてどんどん増えます。

とくに湿度と気温の高い春から秋にかけての季節には用心をしなければなりません。

ダニの中には噛むものもあります。

ダニに噛まれるととてもかゆいですし、痕もなかなか消えることがありません。

さらに、病気を媒介するダニもいて、感染すると肝機能や腎機能に障害をもたらしたり、高熱が出たりするものもいます。

また、ダニの恐ろしさは噛むことだけではありません。

空気中のダニやダニの死骸、フンなどを吸い込むと喘息やアレルギーを引き起こすことがあります。

喘息やアレルギーはさらに花粉症までなりやすくさせてしまいます。

マットレスは毎日使うものです。

安心して眠れる状態に保たなければなりません。

そのためにできることについて紹介をしていきます。



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ベットパットを利用する

マットレスは気軽に洗うことができません。

なので、できるだけマットレスを汚さないようにすることが大切です。

そこでおすすめなのがマットレスとシーツの間にベットパットを置くという方法です。

そしてベットパットを頻繁に洗ったり干したりします。

人が寝ている間にかく汗は一晩にコップ一杯分とも言われています。

この汗が毎晩毎晩マットレスに吸い込まれて言ってダニの養分になっていくのです。

ベットパットを使えば、汗をベットバットが吸収してくれます。

防虫加工のマットレスを使用する

マットレスの中には普通のマットレスよりもやや高価ですが、防虫加工を施してあるものもあります。

マットレスの中身が虫を寄せ付けない素材のものを使っていたり、表面に虫が繁殖しにくい加工を施してあったりします。

これらを使うことで、あまりこまめに手入れや対策をしなくてもダニが住み着きにくいマットレスを維持することができます。

しかし、シーツやまくらにダニが付くこともあるので、油断しないようにしましょう。

家全体を清潔にする

ダニはマットレスだけに住み着くものではありません。

家じゅうにダニは存在できます。

ダニが好むのは湿気と温度です。

そして、ほこりです。

こまめに掃除機をかけてほこりを減らし、換気よくすることを心がけましょう。

シーツを洗う

マットレスはなかなか洗うことは難しいですが、シーツは洗いやすいです。

寝具の中で一番洗いやすいものでもあるのでこまめに洗うようにしましょう。

目には見えなくてもたくさんの汚れを吸収しています。

マットレスを回転させて使う

一番汗をかき、ダニが繁殖しやすい環境になりやすいのはマットレスの中でも上半身の部分です。

なので、マットレスを定期的に裏がしたり、頭と足を入れ替えたりするなど回転させて使うようにしましょう。

マットレスのスプリングを長持ちさせ、マットレス自体の寿命を延ばす方法としてもとてもおすすめです。

日に当てる

布団程簡単ではありませんが、マットレスも干すことができます。

天気の良い日などにマットレスを日当たりのよいところに立てかけておきましょう。

裏がしたり、向きを変えたりして全面を当てるようにすることがコツです。

ダニは紫外線に弱いので減らすことができます。

ただし、ダニはマットレスの奥に入り込んでしまうこともあるので、絶滅させることは困難です。

干した後はマットレスの表面にダニの死骸があることがあるので、掃除機をかけて吸い込むようにするとより効果的です。

布団叩きでたたくのはマットレスを傷めたり、ほこりを出したりするので、しないほうがよいでしょう。

布団叩きは叩くのではなく、表面を撫でるように使うのがおすすめです。

掃除機を当てる

マットレスに定期的に掃除機を当てることも有効です。

元気なダニは掃除機で吸われてもマットレスに足を突き立てて踏みとどまることがありますが、死骸やフンは除去することができます。

布団専用のノズルを使うと効率よく掃除機を使うことができます。

マットレスだけでなく、掛布団にも掃除機をかけるようにしましょう。

ダニ除去スプレーを使う

シーツを洗ったり、マットレスを干したりすることが頻繁に出来ない人におすすめなのがダニ除去スプレーです。

スプレーをして、乾かすだけでダニを除去することができます。

ただし、使い過ぎると除去スプレーが効かないダニが出てきてしまうこともあります。

殺虫剤成分の入っているもの、入っていないもの、香りがあるもの、ないものなどがあります。

最初はあまり強力でないものを使うのがおすすめです。

マットレスだけでなく、ヌイグルミやソファなどにも使うことができます。

ダニ取りパットを使う

ダニを吸着し、捕まえるダニ取りパットも効果的です。

ダニを殺すのではなく、吸着するので、ダニの死骸が出ないことがメリットです。

定期的に取り換えることで効果を持続することができます。

燻煙剤を焚く

殺虫成分のある燻煙剤を焚くことで、マットレスの中だけでなく、部屋、あるいは家全体のダニを含む虫を殺虫することができます。

しかし、燻煙剤を焚くのはやや手間と時間がかかります。

隙間がないように部屋中を目張りしなければなりません。

また、食器や食料など口に触れるものには燻煙剤がかからないようにしなければなりません。

人間にも成分に影響があるので、半日程度は家を空けなければなりません。

さらに、燻煙剤は虫を殺すだけなので、燻煙剤が終わった家は虫の死骸だらけです。

徹底的に掃除機などで除去をしなければなりません。

また、燻煙剤は種類によっては寝具への使用はできないものもあります。

ベッドの位置を高くする

ダニは床付近に多く生息をしています。

ベッドの位置を高くすることでダニが付きにくくなります。

床、とくに畳の上に直接マットレスを置いてねむるとダニが付きやすくなります。

できるだけマットレスを敷く位置は高くしましょう。

とはいえ、ベッドの位置を高くするだけでいいと言うものではありません。

ベッドの下は湿気やほこりが溜まりやすいのでこまめに掃除したり、換気をしたりして、清潔に保つように心がけなければなりません。

まくらにも注意を

まくらは抜け毛やフケが溜まりやすく、ダニが繁殖しやすい環境です。

マットレスのダニ対策だけでなく、まくらのダニ対策も平衡して行わないといつまでたってもダニを減らせません。

まくらカバーもシーツと一緒に、あるいはそれ以上にこまめに洗うようにしましょう。

まくらの素材はストロー素材だとダニが付きにくいです。

天気がよければ天日干しもするようにしましょう。

布団乾燥機を使う

ダニは60度以上で90分加熱するとほぼ死滅すると言われています。

布団乾燥機でダニを死滅させましょう。

使用した後は掃除機でダニの死骸を吸い込みます。

まとめ

マットレスはしっかりとしたお手入れをしないとダニの巣窟になってしまいます。

ダニはとても小さく目で見ることも難しいです。

しかし、ダニは私たちの健康に大きな影響を与えます。

毎日、そして何時間も身体を預けることになるマットレスです。

できるかぎり清潔にし、ダニを寄せ付けないようにするように心がけることが大切です。